【閑話】人物?紹介(ダンジョン)
名前:迷宮主
性別:男
種族:人族?
今作の主人公。元は地球(に似た世界)に住んでいた30代のおっさん。
子供の頃から、他人の感情を読むのが異常なまでに上手かった為、かなりの気ぃつかいさんに成長した。その反面、悪意を持って接近する相手に対して容赦がない。元の世界ではセーブしていたが、この世界に来て枷が外れている。
他人に対する感覚を共有できる相手が居らず、漏れ出す内面を察知して仕舞う為、本当の友人と呼べる相手が居なかった。また、悪意を持った相手と接する時、周りの者は分からない為、それらをあしらう為に、基本穏やかな口調で当たり障りのない接し方をする癖が付いている。
社会の中で生きていく為に身に付いた癖で、周りに誰も居ない時や驚いた時などは、素の口調が垣間見える事があるが、中身は変わっていない。最初にこの世界に着いた時は、荒い口調をしていたが、周りに接する相手ができたことで、その癖が再発している。
その口調とは裏腹に、本性はかなり冷徹且つ薄情。他人に対して一切の良心を持たない、残忍な一面を持つ。但し一線を越え、仲間と認識した者(物)に対しては、反動なのか途端に親身になる。
当初は、自分の事を「私」と表現していたが、精神的に追い詰められた時期が在り、自分のあり所を失った頃がある。その為、確固たる自分を確保する、自分の事を「俺」と表現する様になった。
自分に対して、悪意を持たない者に囲まれて生きている今が、人生の中で最も幸せだと感じている。その為、それを壊す相手に対して、手加減をするつもりは一切ない。
小ネタ
この世界に来た際に、地味に肉体が若返って最盛期の20代くらいになっているが、自分の外見に興味があまりないので、気が付いていなかったりする。
名前:世界樹
性別:無し(女?)
種族:植物族
今作のヒロイン。人間に殺されかけたことによって、巨大なトラウマを抱える事となった、樹齢100年の少女。
現在は、迷宮主と周りの魔物たちのケアによって鳴りを潜めている・・・・・・が、人間に会った場合、どうなるか分からない位に不安定。極度の寂しがり屋であり、基本誰かと一緒に居るか、引きこもって何かに没頭していることが多い。
普通は毎日起きたりせず、もっと長いスパンで活動するが、ダンジョンを経由し迷宮主と魂が繋がった事で、時間の感覚が人に近いモノに成っている。
また、依り代を得たことで、迷宮主の感覚から人に近い感覚を得ている。だが、未だに人の姿に慣れていない為、感情が全て顔に出る。
今までに感じたことのない感覚と、その可愛さからモフモフの虜になり、重度のモフラーに覚醒した。そのモフって居る時の姿は、迷宮主を持ってしても、他人に見せられないと言わせる程に緩み切る。
友達が沢山居る今の生活が大層気に入っており、領域も広がったことによる防衛力の向上もあって、復讐心に捕らわれる事は少なくなっている。その為、焦って行動に移そうとはしなくなっている(止めるとは言わない)
迷宮主に対して、絶対的な信頼を寄せている反面、僅かな恐怖心も抱いている。その感情が何なのか、世界樹自身も分かっていない。
名前:プル
性別:無し
種族:粘液族、粘液系
最弱の魔物として生まれ、世界樹の解毒に多大な貢献をした子達の頂点。
称号<全ノ一>を持ち、魂が繋がっている同種の別固体の頂点に立つ個体。全ての粘液族を把握している。
スキル<群体>と称号<全ノ一>の相乗効果で、周りにもれない<念話>が使える事から、ほぼ全ての通信関係を担っている。
【世界樹の迷宮】で初めて生まれた魔物であり、迷宮主をパパと呼び慕っている。
名前:クロス
性別:男
種族:虫族、蟻系
最初に生まれた純蟲で、称号<迷宮主の寵愛>を受けた個体が進化した子。
その称号から、迷宮主の知識を一部受け継いでおり、迷宮主の考えに最も理解を示すことができる子。迷宮主が異世界から来た存在であることも理解しているが、迷宮主自体が話さない為、それを他人に言う事はしない。
迷宮主から寄せられる信頼や待遇の良さ、種族元来の性質と合わさって、迷宮主を狂信的までに崇拝している。迷宮主の為なら、命を懸ける事すらいとわないが、当人が止めるように命令しているので厳守している。
迷宮内でトップクラスの情報処理能力を持つ。
名前:アリス
性別:女
種族:虫族、蟻系
クロスの番。高い繁殖能力と、クロスの情報処理を一部受け持つことが出来るほどの、情報処理能力を持つ。無口だが、意外と嫉妬深い。
名前:コクガ
性別:男
種族:虫族、蟻系
切り込み隊長。集団で行動するアルト種の中で、飛び抜けた戦闘能力を持つ、戦闘狂。
その戦闘能力は、個で活動する魔物に匹敵する。口調は荒いが、面倒見がいい。
名前:クロカゲ
性別:男
種族:虫族、蟻系
魔法師団の隊長。高い魔法の才能を持ち、その才能の殆どを、農業に費やしている。食べることが好きで、食料生産にも関わっている。軽い口調で、良くしゃべる。
名前:アンコ
性別:女
種族:虫族、蟻系
工作部隊隊長。運搬、建築、偵察等々、集団で行動する蟻種の特性を生かした、活動を担っている。影が薄い事を利用した、索敵や警戒が得意。口下手、気ぃ遣い。
名前:カブト
性別:男
種族:虫族、甲虫系
戦闘要員。高い防御力を生かして、前線に出る盾役。日頃は、戦闘訓練の顧問を務める教官。
頑固でお堅い。
名前:ミツルギ
性別:男
種族:虫族、蟷螂系
戦闘要員。高い攻撃力を生かして、前線に出る戦士。日頃は、戦闘訓練の顧問を務める教官。
クールでストイック。
名前:タクミ
性別:女
種族:虫族、蜘蛛系
職人共の監視役。生産関係を一手に担う生産課の責任者。魔術に造詣はあるが、本人はファッションの方に興味がある。
名前:ホロウ
性別:男
種族:鳥族、梟系
隠密担当。高い隠密性と機動力を持ち、夜行性な事から背景に溶け込み、夜間の世界樹周辺の警戒を担当している。世界樹にできた洞を巣にしている。紳士的。
名前:モコモコ
性別:女
種族:獣族、羊系
領域管理担当。ダンジョン内の森に自身の縄張りを持ち、管理している。基本は、世界樹へと近づいてくる魔物をあしらう程度で放置している(それでも勝手に回るので問題なし)。
眠るのが大好き、日向ぼっこ大好き。基本寝ており、モコモコな体を世界樹が布団にして、一緒に昼寝していることが多い。
名前:モフモフ
性別:女
種族:獣族、兎系
領域管理担当。ダンジョン内の森に自身の縄張りを持ち、管理している。基本は、世界樹へと近づいてくる魔物をあしらい、気に入った相手を仲間に引き入れる事で、戦力増強に一役買っている。
体が小さく気配を隠すのも上手いので、見つけた相手によく襲われているが、捕まることはまずない。おどおどした態度とは裏腹に、かなりのコミュ力を持つ。モフモフな体を世界樹が枕にして、一緒に昼寝していることが多い。
名前:ビャクヤ
性別:男
種族:獣族、狼系
領域管理担当。ダンジョン内の森に自身の縄張りを持ち、管理している。黒い狐種と戦って居た、白い魔物の方。近々登場予定
名前:テラ
性別:男
種族:獣族、象系
領域管理担当。普段は雪原エリアを縄張りとしているが、食事の為に定期的に他のエリアに移動する。世界樹を中心にぐるりと回る様に進み、道中の植物を根こそぎ食べる事で、地上に光を届かせる。道ができ、植物がたくさん生えるので、魔物がよく集まる場所となる。超おっとりで、のんびり屋さん。
名前:ゲッコー
性別:男
種族:蜥蜴族、蜥蜴系
走り屋。とにかく走るのが好きで、領域内を縦横無尽に爆走する。その際、魔物が居る場所を積極的に走り、かき回す事で、適度に刺激し停滞しないようにしている。また、異常が無いか確認も行っている。テラが作った道をよく利用する。
料理が趣味で、道中の気になる食材を集めては調理している。その関係上、クロカゲと仲が良い。
名前:ゴトー
性別:男
種族:悪魔族、夢魔系
潜入工作員。瘴気を食す関係上、相手の感情を敏感に察知することができ、相手が最も好む姿になることができる。現在その能力を生かし、人の街であるエンバーに潜入中。紳士的な態度だが悪戯好き。
名前:ルナ
性別:女
種族:竜族
領域管理担当。迷宮外、外の山岳部に自身の縄張りを持ち管理している。
見た目幼体の竜だが、既に成体に達している小型の竜。
小型の魔物は、その体の大きさから、溜め込める魔力の量が小さいのが普通だが、特殊な黒い鱗を持つ。その鱗は膨大な魔力を溜め込み白く輝く。
強者であることに強い拘りを持ち、進化先もそれを優先して選んで今の姿となった。
無茶な訓練をすることができる今の環境が、大変お気に入り。(死んでも直ぐなら、薬で蘇生できる)強い方、努力する方が好きな、プライドが高いお嬢様。
迷宮主の娘を自称し、称号<迷宮主の愛娘>を持つ。迷宮内でトップクラスの戦闘力を持つ。
イメージ的には、
燃料ガン積みで、大量のミサイルを連発して来る、小回りが利く、高速移動が可能な小型ステルス戦闘機




