531、欲しいものがあるならば、どんな手を使ってでも手に入れるのは当たり前のこと
作品タイトル:黒騎士は出戻り姫を雪の中に囚える
作品URL:https://book1.adouzi.eu.org/n4063fh/
作者名:りすこ
レビュー日時:2021年 07月26日 17時56分
レビュータイトル:欲しいものがあるならば、どんな手を使ってでも手に入れるのは当たり前のこと
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髪の色、瞳の色が違う。
獄寒の国に生まれ、ただそれだけで両親からいないものとして扱われた白き王女。
母の身分が低い。
灼熱の国に生まれ、兄弟姉妹は敵でしかない生き方をするしかなかった黒い騎士。
これは、無垢な初雪に漆黒の墨汁を垂らすように始まる物語。
色の対比、世界観、人々の価値観。
ついつい話に没頭してしまうほど、よくできています。
狂気と正気の狭間を行ったり来たり。
寒波と熱波の応酬と、見応えたくさん。
ぜひとも登場人物の熱を感じて欲しい作品です!
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半ば衝動的に書いたレビューです。
いいストーリーでした!
貪欲に、愚直に。欲しいものを手に入れるために力を尽くす姿が印象的だったのです。




