518、近年稀に見る名作。ノクターンだからこそ生まれた英雄譚。
作品タイトル:王国へ続く道
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作者名:湯水 快
レビュー日時:2021年 06月03日 14時18分
レビュータイトル:近年稀に見る名作。ノクターンだからこそ生まれた英雄譚。
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父もいない母もいない。
戦うことしかできないエイギル。
そんな主人公エイギルだが、あっちの方もどっちの方も強さがとんでもない。
頭のできは至極単純だが、大切なものを見誤ることがない。
下半身に脳があるような男でも、誰も見捨てることなく面倒をみようとする姿勢はまさに英雄と呼ぶに相応しいものだ。
そんな日々を繰り返すごとにのし上がっていくエイギル。
増える家族、広がる領地。
どこまでも遠い旅路の果てに待つものは……
私は最終話で号泣しました。
このレビューは心を落ち着けてから書いておりますが、思い出しても泣きそうです。
第一話から最終話までの思い出が一気にフラッシュバックしてしまったのです。
これだけもの長い話なのに……
笑いあり!
エロあり!
裏切りあり!
戦乱あり!
そんな王道戦記ファンタジー。
エイギルが歩いた道は、まさしくタイトル通り『王国へ続く道』なのです。
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最終話で、まさかそこまで泣かされるとは思ってもみませんでした。
下半身に脳みそがある上に脳筋な男なのに!
めちゃくちゃ泣かされました。
感想欄に私の泣いたポイントがばっちり書いてあったりします。
マジで最近涙脆いような……




