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暮伊豆のレビュー帳 〜くれいびゅーだいあもん道  作者: 暮伊豆


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515、空から落ちた天使は傷つこうとも立ち上がる。

作品タイトル:悪役令嬢エレクトラ・プレアデスは病んだ執事の籠の中、微睡みに落ちる。


作品URL:https://book1.adouzi.eu.org/n7755gz/


作者名:ξ˚⊿˚)ξ <ただのぎょー(Gyo¥0-) ‬‬


レビュー日時:2021年 05月31日 02時21分


レビュータイトル:空から落ちた天使は傷つこうとも立ち上がる。



■□■□本文■□■□


英語圏には『pick up lines』という数多の言葉がある。

いわゆる口説き文句だ。

その中の一つに『ねえ、怪我してるの?』と切り出すパターンがある。

返事は『はい』だろうと『いいえ』だろうとその後はほぼ同じだ。

『だって君は天国から落ちてきた天使なんだもんね』と続くわけなのだから。


ここで重要なのは、そのような天使は自立できるのかということだ。

地上に落とされ傷つき、そして周囲は敵だらけ。

そんな、か弱い天使を守ってくれる存在は……


いる。

先ほどの問答からも分かる通り、天使に向かって声をかける側の存在がきちんといるのだ。


だから安心して読んで欲しい。

天使のような少女を守る者、それが例え病んだ悪魔のような執事であろうとも。


■□■□■□■□■□


このレビューを書いている時にシドニィ・シェルダンの『天使の自立』が頭に浮かんだ。‬

でも内容は思い出せない。‬

どんな話だったか。‬

でもエレクトラを見て、空から落ちてきた天使としか思えなかった。‬

だからこんなレビューになった。‬

なまこさんの作品は時々思い出して読みたくなる魔力がある。‬

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[一言] >なまこさんの作品は時々思い出して読みたくなる魔力がある。‬ わかる( ˘ω˘ )
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