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人物紹介(各編ごと)

「登場人物が把握しきれない」とのお声が多かったので、各編ごとの登場キャラをまとめておきます。間違ってURLを踏んだ、などの場合に備えて改行でスペースを空けておきますので、お手数ですがお読みになる際はスクロールしてください。

 































~序章編~


●トゥリウス・シュルーナン・オーブニル


 本編主人公。【奴隷殺し】、或いは【人食い蛇】。転生者で前世は日本人男性。貴族の次男坊で錬金術師で生きたがりな人間の屑。

 名前の由来は『円環面、円環体』を意味するtorusにIを入れたもの。ミドルネームは『環帯』を意味するannulusのアナグラム。ファミリーネームは北欧神話の『輪を作るもの』という意味の名をもつ蛇、オブニルから。輪っかが三つ、つまり○が三つのアレ。もしくは1から始まるオーパスシリーズに対するゼロ。




●ユニ


 本編ヒロイン。【銀狼】。オーパス01。奴隷でメイドで(元)冒険者な狂人。

 名前の由来は『統一された』『単一の』を意味するuniから。ユニフォームやユニヴァースのユニ。アルファベットにして逆から読むと『イヌ』になる……と作者も名付けた後から気付いた。なお、蛇も狼も共に悪魔の化身とされる動物である……ということに最近気づいた。

 黒髪緑眼で服装は臙脂色ベース、なのに二つ名に冠する色は銀という、色彩が迷子な子。




●ライナス・ストレイン・オーブニル


 トゥリウスの兄。マザコンでDVで神経質というアレな人だが、本作のキャラではマトモな方。

 ファーストネームとミドルネームは、円や丸をモチーフにしたトゥリ公と正反対にしようと、ライナーやストレートなど直線的な意味を持つ単語をもじったもの。一一〇。




●トゥリウスの父


 アルクェール王国オーブニル伯爵家当主。贅沢暮らしで浪費し、妻に苦労をかけて死なせ、非の無い長男を冷遇した、一言で言えばダメ親父。




●パウル・エグベルト・フォン・グラウマン


 魔導アカデミー錬金学科教授。トゥリウスの師で理解者で同類という、アレな人。




●フレデリカ・ユリアンナ・フォン・カステルベルン


 魔導アカデミー時代のトゥリウスの同級生。

 某作のとても有名なキャラクターと名前が似ている、と投稿してしばらく経ってからようやく作者に気付かれた。







~領主編~


●ドゥーエ・シュバルツァー


 トゥリウスの部下の元冒険者。【両手剣】。オーパス02。戦闘狂で常識人で死に損ないな悩み多き男。

 名前の由来はイタリア語で『2』を意味するドゥーエ(或いはドゥエ)と、ドイツ語で『黒』を意味するシュバルツから。ビバ・ノウレッジ的なアトモスフィアを感じさせる。日本人風に言い換えると黒田次郎?




●Mシリーズ


 量産型改造奴隷。ユニのデータを元に女性の奴隷を改造、洗脳したもの。制服はメイド服。MはメイドのM。




●Bシリーズ


 量産型改造奴隷。Mシリーズの男性バージョンで制服は執事服。Bはバトラー(執事)のB。




●リュック


 奴隷上がりで盗賊で良いお兄ちゃんな被害者。




●ドライ


 トゥリウスの部下のダークエルフ。オーパス03。冷淡で差別主義者でエロエロな洗脳係。左眼に洗脳の魔眼を仕込まれている。

 名前の由来はドイツ語で『3』。




●シャール・フランツ・シュミット


 トゥリウスの部下の人造ヴァンパイア。人間時代はアカデミーの降霊学科学生。オーパス04。処女厨で躁鬱気味で倒錯趣味の変態。

 名前の由来はヒンディー語で『4』を意味するChaarチャールをドイツ語っぽく読み変えたもの。フランツ・シュミットはドイツに実在した処刑人の名前から。ネーミングに苦労させられた男。特に男性名詞っぽいフィーリングの4を意味する言葉を探すこととか。クワトロとかカトルとかだと怒られそうですし。

 こんなのと一緒にしてはいけない。




●ジョルジュ・アンリ・ラヴァレ


 ラヴァレ侯爵家当主。中央集権派貴族のリーダー。陰謀家で女っ垂らしでチートな爺様。




●トゥリウスの母


 オーブニル伯爵夫人。物語の開始時、既に故人。ライナスの母、と呼んだ方がいいかもしれない。




●ヴィクトル・ドラクロワ・ロルジェ


 トゥリウスの(洗脳済み)家臣。マザコンで侯爵の隠し子で内政担当な便利屋。




●ジャン・ジャック・ルベール


 トゥリウスの(洗脳済み)家臣。貧乏男爵家の四男でゴシップ好きで銭ゲバな腹黒。




●モールト


 冒険者くずれ(本人はまだ現役のつもり)の用心棒。【飛燕剣】。薬中でカタナ使いで思い込みの激しいチンピラ。




●ガエルと『緑の団』


 王都ブローセンヌで活動するCランク冒険者パーティ。







~エルフの里編~


●フェム


 トゥリウスの作ったゴーレム。オーパス05。脳筋で戦闘狂で武器マニアなロボっ娘。

 名前の由来はスウェーデン語で『5』。




●バーチェ


 白樺の森のエルフ・ウィッテ族の女狩人。

 名前の由来は白樺の英名White Birchのもじり。ホワイト・バーチ→バーチェ・ウィッテという具合。某アニメのふとましくてキャスト・オフする機体でも、直線番長なメインブースターでもない。




●チャーガ


 ウィッテ族の少年。気弱で理屈屋でやる時はやる男な若き魔導師(エルフ年齢で)。

 名前の由来は白樺の木に寄生するキノコの名前から。寄生キノコと言うと聞こえは悪いが、整腸作用があり、ガン治療などに役立つ薬効もある品種らしい。




●ウィッテ族の長


 ウィッテ族のエルフを率いる長。




●ばば様


 ウィッテ族の魔法の先生で長の相談役。




●バーチェの父


 ウィッテ族の狩人。この小説ではとても珍しい、人の出来たお父さん。




●バーチェの母


 娘のボーイフレンドから小母さん呼ばわりされても怒らない、素敵な奥様。




●サイクロプス


 とても強い魔物。単眼の巨人。巨体と怪力だけが武器だが、生半な知恵や技術でそれを攻略することは難しい。改造前のドゥーエなら死を覚悟する――というか受け入れるレベル。改造後なら割と余裕で倒せる。なお、どこかの誰かが余計な事をしていなければ、ある程度の犠牲を出しつつも普通に集中砲火で倒せていた。




●Eシリーズ


 量産型改造奴隷。大量捕獲したエルフを洗脳、強化したもので、主にラボの周囲を取り囲む山林型ダンジョン『暗闇の大樹海』の管理・運営に当たっている。







~王都編~


●シモーヌ・メリエ・オーブニル(旧姓:ポントーバン)


 ライナスの嫁(形式)。お嬢様で仮面夫婦で節穴な若奥様。




●ピエール・シモン・カルタン


 カルタン伯爵家当主。

 名前の由来は数学者ピエール・シモン・ラプラスから。ラプラスの魔で有名なあの人。




●ジョゼフィーヌ・ルイーゼ・カルタン


 カルタン伯爵夫人。糟糠の妻で恐妻で悪妻なお方。




●アンナマリー


 カルタン伯爵の妾。彼との間にアンリエッタという女の子を儲ける。




●アンリエッタ・ポーラ・カルタン


 カルタン伯爵とアンナマリーの間に生まれた娘。将来の夢は「すてきなおよめさんになること」。




●カルタン伯爵の息子


 母親が過保護なモンペ過ぎてスポイルされたお坊ちゃん。




●シャルルVIII世


 アルクェール王国第三一代国王。

 本編では触れる機会が無いのでここに書きますが、アルクェール王国(他の国も)は単一王朝ではなく、何度か王朝交代劇を経験しています。「王室の直系が途絶えた!」「そうか、じゃあ分家の我が家が王位を――」「いや、王女が降嫁した我が家の方が――」みたいな感じ。なのでシャルルは正確には三十一代目というよりホニャララ朝のX代目と言った方が良いかも?




●メアバン伯爵


 中央集権派貴族の古参。




●ランゴーニュ伯爵


 中央集権派。若手の纏め役。




●シャンベリ伯爵


 地方分権派から中央集権派に転向した貴族。




●バルバストル侯爵


 地方分権派の大物と目される大貴族。穏健派で良識的な立ち位置にあり、対立派閥である中央集権派にも何かと交渉を行う為のパイプを持つ。とんでもなく我儘な娘が悩みの種。




●ルイ


 過去に暗殺されたアルクェール王国王太子。中央集権派の後ろ盾を得て、自分の地位を狙う弟フィリップと争っていた矢先のことであった。




●フィリップ


 過去に毒をあおいで身罷ったアルクェール王国の第二王子。地方分権派を味方に付けて、兄ルイの地位を狙い、彼が毒殺された矢先のことであった。




●ニコラ・ブリュノー


 王都ブローセンヌに住む売れない絵描き。




●クロエ


 ニコラの行きつけの酒場で働く可愛い女給さん。




●ガストン・ジュスト


 地方から王都へと上京し、市民に過激な思想を説いて回る『活動家』と自称する人物。その背後関係は謎に包まれている。謎に包まれている。







~マルラン編~


●セイス


 トゥリウスの部下のエルフ(養殖物)。オーパス06。天然で巨乳でマッドな眼鏡っ子。

 名前の由来はスペイン語で『6』。

 最初は「テンション高くてナルシストで虚弱モヤシっ子な『男』」の予定だったが、シャールと被ると気付いて急きょ女キャラに変更。お陰でオーパスシリーズの「女(01)→男(02)→女(03)→男(04)→女(05)……」という密かな登場順の法則が瓦解してしまった。あんまり意味は無い気がするけど。




●EEシリーズ


 量産型奴隷。ホムンクルス製造の技術を応用して促成クローニングした人工エルフ。EEは『Early Elf』の略称。

 こいつらの所為でEシリーズは一気に陳腐化してしまったが、人工的な存在であるEEシリーズに何か不備があった場合への保険として細々と存続させている。




●レオナール・クリストフ・ドルドラン


 アルクェール王国辺境伯。トゥリウスに洗脳され手駒にされた。




●ジョエル


 Cランク冒険者。パーティ『守護の天秤』のリーダー。剣士。




●ロザリー


 Cランク冒険者。パーティ『守護の天秤』所属。魔導師。

 とても有名なエルフキャラと名前が被ってしまったと後から気付きました。あ、この娘は混じりっ気無しに人間です。念の為。




●マリアーノ


 Cランク冒険者。パーティ『守護の天秤』所属。神官。




●シラン


 Cランク冒険者。パーティ『守護の天秤』所属。ハーフエルフの弓使い。

 名前の由来は『紫蘭』という花から。エルフ、ハーフエルフのネーミングは植物由来。え? キノコ(チャーガ)は植物じゃなくて菌類? げ、ゲームでも大抵植物族だし(震え声)。




●マンティコア


 魔物。討伐等級はB+。これは平均的Bランクパーティが二つ以上か、限りなくAランクの一、二歩手前にあたるレベルのパーティが必要な危険度である。改造前のドゥーエなら相討ちが最上の戦果という、強力なモンスター。通常ならCランク冒険者が太刀打ちできる筈が無く、逃げてもまず生き残れない。




●ジラール・レスアン


 Aランク冒険者。【赤獅子】パーティ『緋色の大盾』リーダー。剣士。




●セドリック


 Aランク冒険者。【紅蓮の壁】パーティ『緋色の大盾』所属。重戦士。




●ゴーチェ


 Aランク冒険者。【舞い猩々】パーティ『緋色の大盾』所属。野伏。

 猩々緋という色があるので、彼だけ仲間外れな訳ではないです(強弁)。




●ニノン


 Aランク冒険者。【朱の尼僧】。パーティ『緋色の大盾』所属。神官。

 無駄にエロい設定があったのだが、無駄だったので無かったことに。




●パーティ『四頭竜』


 全員が剣士で構成されたBランク冒険者パーティ。メンバーの入れ替わりが激しい為、時々C~D程度の実力しかない新入りが混じっていることもある。




●パーティ『黎明の使徒』


 全員が魔導師で構成されたBランク冒険者パーティ。前にトゥリ公とドゥーエの話していた「家を継げなかった貴族が冒険者になることもある」というパターンの好例。ちなみにロザリーの場合は政略結婚から駆け落ち気味に逃げ出したので、また別の例になると思われます。




●パーティ『アルス・ロンガ』


 Bランク冒険者パーティ。研究者で知識オタクでお花畑な危なっかしい連中。

 名前の由来はラテン語の格言『Ars longa,vita brevis(技術は長く、人生は短い)』から。トゥリ公激怒不可避なネーミングである。




●レイモン


 Cランク冒険者。渡り鴉。小狡く立ち回っていたが、あちこちから恨みを買っている上に悪評も広まっているので、謙虚さを身に付けない限り裏世界でひっそりと幕を閉じると思われる。







~ヴォルダン編~


●エリシャ・ロズモンド・バルバストル


 アルクェール王国近衛第二騎士団団長。【姫騎士】。じゃじゃ馬で戦闘狂で戦争狂なお姉さん。

 全然【姫騎士】らしくないので、ネーミングを間違ったかと後悔させられることも多々あります。




●アルフレット・シモン・プリュデルマシェ


 アルクェール王国近衛第二騎士団副団長。【双剣】。常識人で苦労人で名字で呼ばれない騎士。

 名字が無意味に長い。その上読みづらく覚えにくい。第二騎士団の連中はつくづくネーミングで失敗させてくれる、とは作者の弁。




●ニナ


 誰だよコイツ。

 ……えーと、ライナスの愛人な奴隷さんです。実は名前がありました。出すタイミングが無いし名前で呼んで意味のあるシーンも無かったしで、結局お蔵入りに。酷い。




●Sシリーズ


 量産型改造奴隷。近接戦闘特化型で、五体満足であるなら改造元を選ばないという生産性の高さがウリ。SはソルジャーのS。




●キレイなトゥリウス


 番外編に登場した想像上の気持ち悪い生き物。いや、本物に比べれば気持ち悪さはかなりマシだし、そもそも本物も架空の存在なんですけれども。

 もしもトゥリ公がユニと出会わなかった、もしくは治療に失敗して死なせていたらというIFの姿。『ウロボロス・レコード』のコンセプトは「不可能とも思える果てしない夢を追いかける主人公と、それをひたむきに応援する献身的なヒロインの物語(嘘ではない)」なので、そこからヒロインが抜けると夢を諦めて現実に向き合うようになります。その方が百倍マシですね。







~ヴォルダン戦役編~


●ユルゲン・バウアー


 ザンクトガレン連邦王国構成国バハリア王国出身の将軍。




●略奪好きの隊長


 ザンクトガレン連邦ヴォルダン侵攻軍の徴発部隊の一つを任された軍人。




●ヴイ


 V-01Y。新しい量産型改造奴隷Vシリーズのプロトタイプ一号。VはヴァンパイアのV。マルラン編で登場したシランの成れの果て。

 ちなみにシランの花言葉は「あなたを忘れない」「互いを忘れないように」「変わらぬ愛」など。「薄れゆく愛」というのもあるが、こちらは開き直って化け物になった場合のIFだろうか。なお、恒例の「後になってネーミングの意味に気付いたシリーズ」だった模様。




●V-02Y


 Vシリーズのプロトタイプ二号。マルラン編で登場したマリアーノの成れの果て。改造に失敗し拒絶反応を示して灰になった。




●アルレズ男爵


 トゥリウスに洗脳され傘下に収められた貴族の一人。地味にマルラン編で名前が出ていたりする。




●ロシュブール公爵


 アルクェール王国宰相。声がでかくて滑舌が良くてそれだけが取り柄の操り人形。




●シスターさん


 ラヴァレの愛人。裏を勘繰られることが多いですが、ただの超年上趣味な愛人です。




●聖王


 聖人。詳細は今後の更新にて。




●魔王


 災厄。詳細は今後の更新にて。




●ジャンフランコ・パオロ・ファントーニ


 聖王教会枢機卿兼オムニア皇国聖騎士団団長。詳細は今後の更新にて。




●何か胡散臭い神官の人


 詳細は今後の更新にて。予告で名前は出ていたような気がしますが。




●魔族


 人類の天敵。

 詳細は今後の更新にて。

 

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