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あなたは神を信じますか  作者: 赤木 咲夜
本編 第一章 魔法の世界編
40/51

037話

すこし時間が開きましたが連続投稿です。

「何か用で。」


私はピエロ男に問いかける。恐らく話しかけるのを待っているのだろう。

全く面倒だ。


「私は魔法ギルド所属、アルダク・トーマスです。ユフィ殿で間違いないですね。」

「はい。」


トーマスは私の返事を聞くと、部下の一人に合図をする。

部下は一枚の封筒を私の目の前においた。

「まずはその手紙を読んでいただきたい。」


ごく普通の白色の封筒。裏は特殊な印の蝋で封をされている。

私は封筒を開ける。中には一通の手紙と申込書のようなものが一枚入っている。


手紙は達筆で手紙の形式を重視した堅苦しい形式で書かれている。

手紙の内容を要約するとこうだ。


魔法ギルドに入会しなさい。

さすれば魔法使いと名乗ること、魔法ギルドで依頼が受けれることを許可する。

そして部下十人を魔法ギルドが派遣し、弟子も三人できることを確約する。

地位と身分は魔法ギルドが保証する。


翻訳すると


魔法ギルドに入ったら魔法使いとして名乗れ、魔法ギルドで依頼が受けれるようになるよ。

そしてこき使える部下が十人と弟子ができるよ。ついでに魔法ギルドが地位と身分を保証し、権限アップ。

こんな特典がもらえるのは今だけなんだからね(つんでれ風)


さらに翻訳(本音)ユフィ目線


色々してあげるから魔法ギルドに入って

(魔法ギルドのガチガチの規範に縛られ、ユフィを命令と称してこき使えるから。)

ついでに封筒の中に魔法ギルド入会書も入れておいたよ。


こんなところだろう。


当然答えは

「すいません、魔法ギルド入会は遠慮させていただきます。」

「そんな、遠慮などしなくてもいいのですよ。ぜひ、魔法ギルドへ。」

この人、これが好条件とでも思っているのだろうか。


ちなみに魔法ギルドとしてはかなりの好条件である。ふつう魔法ギルドに入るにも色んな条件があり、それを突破しなければ、入会できないからだ。


「言い直します。魔法ギルドの入会はお断りします。」

「そんな、これほどの待遇をつけても拒否するなんて。」


トーマスは絶望的な顔をしている。部下の二人も驚愕している。


私は食事を再開する。この人達に付き合うのは時間の無駄だと思ったからだ。

もともと付き合う気もないが。


「ユフィ殿、私と決闘しろ。もしも私が勝ったなら魔法ギルドに入ってもらう。」

アルタグ・トーマスは席を立ち叫ぶ。当然そんなことをすると周りに注目させる。


「お断りします。」

私はあっさりという。決闘しても利益はない。


「なぜだ、なぜ私と戦わない、なぜギルド長はこんな生意気な小娘を魔法ギルドに誘うんだ。」

部下二人はトーマスを抑えようと必死だ。


典型的なダメな上司と優秀な部下だなと思うユフィ。


「私も同感です、なのでこの話をはなかったことで。あとうるさいのでお引き取りください。(あとうざい。)」

丸カッコの中身は聞き取れないように素早く言う。


警備員に取り押さえられるトーマス。警備員はトーマスから魔法水晶を取り上げる。魔法水晶がなければ活性状態の魔力を生み出せないので魔法が使えない。


哀れなトーマスを見てなぜか安心する部下二人、いままで色々苦労してきたのがうかがえる。


私は悲惨な顔のトーマスをみて、すこし機嫌が治った。

初めて出てきたA級魔法使いはダメ人間でした。


すこしトーマスを出して後悔している。


読んでいただきありがとうございます。

楽しんでいただけたら幸いです。

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