024話
ふと昨日のPV数をみると5000になっていました。
目を疑って、三回ほど更新ボタンを押しました。
ありがとうございます。まさかこんなに読んでもらえるとは、感謝の限りです。
銀貨二枚というのは使おうと思ったら案外簡単になくなるものだ。
私はリンゴなどの果物を市場で買って食べ歩きし、おもちゃ屋で小さなゴーレムを買い、本屋で魔方陣集と魔法回路の本を買った。
小さなゴーレムは初めて見る未知のおもちゃだったので興味本位で買った。大きさは四十センチほど。
本二冊は元電子工学が趣味な男として買ってしまった。
でも、下町を散策し楽しめたのでそれはそれでいい。
あの場で姉に会えてよかった。そうでなければ今日こんなに楽しめることはなかっただろう。
私はゴーレムと本をテーブルに置き、汗を流すためにシャワー室に入る。
こういう時このチャイナ服は便利だ。脱がなくても消えてくれるのだから。
チャイナ服が消えると、ランクバッチと封筒三通が地面に落ちる。
すっかり忘れていた・・・・。
私は封筒とランクバッチをテーブルに置き、再びシャワー室へ向かう。
シャワーから出るといつも通り、魔法で一瞬で水分を飛ばし、再びチャイナ服を復元する。
本当に魔法は便利だ。
私はベットに飛び込む。
ランクバッチはともかくとして、この封筒三通はどうにかしなければ。
ドアが三回ノックされる。
「お嬢様、入りますよ。」
「どうぞ」
「失礼します。」
メイドたち三人が入ってきた。
う、やな予感。
「お嬢様、お着替えの時間です。」
「もうコルゼットはいやーー。」
私は着せ替え人形に着替えさせられる。コルゼットは抵抗したらあっさりとやめてもらえた。
理由を聞いたら「コルゼットは昔はつけるのが習慣でしたが、現在はつけてもつけなくても問題は特にありません。」だそうだ。
なら、はじめからつけるなよ。
こうして私はドレス姿になった。チャイナ服はもちろん消した。
そしてそのまま夕食のためにダイニングに向かう。
私はいつも通り姉と弟に挟まれて席に座る。
対面には両親が座っている。ちなみに二人は未だに熱々である。隠そうとしているのだがバレバレだ。
食事は使用人たちが次々と運んでくる。私達はそれを少しずつ食べる。昔聞いたが、残ったものは使用人たちが食べるそうです。
「お父様、実は相談が。」
私は今日もらった手紙三通を手渡す。一通はそのまま返された。
「それはユフィの好きなようにしなさい。」
返ってきたのは魔法ギルドの推薦状だ。
封筒を開けて読む。
要約すると、魔法ギルドに入りませんかという内容の勧誘だ。
私は興味がないのでそのままポケットに入れる。
姉は勿体無いという顔をしていたが気にしない。別に捨てるわけではない、必要になったらそのときこの推薦状を使えばいいのだ。
「まず、この王宮の招待状だが、今回はこれを使わない。
本当は私と妻で行こうと思っていたのだが、私の招待状でみんなで行こう。」
「ところで何の招待状たったのですか。」
姉が聞く。
「恐らくダンスパーティーだろう。」
「どのような格好をすれば。」
弟が聞く
「アラン、お前は基本的に今着ている格好でよい。ソフィーは魔法使いの正装、ユフィは・・・チャイナ服を着るほうがいいかもしれんが、今回はドレスを着なさい。
あと皆家紋のバッチを胸につけるのを忘れずにな。」
父は服装も指示をする。王宮主催のパーティなのだから当たり前だ。
「お父様、バッチなのですが、実はB級魔法使いのランクバッチを貰ったのですが。」
父は少し驚く。
「ソフィー、B級魔法使いのバッチは持っておるか。」
「もちろんです。」
姉は即答する。
「ではソフィーとユフィはランクバッチもつけなさい。アランは何かランクバッチを持っておるか。」
弟は答える。
「持っていません。」
「・・・そうか。だが、気にするな。私から言わせればこの二人が優秀すぎるのだ。気を落とさずともよい。努力していればいつか取れる日もこよう。頑張りなさい。」
今更だが、もしかしてB級というのは物凄いことなのではないか。
そう気付き始めるユフィだった。
弟の名前が決定しました。
これで本格的に弟を物語に出すことができそうです。
読んでいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。




