表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたは神を信じますか  作者: 赤木 咲夜
本編 第一章 魔法の世界編
22/51

019話

またまた連続投稿です。


朝まで思わず書いてしまいました。(どうしよう・・・明日)

新しい家につき、新しいベットで寝た。だがその日私は深い眠りにつくことができなかった。

別に埃っぽいというわけではない、それどころかしっかりと掃除されている。


人の死を目の前にした。しかもその命を刈り取ったのは私だ。


私は血を被ったチャイナ服のまま寝たようだ。チャイナ服には昨日殺した盗賊の黒い血がこびりついている。朝日が入り込み、その返り血からどれだけ残虐に殺したかが目に浮かぶようだ。


私はチャイナ服を消し去る。

本当に消えたわけではない。あのチャイナ服は私の意思で消え、私の意思で現れ、私の意思で変化する。


そのままそのまま部屋の中に設置されたシャワー室へと向かう。


頭からお湯を被ると、床は真っ赤になる。髪にも返り血が付いていたようだ。


私はしっかりと髪を洗って一刻も早く血を洗い流す。


二時間ほどかけ血を洗い流した跡、私はシャワー室から出た。

濡れた髪と皮膚は魔法で一瞬にして乾く。

そして新品と変わらないチャイナ服が現れる。


「まさか私がこんなにもメンタルが弱いなんて。」


そんな独り言を私はつぶやいた。


扉を三回ノックする音が聞こえる。

「入るわよ。」


入ってきたのは母だった。だがそれだけじゃない。

その後ろには昨日現場にいた衛兵のうち三人と、三人の魔法使い、そして騎士二人だ。


「すいませんが、事情聴取は後にしてください。先に弟と姉に聞いていただければと。」


衛兵のうちの一人が口を開く。

「もう二人の部屋にはもう聞いた。あとは嬢ちゃんだけだ。」

「・・・話せることは二人と同じです。出ていってください。」


そう言った瞬間、チャイナ服が何かの魔法を弾く。

魔法使いの一人が杖を出している。

チャイナ服の繊維の隙間に残った魔力から、麻痺させる魔法だとわかる。どうやら殺意はないようだ。


私は攻撃してきた魔法使いの魂に干渉し気絶させる。

この力はあの盗賊を殺した時に目覚めた力だ。おそらく私の魂をこの世界に持ち込んだモノの力だろう。


急に倒れた仲間に反応して、杖をこちらに向ける魔法使い。


「安心してください。魔法攻撃をされたので気絶させただけです。」


魔法使い二人は安堵したようで、緊張をとき、杖を降ろす。


「嬢ちゃん、私達が聞きたいのはその魔法だ。魔法水晶を使わない、呪文詠唱も魔方陣も使わないで発動する魔法。それに魔法を完全に防ぐ服。俺たちはこれだけのありえないものを見た。

俺たちにとってそれは驚異的な力であり、この国さえも揺るがす脅威となりえる力なのだ。その意味がわかるかい。」


私は頷いた。


「ならば、その力がどのようにして手に入れたか、俺たちはそれを知る必要がある。」

「・・・知ることはできます。ですが、同じ力を手に入れることは不可能でしょう。」


急に騎士の顔が険しくなる。

衛兵は話を続ける。


「それはなぜだ。」

「もしも、それが可能ならば姉は私と同じように、無詠唱の魔法がつかえるはずです。私と同じ魔力、体型、何をとっても私とかわりません。

私は姉に一度どのようにして得たか、説明したことがあります。その姉が未だに私と同じ魔法を使うことができないのです。

姉はその場では話を流しましたが、おそらく裏で一生懸命に努力したのでしょう。ですが今でも姉は普通の魔法をつかう魔法使いです。」


衛兵と騎士は少しため息を漏らした。

「分かった。嬢ちゃん、お前さんはこの国で唯一無詠唱魔法が使える魔法使いだ。」

「いえ、私は魔法使いではありません。魔法使いなのは姉です。」


魔法使いたちは少し苦笑いをする。気絶させた魔法使いも目を覚ましたようだ。


「・・・では訪ねよう、そのチャイナ服。それを俺たちに貸してくれないか。」

「お断りします。それに貸そうと思っても貸すことができません。この服は私しか着ることができず、私から離れることはありません。私だけを認識し、私だけが使える服なのです。

それにこの服はとても高価なもの。それを譲っていただいた方に失礼です。」

「一応聞きたい。これは全くの興味本位で、この件と全く関係ない。・・・そのチャイナ服、どれくらいの価値なんだ。」

「・・・金貨二百万枚です。」


この場にいる私以外の顔が引きつる。

前世での金銭で二兆円、その額を考えると当然の反応だろう。

母に関しては顔が真っ青になっている。

読んでいただきありがとうございます。


楽しんでいただけたら幸いです。


いよいよ主人公がチート化してきましたが、まだまだ無敵にする気はありません。

だってチートすぎると展開が固まってしまって完結してしまいそうですから。

主人公は少し強い(?)くらいにとどめておくつもりです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ