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85.トラウマの君

※注意!

今回は勇者様がへたれを拗らせてキャラ崩壊を起こしている気がします!

いつもよりもずっと情けない勇者様はちょっと…という方は見なかったことにするのもアリです。

復活する頃に、前書きで勇者様復活!と宣言しますので。


ちなみに書いている間、「こにゃんこ物語」の三話あたりを思い出しました。












「…誰ですかね、これ?」


 私はその光景を目にした時、思わずそう呟きました。

 自分の右頬を、自分の指で思わずぶにっと抓りながらの発言です。


 私の目の前には、只今絶賛ふるふるふるふる、ずぶ濡れの小動物(こねこ)のように震えるお方。

 金の髪も麗しい、白皙の美青年。

 そこまで言ったら誰のことかわかりますね? 勇者様です。

 ですが今、彼は私が我が目を疑っちゃうくらいに、普段とは別人振りを発揮していて…


 ああ、なんて変わり果てたお姿…

 勇者様は現在、普段の凛々しいお姿も無残に…


「う、うぅ…ひく、ひぃっく…ぐす、ぐす……」


 泣いています。

 超、泣いています。

 それも人目を気にする余裕もない本気泣き。

 ぎゃん泣きじゃないのが僅かな救いです。

 ぽろぽろぽろっぽろ、真珠のような涙を零します。

 必死に漏れ出る泣き声を堪えているのが、なんというか悲痛。

 勇者様…貴方、十九歳じゃなかったんですか!?


「ゆ、勇者様…?」

 恐る恐る声をかけると、勇者様は蹲っていた体を、びくっと揺らして。

 それから外界を拒絶するように、体を更に丸めて。

 頑なさを表すように、寝台の掛け布に潜り込みます。

「うっくぅ…ひぅぅ……っ」

 そして、声の悲痛さが増大しました。

 思わず私も狼狽えて、一歩後ずさります。


 こ、この有様は…一体、なにごとですかー!?


 私が動揺しても、勇者様の涙は止まりません。

「ひぃ…ん………うぅ…くすん、くす……」

「な、泣かないでぇ…!」


 待って!

 待って、勇者様! 泣かないで!

 今この構図で泣かれると、なんだか私が泣かしたみたいに見えるから!


 勇者様…なんで、わざわざよりにもよって。

 他の人が席を外し、付き添いが私一人の時に目を覚ますんですか!?

 ねえ、なんなんですか!? 狙ってるんですか!?

 そしてなんで、目を覚ますなりそんな泣き出すの…!


「勇者様、どうしたんですか…っ?」

「う、うぅ…くすん、ぐす……」

「な、泣いてちゃわからないですよぅ…」


 困りました。

 本当に、盛大に困りました。

 こんなに困ったことは、今までの人生でなかったかもしれません。


「か、悲しいんですか? 辛いんですか? 泣いちゃうくらい、何が辛いの………?

そ、それとも苦しかったり………ど、どど、どこか痛かったりするんですか…?」

「う、うぇ…っく、ふ…うぅ…」

「勇者様ぁ…」

「う、うう……ううぅ………こ、こわぃよぉ…」

「な、何が怖いんですか…? おち、落ち着いて、教えてくれなきゃ分かりません!

女性以外に怖いものなしの勇者様じゃないですか………なのに、何が理由でっ」

「う、うぁ…ん! あ、あぁぁあん…っ………ううぅ…た、たすけて………」


 うわ…。

 勇者様の泣きがちょっと激しくなった…。

 いえ、それでもまだ泣き声を噛み殺し、堪えようとはしているんですけど………ね?

 明らかに、私の発言で何か禁句を踏みましたね…。

 ここまで勇者様が過剰反応するような単語は………


「あ、そうですか。女性が怖いんですか。女性が怖いんですよね…

………だから、私にも怯える、と」


 成程、納得。でも待って!

 これは一体、どうしろと…。

 私は、どうすべきかを完全に見失って途方に暮れていました。


 あ、どうしよう。

 私の方も泣きそうかも…。


 誰かが泣いていると、戸惑ったり困惑したり。

 時として焦燥にかられたり、胸が痛くなったりします。

 それでもその、泣いている人を慰めたいと思うし。

 それが、親しい人なら、なおさら。

 泣いている理由を取り除きたいと思うのは人として当たり前のことだと思います。

 だから、きっと。

 私は悲しませたくない誰かが泣いていたら、動じずにはいられません。

 泣きやませたくてわたわた、あたふたしてしまうでしょう。

 涙を止める為に、一所懸命にもなると思います。


 でも、でもね?

 これが、小さい子供が泣いている…なんて状況だったら。

 だったら、ここまで困らず、私は迷うこともなく慰めることができたと思います。


 だけど。


 これが年端のいかない小さな童ならともかく。

 こう、年上の男の人に泣かれた時は、一体どうしたらいいんですか…?

 そんな経験、今まで皆無です。

 ましてや、原因は『女性』…。

 曲がりなりにもその範疇に該当する私に、どうしろと…。

 だからと言って放置も、気が引けてしまって、できなくて………。

 心配で部屋を出ることも、目を離すこともできず。

 必然的に人を呼ぶこともできなくて。

 刺激しない方がいいのかもしれない。

 でも逆に、今が錯乱状態だとしたら…正気に戻してあげた方がいいのかもしれない。

 離れた方が良いの?

 それとも、殴ってでも正気に戻した方が良いの!?

 ねえ、勇者様…どっち!?

 誰か、取扱説明書(マニュアル)を、取扱説明書(マニュアル)を下さい…!!

 それが勇者様(ライオット・ベルツ)の取扱説明書なら言うことありません!


 私はおろおろ、おろおろ。

 勇者様の慰め方がわからず、私もいつしか涙目になりそうで。

 どうしていいかわからなくて。

 どうするべきか、わからなくって。

 離れた方がいいのかもしれない。

 原因に思い当たった今、そうも思うんです。

 でも、それでも。

 何かしたくて、私は勇者様にそっと近づきます。

 離れるのは…部屋を出て行くのは、心配すぎて。

 放っておくなんて、やっぱりとても出来そうになかったから。


 警戒する野生の獣に対するみたいに、そろりそろりと慎重に。

 それから巣穴に潜るウサギみたいに、布団に潜り込んだ勇者様をそっと覗きこんで…

 まるで虫みたいに丸まったその背に、そっと指先が触れそうになって…


 気配を感じたのか、勇者様の背がびくっと震えました。

 布団の隙間から、驚愕の…

 …いえ、恐怖の眼差しを感じます。

 未だかつて、勇者様にこんな目で見られたことはないのですが…

 何故に、私がこんな目で見られないといけないのでしょう。

 まるで、私が泣かした虐めっ子みたいなんですけど…。


 この瞬間を目にされたら…うん、私の名誉の危機ですね。

 きっと私は確実に勇者様を泣かせている犯人に見えてしまうことでしょう。

 私が自分でやらかした何かの責任を追及されるならまだしも…

 濡れ衣で責められるなんて、真っ平御免ですよ…!?


 しかし、世は無常。

 こんな機会を逃すべくというべきか。

 図ったように、誰かが現れるのも…お約束なんでしょうか。


「リアンカ、勇者の様子は………って、勇者!?」

「リャン姉どうしたんだ、この状況!?」


 がちゃりと、扉の開く音がして。

 確認するまでもなく、聞こえてきた声でそこに誰がいるのかを私は知りました。

 おぅ…何たるタイミング……。


 勇者様の安眠を守るため、カーテンを引かれて薄暗い寝室の中。

 いつの間にか意識を取り戻し…現在、布団に蹲って泣き濡れる勇者様。

 そしてそんな勇者様の傍に屈みこみ、彼の丸い背中に手をかける私。


 二人きり。

 客観的にどう見ても、下手人は………


 ………私、ですよね。


 ああ………なんて、ことでしょう。

 目撃、されてしまいました……。

 こっちは勇者様を一所懸命にあやしている所で、余裕なんてないのに…!


「おまっ…なんで勇者のこと泣かしてるんだ?

まぁちゃんはお前を弱いもの虐めするような女の子に育てた覚えはないぞ?」


 そう、困惑気味に問うてくる、まぁちゃん。

 まぁちゃん、従妹のことはもっと贔屓目に見よう…!?

 私がそんな、虐めなんてする子ですか?

 そりゃ、人のことを追い詰めたり貶めたりはするけれど…

 敵、限定で。


 でも身内のことは、悪ノリはしても虐めはしません!

 少なくとも勇者様のことは、虐めたりしませんよ!?

 …ギリギリで!!


 心外だと憤慨する私。

 抗議の言葉を言い募ろうとしますが、一歩早くロロイが私に詰め寄って来ました。

 お、おー…? ろ、ロロイ…その勢いは何事?

 一体どうしたのかと顔を見れば、そこには悲しみの表情(イロ)

 そして悲壮な顔で、絶望交じりの口調で私を責める…ロロイ。


「リャン姉…っ 俺、リャン姉は強きをおちょくり弱きをからかい、(おおむ)ね誰のこともギリギリ洒落で済む絶妙な加減で遊び倒す大物だとは思っていた…けど! 虐めで誰かを泣かすようなことだけはしないと思っていたのに…!!」


 なんてことを言うんですが。


「よーし、ロロ君! 君が私のことをどう思っているのかはよくわかりました…!

………後でちょっと顔貸しなさい?」

 私はにこりとロロイに微笑みました。


「よ、弱いものイジメ反対…!」

「大丈夫、ロロは全っ然弱くない!」


 そう、賑やかに言い合う間も。

 ツッコミどころ満載な何かを試しにしてみても。

 止むことなく、勇者様は泣き続けて…


 流石にただ事ではないと、勇者様の様子がいつもと違っておかしいと。

 まぁちゃんやロロイが気付くのに、そうそう時間はかかりませんでした。


 そして実際、私への濡れ衣はすぐに晴れました。

 勇者様の側近達がこの部屋にやって来て…

 怒られるかと思ったんですけどね?

 勇者様を泣かせたって。

 でも予想した反応とは、様子が違ったんです。

 諦めたような、予想していたような。

 寝台の上で蹲る勇者様を見て、それぞれに静かな反応を見せたのです。

 一人は頭を抱え。

 一人は額を押さえて天を仰ぎ。

 一人は肩を落として溜息をつきました。

 …いっそ穏やかともいえる反応に、私達の困惑が深まります。


 ちょいちょいと手招きされて。

 部屋の隅に移動し、そこで彼らに耳打ちされました。


「殿下の、あのご様子だが…」

「絶対におかしいですよね?」

「ああ、なんだ…八年前、余程の恐ろしい目に遭われたのだろう」

「………」

 ああ、なんだか私も事情がわかった気がします…

 つまり、アレですか?


「殿下は、例のご令嬢に何をされたのか覚えてはいないのだが…当時の記憶を強く刺激して揺さぶるような事態に遭遇すると、稀に………その、ああなってしまわれる」

「アレ、軽い幼児退行ですよね…?」

「……………ここ五年ほどは、あの発作も治まっていたんだ」

「それが悪鬼襲来の予報を聞いて、揺り戻しにあった…ってことですか?」

「そうだろうさ…あのご様子を見るに、今夜一晩は症状も治まらないだろう」

 断言するオーレリアスさんの口調を見るに、その判断はきっと経験則。

 これまでの例から見ての、判断だと思うんですけど…

 名前と、来訪を聞くだけで幼児退行するレベルの心的外傷(トラウマ)って………

 …勇者様、真剣に精神相談受けた方が良いんじゃないですか?




 全世界を拒絶するような勇者様。

 怯える頑なな背中を、そっと子猫にするように優しく撫でてみます。


 過去に怯えているだけとは思えませんが…今の勇者様が恐れているのは、過去の幻影。

 慎重に気をつけて落ち着かせても、錯乱を治めるには時間が必要との言。

 時間さえあれば、勇者様は自分で持ち直す…と、サディアスさんが言います。


 でも、勇者様が自力で復活するまで……待つしか出来ないのでしょうか。


 それは何とも歯痒くて、悔しくて。

 そして、勇者様の哀れさが胸を突きます。


 本当に、待つしか私達には出来ないんですか…?


 訴えるように側近さん達の顔を見上げれば、困ったような顔。

「何にも出来ないんですか…?」

「いえ…そうですね」

 困ったような顔のまま、彼らが言います。

 勇者様は、今、過去の悪夢の中にいるようなもの。

 女性に怯えるのは、過去の記憶と重ねてしまい、過敏に反応してのこと。

 むしろ今ここにいるのは勇者様の悪夢の中のアレとは別人だと…

 違う人間だと認識させることができれば…もしかしたら。

 過去と現在のズレを意識させた方が正気に戻る切欠になるかもしれないと。


 実際、一番発作の酷かった十一歳の頃にはお父様とお母様に抱っこされて夜を乗り切ったことも一度や二度じゃないそうです。

 …うん、心に負った傷が原因で、一時期夜泣きが酷かったとか。

 恐怖の叫びで目を覚まし、恐慌状態に陥り、ご両親に抱きしめられてやっと落ち着いて眠りにつくという日々を送ったそうな。


 勇者様が…!

 あのしっかり者の好青年で、健やかな勇者様が、幼児退行する程の心的外傷(トラウマ)って…!

 ルシンダ嬢、侮り難し…

 その何をどうやったのか一切不明という手腕に、鳥肌が立ちそうです。

 そんな過去の恐怖という夢の中に、今の勇者様は囚われているのでしょう…。

 ………正気に戻してあげた方がよくないですか?

 呼び戻してあげなくちゃ、可哀想じゃないですか…。


 側近さん達の今までの経験からすると、この程度の幼児退行なら本当に軽い症状。

 一晩放置していても勝手に立ち直ってくれるそうですが。


 それでも、私は目を覚まさせてあげたいと思いました。

 だって、あまりに可哀想。

 サディアスさん達も、私の気持ちに反対はしませんでした。

 皆で呼び掛けるのも、そっとしておくのも私達の判断に任せてくれるようです。

 そんな大雑把な扱いで良いのかと思いましたが…

 この程度でへこたれるような弱い主じゃないと、サディアスさんが言います。

 勇者様の自尊心的なモノを尊重するのであれば、自分で立ち直るのに任せた方が勇者様も気兼ねしないとのことですが。

 私はそんな、勇者様の都合を慮ってあげるほど優しい女の子じゃないんです。

 勇者様の心情を思ってそっとしておくなんて、こんな有様を見たら無理!


 さっきも、思ったんです。

 こんな哀れな有様の友を放っておくのは、私には何をどうしたって無理だろう…って。

 だから今は悪夢の中で繰り返された過去とは違うんですよ、と。

 私は教えてあげることにしたんです。


 勇者様の背中に触れた瞬間、怯えからかびくりと震えましたが…

 ふるふる震えるばかりで、抵抗したり振り払ったりする余力はない様子。

 気の立った獣を宥めるように、何度も繰り返し背を撫で続けます。

 それからそっと、もう一度呼びかけを繰り返しました。


「勇者様…? どうされたんですか?」

「くすん、くすん……」

「勇者様?」

「ひっく…ふ、うぅ………」

「勇者様ー? リアンカちゃんですよー?」

「ふ、ふぇぇ…」

「駄目だこりゃ」

「まぁちゃん、挫折するのはまだ早いよ!」

「っつぅか、鬱陶しーんだよ。めそめそめそめそ…叩いたら治んねぇかな」

「まぁちゃんが殴ったら、頭蓋骨が粉微塵の上、脳が内側から破裂しちゃうでしょ!」

「そこまで本気で殴んねーよ!! 俺を加減できねぇガキと一緒扱いすんなや」


 あれ、でも………正気に、戻すのなら。


 ………

 ……………

 …もしかして、殴るのも一つの手、ですかね?


「………おい、リアンカ。お前…ナニ本気で熟考してんだよ?」

「いや、本当に殴ったら治らないかなぁと…こう、斜め四十五度の角度で」

「それで治るんなら、殴ってもいいけどな?」

「………………………………ううん、止めておこう? 悪化したらことだし」

「間がちょっと長くねーか?」

「えぐっ…ひっく…っぅ………こわいぃ…」

「ほら、リアンカ! 勇者が怖ぇってよ!」

「あわわ…っ ほらほら勇者様~? ねんころり~」

「こら、正気に戻すんだろ? 寝かせてどうする」

「あ、つい………というか、女の私が慰めても一向に埒が明かないよね」

「まあ、今更だな」

「でも私、心配だから部屋を出たくはないんですよね…」

「………で? 何が言いたいんだ?」


「うん、私ちょっと部屋の隅で見てるから。

だから男のまぁちゃんが勇者様を胸に抱っこして慰めてやったらどうかなぁ…と」


「ガキでもねぇ野郎を胸に抱くとか、(おぞま)しすぎて気色悪ぃわっ!!」


 まぁちゃんの、大喝に、勇者様の肩がびくっと大きく震えて。

 ふるふる、ぷるぷる。

 勇者様は更に身を縮め、声を殺して泣き続けます。


 …うん、より一層怯えたみたい!

 どうする、私達……………。


 この勇者様は中身十一歳、中身十一歳と心の中で繰り返しながら。

 私達は途方に暮れて、側近さん達の勧め通り放置するか努力を続けて正気に戻すか…。

 思案のしどころに、がっくりと肩を落とすのでした。





…という訳で、前回のあとがきの答えは!


 幼児退行&泣く の二つでした!


皆さんの予想は当たりましたかね?


次回:すっかり幼児退行して泣き続ける勇者様は…?


  a.リアンカちゃんが慰める?

  b.まぁちゃんが慰める?

  c.せっちゃんが慰める?

  d.サルファが殴られる?

  e.ミリエラさんが降臨する?

  f.画伯の著作が活躍する?

  g.ナシェレットさんが下剋上する?


 はてさて、どうなるかは…次回をお楽しみに☆


 ………勇者様、このトラウマ克服できるのかな。

 自分で書いていて、不安になってきた今日この頃。



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