第19話 闘技大会・その壱
遅れたけど投稿!
1万PV行きました!ありがとうございます!
【始まりの街・西部 闘技場前】
さてさて、色々レベリングとかをして、数日が経つ。もうすぐから予選が始まる!もう生産部門には出品してきたから、闘技大会に意識を向けるだけでいい。とりあえず初期職は全部カンストさせた!……んだが、新しい職業が出てきてな。【求職者】って言う少し不名誉なんだが効果がめっちゃ強い職業なんだよな。もう、カンストさせたけど。効果は獲得経験値量の上昇で、それ以外にも……。まあ、今はこの話は置いておき、参加登録しに行かなきゃな!
◆ ◇ ◆
【始まりの街・西部 闘技場入口受付】
「お名前はどうしますか?」
何となく偽名のレパートリーは出してきた気がするしな……まあ、俺を知ってる人には分かるようなあの名前かな?
「『ラン』にしといて!」
「承りました。得意技能等は有りましたらお応えください」
「得意技能は……全般大丈夫だよ!」
「?……ハァ。真面目にお願いします」
「至って真面目だよ!」
「……分かりました。全部として登録しておきますね」
勿論ボクっ娘ロールは、継続中だ。意外と気に入っちゃったんだよな。で?何だよ、その呆れたような目は……。真面目に答えてないように思えるけどさぁ……。まあ、どうでもいいや!俺は今回の目的を果たすために全力でやらないとな!
◆ ◇ ◆
【始まりの街・西部 闘技場】
予選はローブだけ着ていこう!さてと、当選ブロックはAか……あいつらはいないといいな。面倒くさい。……って言ったそばから一人は居るな。参加してないやつも居るそうだが、俺含めて八人はいるだろ?本戦出場のうち半分を占めてるって……。ああ、そうだな。あいつらは絶対に上がってくる。まあ、そのほうが俺の今回の目的も果たしやすい。
《さあ!準備が整いました!!これにてAブロック予選を開始します!!》
さあ、始まった!!『ガルム』はどう動いてくる?……何もしてないな。俺は積極的に動くか。一ブロックから決勝ブロックに上がれるのは四人だから、ここは確実に上がりたい。
「だったら少し暴れるか」
この中でうまく生き残ってるやつは……?あそこの魔法使いはうまく迎撃できてるな。あとは、隠れてるのが一人いるな。まあ{美徳}で全くと言って効いていないが。
「だったら雑魚を狩るか!」
今回の目的のためにも強そうな奴らは本戦に残ってもらいたい。そのほうが俺の強化に繋がるしな!……そう、今回の俺の目標は他プレイヤーの強さを知るのと、強そうなスキルがあったら{大罪}と【ラーニング】によって模倣することだ!固有があったらできるだけパクらせてもらいたい。
「って事で君たちには死んでもらうよ!」
「何、だ……?」
まず一人。
「オラァ!」
「邪魔!」
二人。にしても数が多くないか?どうしようかな……?よし!魔法で殺っちゃおうか。空白だと全員倒しちゃうし……。
「火槍っと。これで半分にはなったかな?」
【詠唱破棄】も上手く使えてるな。あれ?ヘイトがこっちに向き始めた。まあ、殺すつもりだったし同じ事か。じゃあ、早速一つ使っておくか!共闘状態なら……。これかな?
「〈怠惰〉」
「何だ!?動けねえ!」
「おい!倒すべきはあいつだろ!?何で俺……「体が勝手に!」グハッ」
良い感じに混乱してる。阿鼻叫喚の大惨事って感じがするな。だったらここにもう一個追加で……。
「〈嫉妬〉」
(暴走)の状態異常をつけたらどうなる?
「おい?どうした」「グラァァ!」「おい!やめ……」
よーし!だいぶ数を減らせたな。後は自分で動くとして……
「どうしたんだい?ガルム」
「やっぱり、リーダーじゃねえかよ」
「そりゃね」
「……マジかよ、今回の優勝は絶望的だな。……で?何だその口調は?」
「……スレイに決められたんだが、意外と気に入ってな。今回のゲームで表に出るときは、いろんなロールでやろうと思ってるが、基本はこのロールだ。他の奴らにも伝えておいてくれ」
「じゃあ、今回クランは建てるのか?」
「……建てるか。これも伝えておいてくれよ?じゃあ、本戦で会おう!」
それじゃ、とっとと終わらせちゃおうか。まだ手札は隠しておきたいし、魔法で……あ、残ってる人が終わらせちゃいそうだな。だったらそっちに任せちゃおうか。
「◆◆◆……“火槍“!◆◆……“風球”!」
お?終わったか。少し時間がかかったな。
《予選Aブロック突破者はラン選手!ガルム選手!ダイル選手!花月選手!》
とりあえず本戦には出場できたな。本戦では新しいスキルとか武器も試したいし……。さてさて、観戦も楽しもうじゃないか!
ストックがやばいので、投稿頻度少し落とします……。
申し訳ございません!m(_ _)m




