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第百一話 後衛の士気

 気が付けば、俺は真っ暗で広い空間の中にいた。膝をついたままで、正面にいる、実体化したムラクモと向き合っている。


「……生物は死の直前に、思考速度や身体能力が瞬間的に上昇することがあるという。その思考の加速を利用し、会話を行っている」

「俺は……死ぬのか? さっきのは、死ぬほどの攻撃だったのか……?」

「マスターが最もよく分かっているはず。迷宮の魔物は、いずれも探索者にとって危険な存在。ましてレベル7の特殊個体であれば、今の実力では全滅する可能性が高い」


 それでも確実に進むことができるから、今まで『名前つき』に負けたことがないからと、俺は戦うことを選んだ。


 その結果が、これだ――こちらの攻撃が通らず、敵の強力な攻撃をみすみす撃たせて、簡単に窮地に追い込まれた。


「私はマスターの生存を第一に考える。私の力を使うのならば、敵の弱点を突くことは可能であると、戦闘中に分析した」

「あの技を使えば、可能かもしれない。だが……」

「『サンダーヘッド』を掃討しない限り、全滅の危険は続く……ならば。他のメンバーを、マスターが今までより強力に支援すればよい」

「今までより……そんなことができるのか……?」


 ムラクモは頷く。そして俺に近づいてきて屈みこむと、顔を間近で覗き込んでくる。


「な、なんだ……?」

「……マスター、そして多くの下級探索者は、『士気』の詳細を知らない。死線を幾つもくぐった者たちは、自然に士気についての知識を得る」

「死線……それって……」

「命を懸けても勝ちたいと思うこと。そして……勝つために仲間を鼓舞すること。マスターの技能で士気が上昇する量は確かにとても大きい。しかし、『マスター自身の』士気が、迷宮探索を通して全く上がっていないということはない。むしろ……」


 命を懸けたなんてつもりはない。『後衛』はパーティの一番後ろにいても、仲間を護ることを最優先にするというだけだ。


 ――だが、ムラクモの言う通りに。こうして死の際にまで追い込まれて、見えたものがある。


「まだ諦める必要はないってことか。だが、まず俺が立ち上がれるかどうかが問題だな」

「問題ない。私がマスターを支える。そして……『マスターを回復する手段』は、幾つもある。そのうちの一つは、すでに実行されている」


 支えるというのは、そのままの意味だった――星機剣の化身であり、刀を操る存在であるムラクモが実体化し、俺の背後に現れたのだ。


「ずっと実体化していなかったので、五分ほどは維持できる。もし撤退すると言うならば、早めに決定したほうが良い。一度標的を定めた『名前つき』は、対象が階層を出るまで執拗に追跡してくる」

「そいつは恐ろしいな……だが、もう追い回されるのは、前回でしばらくは遠慮したいところだ……」


 支えを受けながら立ち上がる――仲間たちの声が聞こえる。だが俺は文字通り死にかけで、遠くまで声を張ることができない。


 窮地であることは変わらないはずだった――だが。まさに神の加護とでも言えばいいのか、希望は意外なところに残されていた。


「――士気解放、『エフェクトアイテム』……っ!」


 マドカの声が聞こえる――『商人』の士気解放。その効力は、読んで字のごとくのものだった。


 目の前に光の玉が現れる。それはいくつもの光のきらめきに分かれて、俺の身体に吸いこまれていく――すると。


 ◆現在の状況◆


 ・『マドカ』が『エフェクトアイテム』を発動 →対象:アリヒトのパーティ

 ・『アリヒト』に『中級複合回復薬』の効果が発現

 ・『エリーティア』に『中級体力回復薬』の効果が発現

 ・『テレジア』に『中級マナポーション』の効果が発現


 戦闘中に、パーティメンバーに選択したアイテムの効果を発現させる――それが『商人』の士気解放だった。


 パーティメンバーごとに、使用するアイテムを変更することができるうえに、ポーションの類でも飲む必要がない。戦闘中には実用性が低いと考えられていたポーションの欠点を補うことができるのだから、これはまさに切り札だ。


 五十嵐さんたちにもポーションの効果が発現している――『俺のパーティ』を指定しているためにフォーシーズンズを回復させることはできないが、そればかりは仕方がない。


「ふぁぁっ、すご……これ、回復魔法みたいじゃないですか? マドカちゃんってもしかしなくても、物凄い子だったんじゃ……」

「これなら……っ、アリヒトさんっ、私たち、まだ戦えますっ!」

「後部くん、必ず加勢するから! もう少しだけ持ちこたえて!」


 全員が活気付く――エリーティアたちも回復して、デミハーピィたちを降下させて地上に降り立つ。


「…………」

「アリヒト、こんな時に言うのもなんだけど……テレジアが、ムラクモに居場所を取られたって顔をしてるわよ」

「……っ」

「い、いや、テレジアもそんなふうに言われると困ると思うが……と、今はその話は保留にさせてくれ……!」


 俺はスリングショットに魔力を込めて、弾丸を放つ――マドカの存在に気づいて狙おうとする『牧神の使い』の注意をそらすためだ。


 ◆現在の状況◆


 ・『アリヒト』が『フォースシュート・ヒュプノス』を発動

 ・『ストレイシープA2』に命中

 ・『ストレイシープ』を1体討伐

 ・『マドカ』が『隠れる』を発動 → 『マドカ』の気配が消失


(やはり効かないか……いや、本体に当たってないだけだ。『ストレイシープ』に攻撃を阻まれないようにするには……)


「アリヒト、あいつを見ていて気付いたことがあるわ。防御をするとき、そこに『ストレイシープ』を集中させて、他の場所の防御が緩んでる……ように見える」


 エリーティアが言いきらないのは、それほどに『ストレイシープ』を集中させる動きは早く、滑らかだということだ。しかし彼女の目と直感の鋭さは、無条件で信頼を置くに値する。


「つまり、多方向から同時に攻撃しろっていうことだな」

「そう。けれど敵も、多くの相手を一網打尽にする攻撃を幾つも持っている……『相手に隙を作ること』、『全員で攻撃すること』。それさえできれば、必ず……」

「……アトベさん……っ、本当に良かった……私、アトベさんに何かあったら、どうしたらって……」


 泣いている場合じゃない、そう言う代わりに、俺はリョーコさんに笑いかけた。まだ形成逆転したわけでもなく、上手く笑える自信は無かったが。


「マドカのおかげで、何とか手前で踏ん張れました。生きてるって、いいもんですね」

「……あなたって言う人は……笑って言うことじゃないですから、それは……っ」

「肝が据わってるというか、達観しすぎてるのよ。だから私たちが見ていてあげないと……って、テレジアも思ってるはずよ」

「…………」


 テレジアの視線が痛い――お叱りを受けるのも仕方がない話だ。マドカに助けられていなければ、今も瀕死のままで窮地が続いていただろう。


 全員が死力を尽くしている。俺の『死力』が、この事態を確実に打破できるものなのかは分からない――だが、マドカが一か八かに賭けてくれたように。


「これで好機が生まれなければ……また、全力で逃げよう。殿しんがりは俺に任せてくれ」

「バカ……そう何度も格好つけさせるわけないでしょう。みんな放っておかないわ」


 そうならないように、この一手が、あの羊頭の悪魔を倒す銀の弾丸になればと願う。


「大丈夫だ……俺たちには幸運の女神がついてる。アリアドネっていう名前のな」

「ミサキが聞いたら私じゃないんですかって言いそうだけど……何か打つ手を思いついたのね?」

「ああ。何が起こるかは分からないが、やってみる価値はある。行くぞ……!」


 死線をくぐった者だけに見える世界がある。幾つもそれをくぐり抜けて、俺たちはどこに向かうのか。


 決まっている。テレジアを人の姿に戻し、エリーティアの友人を助ける。その先に続く道を切り開くために、俺は――いや。


 俺たちは、もっと強くならなければならない。互いの力を共鳴させることで。


「士気解放……『全体相互支援オールラウンド・レインフォース』!」


 ◆現在の状況◆


 ・『アリヒト』が『全体相互支援』を発動 制限時間120秒

 ・『アリヒト』のパーティと共闘パーティに支援効果範囲が強化

 ・パーティメンバー個人の強化技能が全員に拡張

 ・パーティ全体が『群狼の構え』により強化

 ・パーティ全体が『剣の極意2』により強化

 ・パーティ全体が『包丁捌き』により強化

 ・パーティ全体が『ドロップ率上昇』により強化

 ・パーティ全体が『幸運の小人』により強化

 ・パーティ全体が『居合いの極意1』により強化

 ・パーティ全体が『打撃の極意1』により強化

 ・パーティ全体が『フットワーク』により強化

 ・パーティ全体が『ルーティーン』により強化


(これが俺の士気解放……『全体相互支援』……!)


 他のメンバーの『士気解放』がいずれも強力だったことから、期待はしていた。


 後方支援職である『後衛』。後衛から前衛へと一方通行だった支援を、逆方向にも可能にする。俺の職が抱えた難点である、『自分が支援を受けることはできない』というリスクを、限定的な条件下とはいえ完全に解決できる――それだけではない。


 『相互』の言葉通り、パーティの個人が持つ支援効果が、全員に拡張される。制限時間は長くはないが、今の状況を打破するにはそれでも十分だと思えた。


(身体に力がみなぎる……『群狼の構え』の効果でこんなに変わるのか。『フットワーク』はアンナの、『ルーティーン』はリョーコさんの……今なら、普段は出せない力が出せる。集中力も格段に上がっている……!)


 そして、まだ終わりではない。


 これらの常時働く強化効果に加えて、俺の支援――そして、五十嵐さんとテレジアの士気解放をさらに乗せられる。


「……ォォォ……オォ……!」

「「――ピギャァァァッ!!」」


 何かが起きたのだと、敵も悟っていた――『サンダーヘッド』が好戦的な鳴き声を上げ、二つのパーティに攻撃を仕掛ける――しかし。


「これなら……すぐにでも、後部くんのところに行ける……!」

「ワォンッ!」

「はいっ……ミサキちゃん、メリッサさんっ!」

「え、えっとっ……サイコロでもよければっ……えぇーいっ!」

「獲る……その角……っ!」


 ◆現在の状況◆


 ・『アリヒト』が『支援攻撃2』を発動 支援内容:フォースシュート・スタン

 ・『ミサキ』が『サンダーヘッドA』を攻撃 →『サンダーヘッドA』がスタン

 ・『アリヒト』が『支援攻撃1』を発動

 ・『キョウカ』が『ダブルアタック』を発動

 ・『シオン』が『ウルフズラッシュ』を発動

 ・『サンダーヘッドA』に合計6段命中 支援ダメージ72

 ・『スズナ』の攻撃 支援ダメージ12

 ・『メリッサ』が『切り落とし』を発動 →『サンダーヘッドA』が素材をドロップ

 ・『サンダーヘッド』を1体討伐


「よし……っ!」


 一撃目のスタンで動きを止め、全員で攻撃する――『相互支援』で強化された素の攻撃の威力も高まっていて、見事に『サンダーヘッド』を仕留められた。二撃目から『支援攻撃1』を選択したのは、魔力の消費がほとんどないこと、12ダメージが現在でも十分有効であることが理由だ。


「「「はぁぁっ……!」」」


 カエデ、イブキ、アンナの三人も『サンダーヘッド』を倒し切る――手数が五十嵐さんたちより少なかったので、アスリート系の職業である彼女たちは、自身の攻撃力もかなり高いのだと分かる。


「やった……私たちも先生のところに……!」

「ええ……少しでも、ミスター・アリヒトの力に……っ!」

「アリヒト兄さんっ、うちらはどうしたらいい!?」


 三人が風のような速さで駆けてくる――彼女たちは魅了が効いているうちに同士討ちをしてしまったのか、無傷とはいかなかった。それでも戦う意志はこれ以上なくみなぎっている。


「リョーコさん、総攻撃には参加できますか?」

「はい、勿論です。ここで逃げたりしたら、あの子たちに顔向けできないですから」


 『トリケラトプス』の面々も、すでに逃げてしまっていてもおかしくはなかったが、戦闘範囲外で動けずにいる。さっきの黒雷を浴びなかったのは僥倖と言えるが、俺たちが負ければ彼らにも危険が及ぶだろう。


「アリヒト……いえ。リーダー、指示をお願い。アリヒトの『士気解放』での強化が続いているうちに」


 強力な効果だけに、エリーティアは制限時間があることを察している――攻撃の機会は限られている。


「――波状攻撃で畳み掛ける! まず、『ストレイシープ』を瞬間的に剥がす……スズナ、『爆裂石』の力を使ってくれ! 他の遠隔攻撃ができるメンバーも一斉に、『戦霊』と一緒に攻撃を撃ち込む! 近接武器のメンバーは、その後に順に畳み掛けるんだ……まず、エリーティアから頼む!」

「「「はいっ!」」」


 スズナが矢を番え、ミサキがサイコロを握り、テレジアは短刀ダークを掴む――そしてリョーコさんは水のイルカを呼び、アンナはラケットを構える。


「士気解放、『ソウルブリンク』!」

「……っ!」

「――『当たって』!」

「――オォォォォ……オォォ……!!」


 ◆現在の状況◆


 ・『キョウカ』が『ソウルブリンク』を発動 →パーティ全員に『戦霊』が付加

 ・『テレジア』が『トリプルスティール』を発動 →パーティ全員に『三奪さんだつ』効果が付加

 ・『アリヒト』が『支援攻撃1』を発動

 ・『スズナ』が『皆中』を発動 →2本連続で必中

 ・『スズナ』と戦霊が『ブラストアロー』を発動 →『ストレイシープ』合計16体に命中 合計支援ダメージ192

 ・『ミサキ』が『★誘う牧神の使い』に攻撃 戦霊の付加攻撃 支援ダメージ24

 ・『スズナ』の体力、魔力が回復 ドロップ奪取成功

 ・『ミサキ』の体力、魔力が回復 ドロップ奪取成功


「グォォ……ォォ……!」


(通った……だが、まだっ……!)


「ほぁぁっ、す、すごっ……スズちゃんの矢が爆発してる……っ!」

「――次です、皆さんっ!」


 『爆裂石』の力によって矢が着弾した瞬間に爆風が生じ、ストレイシープが焼け焦げながら弾け飛ぶ――それでもまだ無限に湧き出てくるのだから、一度も召喚させるわけにはいかない。


「テレジア、敵の守りが薄くなった部分を狙うんだ!」

「……っ!」


 『アクセルダッシュ』で踏み込んでいたテレジアは、強化された身体能力を駆使して敵の頭の正面に飛んでいた――そして、回転するようにして短刀を二本投げ放つ。そこに、アンナとリョーコさんの放った攻撃も追従する。戦霊の手数も加わり、まるで攻撃の雨を降り注いでいるかのようだ。


 ◆現在の状況◆


 ・『テレジア』が『ダブルスロー』を発動 スモールダークを2本投擲 戦霊の付加攻撃

 ・『★誘う牧神の使い』に2段命中 支援ダメージ48

 ・『リョーコ』と戦霊が『アクアドルフィン』を発動 →『★誘う牧神の使い』に2段命中 防御力低下 支援ダメージ24

 ・『アンナ』と戦霊が『スピンサーブ』を発動 →『★誘う牧神の使い』に2段命中 脳震盪を付加 支援ダメージ24

 ・『テレジア』『リョーコ』『アンナ』の体力、魔力が回復


「グォォォッ……!!」

「――テレジア、『蜃気楼』で反撃を外させるぞ!」

「……っ!」


 ◆現在の状況◆


 ・『テレジア』と戦霊が『蜃気楼』『アクセルダッシュ』を発動

 ・『★誘う牧神の使い』が『地均じならしの拳』を発動 →4回失敗


 連撃を受け続けた『牧神の使い』は、がむしゃらに反撃をしようとする――しかし地面を耕すように叩きつけられた拳は、間近にいるテレジアを標的にしても、一撃も命中することはなかった。


(『蜃気楼』で敵の命中率を下げるだけじゃない……テレジアは戦霊と合わせて『アクセルダッシュ』で動き続けて、回避できるように攻撃を誘導してる……!)


「――せやぁぁぁっ!」

「はぁぁぁっ!」


 ◆現在の状況◆


 ・『カエデ』と戦霊が『草攻剣そうこうけん』を発動 →『★誘う牧神の使い』に2段命中 支援ダメージ24 連撃の威力が上昇

 ・『イブキ』と戦霊が『波動突き』を発動 →『ストレイシープ』2体に命中 支援ダメージ24

 ・『ストレイシープ』を2体討伐

 ・『カエデ』『イブキ』の体力、魔力が回復 ドロップ奪取成功


「しまった……っ!」

「――ガァァァァァァァッ!」


 カエデに続いたイブキだが、その攻撃を脅威に感じたのか、『牧神の使い』は腕を振るってイブキの攻撃を受け止める――輝くエネルギーをまとって繰り出された拳の一撃は『ストレイシープ』に当たってしまい、本体には惜しくも届かない。


 だがその反撃が隙を生み、向かって右側に『牧神の使い』の意識が引きつけられたところで、五十嵐さんが臆せずに踏み込み、シオンとメリッサを先導して攻めかかった。


「――絶対に……みんなで倒してみせる……っ!」


 五十嵐さんの手にあるのは――クロススピアではない。切り札として彼女が持ちたがった、双頭の槍――『アンビバレンツ』だった。 

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カドカワBOOKSから令和3年11月10日より第8巻が発売中です。
イラスト担当は「風花風花」先生です!
i666494/
書籍版も応援のほど、何卒よろしくお願いいたします!
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― 新着の感想 ―
[一言] 戦闘中にベラベラと仲間内で会話する描写がくどい気がする。 なんかドラマチックに展開しようとして、話が進まない。そんな印象を受ける。 これまでのエピソードでも、その文要るか?と思う所があり、読…
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