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おまけ おっさん、カタツムリのモンスターを退治する

 今回のお題はカタツムリのモンスター。

 ビッグスネイルに始まって、メガスネイル、ギガスネイルだ。

 順に1メートル、2メートル、4メートルの大きさがある。

 食欲が凄くて森は丸坊主だ。

 こんなになるまで放っておくなよ。


 試しにメイスで殴ってみた。

 殻に閉じこもるビッグスネイル。


「おら、出て来い!」


 ガンガン殻を叩くが一向に出て来ない。

 攻撃力は低いモンスターだが、めんどくさい。


 火を使いたいが、木は貴重品。

 ダンジョンで木をドロップしても別のことに使うだろう。


 灯油、ガソリンは使いたくない。

 文明が変な方向に行きそうだからな。

 責任を取れとか言われたらめんどくさい。


助手(アシスタント)、来いアルマ、エリナ、モニカ」


「はいな」

「来たわよ」

「深淵の淵より這い出た」


 事情を説明。


「塩を掛けたらどない」

「そんな大量の塩どこから持って来るのよ。ダンジョンだって限界があるでしょう」

「黒き火のしもべ。その名は炭」


 うん、炭なら燃す以外に使えない。

 文明的に炭はありだろう。

 もう既にあるよな。

 ただ今は木が少ないので作れないだけだ。

 失伝しているかも知れないが、これぐらいは構わない。


 ダンジョンを作り、モンスターに炭をドロップさせた。

 試しにやってみる。


 ビッグスネイルを叩き殻に閉じこもったので、炭で焼く。

 良い匂いだ。

 醤油を垂らすといいかもな。

 醤油を垂らすとさらに良い匂いが立ち込めた。


 さて、殻を割らないと食えない。

 その前に魔道具で寄生虫チェック。

 この魔道具は魔力を感知する。

 虫ぐらいの大きさの魔力も捉えるから安心だ。


 殻を割るのはダイヤモンドカッターだ。

 これは安いのだと1000ぐらいで手に入る。

 電動工具がないと使えないが異世界には魔法とスキルがある。


 ギュイーンとダイヤモンドカッターが回る。

 そして殻を切り裂いた。


 匂いが辺り一面に広がった。

 何をしているのか見物している原住民が寄って来た。


「それ食うのか悪食だな」

「良い匂いだろ」

「まあな」


 ビッグスネイルの醤油焼きに俺はかぶりついた。

 美味い。


 原住民も欲しそうだ。


「食うか」

「いいのか」


 みんな、その美味さに驚いた。

 苦いワタまで食った奴もいる。


 醤油と、寄生虫チェックの魔道具と、ダイヤモンドカッターをダンジョンのドロップ品に追加だな。

 原住民もスネイル系モンスターを狩り始めた。

 美味そうに食っているから、そのうちスネイル系モンスターの数も減るだろう。


 原住民は醤油の他に酒とか入れるやつも出始めた。

 そして、干物も作り始めた。

 寄生虫が怖かったが、魔道具のおかげで安全になったのが大きい。


 後は森を元に戻さないとな。

 木をせっせと俺が植えているのを見て、原住民が不思議そうだ。


「木なんざ、そのうち生える」

「でも早く生えた方が良いだろう」


 一部の現地住民は思う所があるのか協力してくれた。


「こうすりゃまた美味いスネイルが食べられる」


 食欲から来ているのか。

 まあ別に良いや。


 スネイル系モンスターは瞬く間に減った。

 やっぱり食欲か。


「どうしてくれるんだ。獲り過ぎてスネイルがいない」


 俺に文句を言われても。


「養殖しろよ。どうせ雑草でも育つ」

「家畜みたいに育てろと」

「ああ、あんなに鈍いのなら、柵を作れば逃げ出さないだろう。木の柵は駄目だぞ。恐らく食われちまう」


 ドロップ品に鉄柱と鉄網と金具が追加された。

 まあ、種が絶滅するとろくなことがないからな。

 そういう意味で必要な処置だろう。


「草刈りが面倒くさいんだが」


 草刈り機のナイロンコードとスプールという部品をドロップ品に追加した。

 約1000円なり。

 お財布にも優しい。


 出したこれは回転させると草が切れる。

 ナイロンなので安全。

 当たってもちょっと痛いだけだ。


 大怪我はしない。

 念動や、刃を回転させるスキル持ちは、人気者になった。

 ダイヤモンドカッターは石だって切れるからね。

 草刈りもあのナイロンの刃を回転させれば簡単だ。


 念動や回転系のスキル持ちが貴族や王族になるような文化になるのかな。

 ダイヤモンドカッターを武器に使うのだろうな。

 だがそこまで面倒は見れない。


 問題が起こったら別の手を考えるさ。

 ドロップ品を停止しても良いからな。

 近隣では少なくなったとはいえ、まだスネイル系モンスターは大繁殖している。

 ほどほどに駆逐して、ほどほどに色々とやってほしい。


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