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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第80話 おっさん、クランマスターの手掛かりを掴む

 作戦開始だ。

 ダンジョンの部屋の前にいる見張りの前にマーロウとエリナとモニカが姿を現す。

 俺は通路の曲がり角に身を隠した。


「お前は! 賞金首のマーロウ! 金貨100枚が目の前にくるとはついている。みんな出て来い金貨100枚だぞ」


 ダンジョンの部屋からぞろぞろと男達が出て来る。


「しまった」


 マーロウはもっと芝居を見た方が良い。

 驚きが込められていないので素人芝居にしか見えない。

 マーロウとエリナとモニカが逃げる。


 状況はマーロウに持たせたトランシーバーで聞こえきた。


「追い詰めたぞ」


 おい、マーロウよ。

 袋小路に入ってどうする。


「へへっ、マーロウの女を頂いちまうか」

「ほどほどにしとけよ」

「何、それほど乱暴にはしないさ。奴隷にして売るんだからな。優しくするさ」


 18禁展開、待った無しだ。

 ロボットみたいなアシスタントの体とはいえ、妻の体は守らないと。

 作戦変更だ。


 俺は袋小路に行くと男達の背後から襲い掛かった。

 簡単に無双して全員あの世に送った。


「ムニさん、遅い。あやうく、やられちまうところだった。」

「作戦はどうしたのよ」


「作戦も何も袋小路に逃げ込んだマーロウが悪い。作戦はちょっと違ったが、敵の人数は減らせただろう」

「ま良いけどね」

「塞翁、馬」


 よし、アシスタントのアルマと本物のアルマを交換だ。

 さっきの場所に戻り、見張りに声を掛ける。


「交渉に来た」

「お前は金貨1000枚のムニ」

「お前みたいな下っ端じゃ相手にならないのは分かっているだろう。ここのボスを連れて来い」


「余裕だな。そんな事を言っていられるのも今のうちだ」


 見張りはそう言うとダンジョンの部屋に入った。

 男が何人か出て来る。

 その中に黒い剣をもった奴がいるのに気づいた。

 あいつはクラン・ラベレンの最後の幹部、アダモス。


「交渉したい。お前達が捕まえているアルマは影武者だ。本物は慈悲深い性格でな。影武者を殺されるのが嫌と言う事だ。人質を交換したい」

「馬鹿か。そんなのお前が連れている女が影武者だろう」

「分かったよ。俺が譲歩する。人質に危害を加えないという約束してくれるなら、俺が連れて来た女も人質にして良い」

「そんな事をして、お前にどんな得がある」


「分かってないな。女一人だと心細い。俺は優しいから、二人にしてやるんだ」

「しかし、影武者は本当にそっくりだな」


 アシスタントは燐光が出る体質なのでファンデーションを塗りたくった。

 本物と見分けつかないはずだ。


「どうだ人質を二人にしてみないか」

「良いだろう。ゆっくりとこちらに来い」


 アシスタントのアルマがゆっくりとアダモスのそばに寄る。

 そしてアダモスに捕まりロープを掛けられた。


「じゃあな。追加の人質をありがとう。女を閉じ込めておけ。ムニ、お前は今から死ね」


 アダモスはそう言うと俺に斬りかかって来た。

 剣をメイスで受け止めると毒と思わしき物が滴り落ちる。


「卑怯だぞ。人質をとっておいて、俺を殺すのか」

「お前が間抜けなだけだ。重斬撃(ヘビースラッシュ)


 スキルの斬撃をメイスで受け止める。

 メイスは粉々になった。

 俺はやられたふりをしてごろごろと転がった。


「くそう手出しできない。ここまでか」


 この態度はもちろん演技だ。


「お前、硬いな。ドロップ品か? いやこの感触はスキルか? 通じるまで斬りまくるまでだ」

「タイム、3分くれ。くれたらスキルを解除する」


「時間稼ぎしようとしてもそうはいかない」

「ならば逃げるまでよ」


「逃げたら人質を殺す」

「そんな……」


「さあ、黙って死ね」


「うちなら大丈夫や」

「そうや、一発決めてーや」


 アルマ達が部屋から逃げ出してきた。


 俺はアイテムボックスから新しいメイスを出すとアダモスに殴りかかった。

 粉々になるアダモスの剣。

 そして額から流れる血が一筋。


「馬鹿な……」


 アダモスは息絶えた。

 アルマ達が逃げ出せたのには理由があるアシスタントのアルマの腕の中に刃物を隠したのだ。

 ロボットだから出来る荒業だ。


「うち、やりましたわ」

「何をやったんだ?」


「リオットとラオットの親子のいる所が分かったんや。部屋から逃げる時に手提げ金庫を触媒に魔法をつこうたら、中身が見えたんや」

「そいつはでかした」


 よし、これで全てのけりがつくぞ。


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