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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第69話 おっさん、盗賊退治に乗り出す

 行ったり来たりを繰り返したがバンクスに到着。

 今日はワンイェンクラブの日だ。

 俺達は転移陣を使って、アレグフォードまで飛んだ。


 ワンイェンクラブのテーマはウィスキーだ。

 と言っても何十万円もする品物は置いてない。

 3千円ぐらいまでの安い奴だ。


「このウィスキーという酒は酒精が強いですな。ですが、美味い。なんというか独特な味とコクがあってまろやかですな」

「おつまみの甘いチョコというのも意外に合いますぞ」


「お土産に、ウィスキーボンボンはどないですか?」

「甘くて美味しいですよ」

「美味、土産最適」


 アルマ達の本体が営業に来ている。

 いつも一緒にいるアシスタントは、召喚された魂の一部で動かしているロボットみたいな物だ。

 とにかく生身の本体は商売をしているという訳だ。


「分体のアシスタントで聞いていると思うが、冒険者の名簿を作っておいたぞ。商売に役立てるんだな」

「おおきに」


 マーロウ探しを依頼したスラムの子供達も来ている。


「お前ら、酒は飲むなよ」

「うん、チョコレート美味しいよ」

「マーロウ兄ちゃんは、まだ見つからないの」

「すまんな色々と忙しくてな」


「スラムでね。人さらいが横行しているんだって」


 そんなのいつもの事じゃないかと喉に出掛かった。

 待てよ。

 奴隷売買の組織があるんだったら、たぐればさらわれた村人に行き着くかも知れない。


「詳しく話せ」

「あんまり詳しくは知らないけど。子供だけじゃなくて、大人も狙われるんだって」

「手がかりはないかな」


「スラムの一角に、ごろつきが警備している建物があって。そこが怪しいとみんな言ってる」


 そうか、行ってみるか。

 都市スルサのスラムだな。

 転移陣があるとこういう時に便利だ。


 ごろつきの警備している建物はすぐに見つかった。

 目つきの悪い奴が警備していれば良い目印になる。


 トイレのスッポンを装備して俺は殴り掛かった。

 見張りを倒し中に入ったがさらわれた人はいない。

 在ったのは麻薬らしき物。

 ハズレだな。


 俺は麻薬を強奪すると現場を後にした。

 麻薬は後でダンジョンにでも捨てておこう。


 仕方ない。

 囮作戦で行くか。

 アシスタントだと燐光を発しているので、囮には少し不向きだ。

 俺が囮になるべきだろう。

 スラムの住人からボロボロの衣服を買い取ってそれに着替えた。


 安酒を買い、それを持ってスラムをうろつく。

 道端で寝ているふりをしていたら、男達が近づいてきて俺の頭と足を持った。

 当たりだ。


 俺はトイレのスッポンをアイテムボックスから出すと男達を叩きのめした。

 さて、楽しい尋問の始まりだ。


「おい、起きろ」


 俺は男達に水をぶっかけた。


「俺達のバックに誰がついているのか分かってるのか」

「いや知らん」

「悪い事は言わない。すぐに俺達を自由にしろ」

「さらった人達はどうした? 指があるうちに話した方がいいぞ」


「拷問するのか?」

「場合によってはな。さあ答えを言え」

「知らん。俺達はさらうだけで後は知らないんだ」


 まあ下っ端だからな。

 大した事は知らないと思っていた。


「誰にさらった人達を渡した?」

「盗賊団だよ。黒狼団だ」

「そこがバックか。クラン・ラベレンという名前を聞いた事はないか?」

「ああ、黒狼団に助っ人として出入りしてる奴らが、そんな名前だった」


 ビンゴ。

 手がかりをつかんだぞ。


「お前達にはもう用がない」

「殺すのか?」


「いいや。さあ、帰った帰った」

「俺達が喋ったなんて知られたら、殺されちまう」

「めんどくさい奴だな。ちょっと待て」


 俺は一度だけ転移陣を使えるように紹介状を書いた。


「これを持って好きな都市に飛べ。後は自分でなんとかするんだな」

「ありがと。これを機会に足を洗うよ」

「俺もだ」

「堅気になる」


 さて、盗賊団ねぇ。

 全員、ぶっ殺すとするか。

 いや、何人かは情報を聞くために残しておかないとな。


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