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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第67話 おっさん、トラブルに出会う

 ダンジョンを出てバンクスに向かう。

 ダンジョンからダンジョンへのワープは出来るんだか都市へは飛べない。

 都市にはワンイェンクラブの転移陣が設置してあるので、それを使って飛ぼうと思う。


 急いでいる時に限ってトラブルが起きる。

 まあお約束と言う奴だろうな。

 もしくは一昔前に流行ったマー○ィの法則か。


 どういうトラブルかというと、スクーターで飛ばしていた俺の前に行き倒れが。

 あやうく轢きそうになった。

 見捨てていくのも寝覚めが悪い。


「おい、大丈夫か。しっかりしろ。ポーションは飲めるか」

「くっ、このまま死ねん」


 行き倒れは俺と同年代の男だった。

 男はポーションを飲んで、それから俺の出したスポーツドリンクを飲んで、人心地が付いたらしい。


「行きたい所まで乗せてやる。どこに行きたい?」

「バンクスまで乗せてってくれ」

「奇遇だな行先が一緒だ」


 男とスクーターで二人乗りして急ぐ。


「飛ばすぞ。しっかりつかまってろ」


 女と二人乗りなら盛り上がるんだろうけど、おっさん二人では盛り上がらない事はなはだしい。

 道も真っ直ぐだし、運転に余裕が出来たので、話をする事にした。


「行き倒れするなんて何か訳があるのか?」

「村が盗賊に占拠された。助けを呼びたいんだ」

「ほう、金はあるのか?」


「ある訳ないだろう。盗賊の目を盗んで村から出たんだ。僅かな食料しか持ち出せなかった」


 金目の物は盗賊が真っ先に集めるよな。

 金がある訳ないか。


「領主は動いてくれそうなのか?」

「分からん。会ってくれるかどうかさえ分からん」

「それじゃ成功の見込みはまずないな」

「くそう。俺達の何が悪いんだ」


「悪くないな。悪いとすれば運が悪かった。そろそろ休もう。あんたの体もきついだろ」

「そんな事言ってられない。こうしている間にも仲間が」


 俺は適当な所でスクーターを停めた。


「何で停まるんだ? 俺は平気だ。先を急いでくれ」

「めんどくさい奴だな。ヘロヘロなのに少しは食べて落ち着けよ」


 俺は通販スキルで菓子パンを出してやった。

 男は菓子パンを貪り食う。

 まるで菓子パンを食えば盗賊が退治されるとでも言いたげに。


「戦うにはまず情報だ。敵の戦力、地形、もろもろの条件を調べにゃならん。味方の情報もだ。情報を調べたら作戦だ」

「そんなの分かる訳ないだろう!」

「興奮するなよ。このままバンクスに行っても成功はおぼつかないぞ」

「じゃあ、どうすれば良いんだ」

「考えるんだよ。一生懸命な」


 この男をバンクスに連れてって、僅かな金を持たせて放り出しても良いが、それでは可哀想だ。

 一肌脱ぐとしましょうかね。


「盗賊は何人だ?」

「分からん30人より多いとしか」

「分かっている事はないのか?」


「ああ、親玉の名前がヒューロだ。手下がそう呼んで殺されたので良く覚えている」

「何だって! それを先に言えよ」


 このヒューロはクラン・ラベレンの幹部かも知れない。

 かぜんやる気が出て来た。


「よし、村に引き返そう」

「あんたは盗賊に寝返るのか? 親切な人だと思ったのに」

「逆だよ逆。盗賊を退治してやる」

「あんた一人でか」

「いや4人でだ」


 アルマ達を再呼び出ししなかったのは、アルマ達が途中まで良い具合に事が進んでいて引き寄せたら、ご破算になるからな。

 でも幹部も一人が見つかったとなれば話は違う。

 それに殺してもお咎めなしの状況だ。

 盗賊として処分出来るからな。

 こんなチャンス逃す方がどうかしている。


「信じられない」

「見ろ。Sランクのカードだ。これでもちょっとはやれる」

「本当か。でも依頼金が」

「今回は銅貨1枚でいい。なあに、ただの気まぐれさ」


「お願いだ。頼む。村を救ってくれ」

「ああ、任された。じゃ早速、アシスタント帰還。助手(アシスタント)、来いアルマ、エリナ、モニカ」


 アルマ達が現れた。


「もう少しでマーロウの足取りがつかめそうやったのに」

「そうそう」

「終着直前」


「すまんな、クラン・ラベレンの幹部がやっている悪事の尻尾をつかんだ。せん滅したい」


 俺達は盗賊退治をする事になった。


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