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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第64話 おっさん、ゴーレム・ダンジョンの様子を見る

 ダンジョンコアの部屋で状況を確認する。

 ゴーレム・ダンジョンは盛況だった。

 このダンジョンは特殊でボス部屋しかない。

 その代わりボスが複数体現れたりする。


 まずは1階層だ。

 2.5メートルほどのマッドゴーレムを4人のパーティがタコ殴りにしている。

 マッドゴーレムは泥で出来ているから柔らかい。

 木の棒で叩いても削れるぐらいだ。


 ほどなくして討伐は完了した。

 パーティはドロップ品のパチンコ玉を台車に積むと元来た扉から出て行った。

 ボスマラソンをするらしい。

 1階層のボス部屋の前には順番待ちの列が出来ている。


 俺は声を拾う事にした。


「ここのドロップ品は案外と当たりだな。鉄球はゴーレムを転ばせるのにも使えるが、スリングなんかの弾にも使える」

「違いない。鳥を獲るのにスリングとここの鉄球はうってつけだ」


 なるほど、1玉3円だけど、異世界では同じような値段で作れないだろう。

 マッドゴーレムは5体ぐらい出るから、ドロップ品はパチンコ玉1000発ほどだ。

 1玉が銅貨5枚ぐらいだと考えても、1階層のボスを討伐すると銀貨50枚の収入だ。

 武器の消耗など計算に入れても、パーティ全体の一日の生活費ぐらいは出る。


 駆け出しには優しいかもな。

 台車などのレアドロップが出れば更に収入アップだ。


「うちの、商会にパチンコ玉を卸せないやろか」

「売れるけど薄利多売になるぞ」

「そやね」

「マッドゴーレム専用武器として鉄のスコップでも売った方がましだな。価格は銀貨2枚ぐらいだな」

「試してみーへん事にはなんとも」

「やりましょ」

「市場調査」


 アルマ達、三人がスコップを持って1階層に挑戦する。


「みなさん気合れていきまっせ」

「おう」

「応」


 三人がボス部屋に入り扉が閉じられた。


「うちが先陣を切る」


 アルマが前衛を務めるらしい。

 ボスであるマッドゴーレム5体が召喚された。

 アルマがスコップで一体の足を薙ぎ払った。


「今や」

「了解」


 マッドゴーレムが転がり、モニカがコアを砕いて止めを刺す。


「ふん、来てみなさい。ぶった切ってやるから」


 エリナがスコップを大振りして残りの4体をけん制する。


「どうや」


 アルマが手近な一体の頭をスコップで殴る。

 コアを砕いたようだ。

 残り3体になった。


 三体がアルマに殺到する。


「けん制お願い」

「任せて」

「噴」


 エリナとモニカはスコップで突きを放ち、二体を後ずらせた。


「助かったわ」


 アルマは悠々と一体を片付ける。


「止めや」

「死ね」

「死」


 残りの二体は3人でタコ殴りして終わった。

 マッドゴーレムならスコップでも戦えるな。

 3人がポータルでワープしてダンジョンコアの部屋に戻ってきた。


「お疲れ」

「メイスと違ごうて、少し扱いづらい」

「握りやすくはあるんだけど、先端が少し重すぎる」

「感触良好」


 モニカは好感触。

 後の二人は駄目だったか


「せやけど穴掘りに使うなら悪うない」

「農具ならね」

「変則武器、浪漫」


 まあ、順当な結果って言えば結果だな。

 2階層の様子でも見てみるか。


 2階層のゴーレムはストーンゴーレムで、動きは遅いが硬い。

 部屋に入ったパーティはパチンコ玉撒き係がいる。

 ゴーレムの動きを予測して足元にパチンコ玉を撒く。

 ゴーレムが転がる。


 浮遊の靴なんかは装備してないから、パーティの人間も足を取られる。

 慣れれば良いが、こんなもんだよな。

 だが、昔に比べて危険性は減ったと思う。

 昔は硬いストーンゴーレムと直にやり合ったんだものな。

 転ばし攻撃でゴーレムに隙ができるだけましか。


 これより下の階層は似たような物だから見る必要はないな。

 このダンジョンはこれで良いだろう。

 ダンジョンから出てギルドの出張所に寄る。


「あなた、ムニさんですよね」


 受付嬢から声を掛けられた。


「そうだが」

「伝言が届いています」


 俺は伝言を受け取った。

 ええと、イシュトンからだ。

 『リオットの証拠は固まった、リオットはバンクスに居る』と書いてある。

 おお、奇遇だな。

 今から向かうところだった。


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