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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第61話 おっさん、人探しを請け負う

 追加で3つの封印ダンジョンの改善に乗り出した。

 一つ目のインビジブル・ダンジョンのモンスターは透明で見えないのが特徴だ。

 インビジブル・ダンジョンのドロップ品にペンキのスプレーはどうかなと思ったが、塗料が付着しない。

 前に攻略した時はどうやったかというと赤外線ゴーグルで攻略した。


 接着剤をぶっかけて粉を掛けたが、それも駄目だった。

 中々上手くいかない。

 そこで考えた。


 何ならくっ付くのか、それで試したところ上手くいったのが静電気だ。

 ラップやビニール紐をほぐしたのを付着させるのに成功。

 これをドロップ品にする事にした。


 下の階層ではもちろん赤外線ゴーグルをドロップ品とした。


 二つ目のダーク・ダンジョン。

 このダンジョンのモンスターは光を嫌う。

 目に見える光を見つけると特攻してくるのだ。


 ここのドロップ品は蛍光塗料と紫外線ライトだ。

 使い方はモンスターに向かって蛍光塗料を投げるなりして紫外線ライトで照らす。

 そうするとモンスターは同士討ちを始める。


 三つ目はゴーレム・ダンジョンだ。

 このダンジョンのドロップ品はパチンコ玉で決まりだ。

 ゴーレムの足は硬いのでパチンコ玉に乗るとよく転がる。

 冒険者も転がりそうだが、そこは工夫して戦うだろう。


 これでこの辺りの封印ダンジョンは全て支配下に置いたはずだ。

 俺はダンジョンコアのある部屋で日夜監視を続けた。

 問題のリオットはまだ網に掛からない。


 ふと、ミスト・ダンジョンを見ると、子供達が入って来ている。

 モンスターを殴り霧にすると、ポリ袋に霧を詰めて、樽の焼却炉で燃やしていた。


 どういう訳だ。

 門番は子供達を通したのか。

 これはいくら何でも危ないだろう。

 俺はその現場にワープした。


「おい、お前ら、冒険者じゃないよな」

「お願いだ。見逃してくれ」


「門番はどうやって誤魔化した?」

「袖の下を使ったんだ」

「よくそんな金があったな。お前ら身なりから察するにスラムの人間だろう」

「門番のおっちゃんはスラム出身なんだよ。一人銅貨1枚で入れてくれるんだ。おっちゃんは悪くないんだ。捕まえたりしないよね」


「安心しろ。俺もスラム出身だ」

「そうなの。じゃ、見逃してくれるの」

「ダンジョンは危ない。もう入るな。仕事なら紹介してやれる」

「ほんとう」

「嘘じゃないよね」

「信じちゃうよ」


「嘘は言わないさ」

「良かった」

「ところでお前達なんで金が要るんだ」


「マーロウ兄ちゃんが行方不明なんだ。探しに行きたいんだ」

「そいつはどんな奴だ?」

「駆け出し冒険者」


「俺がギルドに行って調べてやってもいい」

「じゃあ、俺達の宝物をあげるよ」


 差し出されたのはなんと一円玉だった。

 ドロップしたんだな。

 運の良い奴め。


「これは高価な物だから受け取れない。大事にしろよ。ああそうだ。それを持ってムニ商会を訪ねろ。ごちそうしてくれるはずだ」

「うん、行ってみる」


 俺はもよりのギルドに行くとマーロウの情報を集めた。

 マーロウはゴブリン・ダンジョン行ったらしい。

 そこからの足取りはつかめない。


 どうするかな。

 子供達をがっかりさせるのも何なんで、現地まで行って見るか。

 その前に、ワンイェンクラブで子供達がたらふく食っているのを見に行こう。


 ワンイェンクラブではケーキ祭りを開催していた。

 色とりどりのショートケーキが並ぶ。


「お前ら食ってるか」

「おいひいよ」

「うん、満腹」

「マーロウ兄ちゃんにも食べさせたい」


「そのマーロウだがな。ゴブリン・ダンジョンに行ったまでは分かっている」

「うん、知ってる。そう言ってた」


「そうか聞いてたか」


 裏を取る事は大事だ。

 嘘を言う場合もあるからな。


「とりあえず、ゴブリン・ダンジョンを訪ねてみる。何か分かったら、ワンイェンクラブに伝言を寄越すよ」

「お願いします」

「頼んだ」

「兄ちゃんを見つけたら、ひっぱたいてやって」


「ああ、心配してるって伝えるよ」


 人探しが増えたな。

 まあ、一人探すのも二人探すのも手間的には変わらん。

 人探しの旅に出るとしよう。


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