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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第51話 おっさん、ダンジョン改革を始める

 ダンジョン経営だが、アンデッド・ダンジョンの欠点はモンスターが倒しづらい点だ。

 物理ではほぼ無理なので、火魔法の大火力か光魔法に頼らないといけない。

 聖水っていう手もあるんだが、教会はぼったくっているから、ふんだんに使うのは無理だ。


 そこでだ、ドロップ品に農薬を出現させる。

 なぜ農薬かというと、この世界のアンデッドは菌の一種らしいので農薬で死ぬ。


 要するに菌を滅する物に弱いんだ。

 紫外線ライトにも弱いんだが、それはまずは良いだろう。


 ドロップ品にアンデッドに対抗する物を出せば、討伐すればするほど討伐が容易になる。

 次に改革したのはボスだ。

 農薬をぶっかけて終わりじゃ味気ない。

 ボスをアンデッドにするのは辞める事にした。


 それとボス部屋の入口に出て来るボスの名前を表示。

 こうしておけば敵わないと思ったら引き返すだろう。


 俺はアシスタントの嫁達を引き連れて、最寄りの冒険者ギルドに顔を出した。

 カウンターに近寄り。


「情報提供したい」

「はい承ります」


「封印ダンジョンのアンデッド・ダンジョンがあるだろう。あれの難易度が変わった」

「封印ダンジョンに入られたのですか。規則違反です」


「それは分かっている。夢でお告げがあったんだ。アンデッド・ダンジョンのモンスターを倒せば聖水みたいな物をドロップするってな」

「確かめられたのですね」

「ああ、お告げは本当だった。これが見本だ」


 俺は農薬を出した。


「上の者と相談してみます」

「よろしくな」


 しばらく待たされて、ギルドマスターが呼んでいますと言われた。

 そして、応接室に通されお茶を出された。


 とりあえずお茶があるという事は、叱責される訳ではなさそうだ。

 ギルドマスターは壮年の男で、お茶を一口飲むと話を切り出した。


「封印ダンジョンに入った罰則は帳消しにしても良い」

「それはどうも」


「ただし、裏を取ってからだ。夢のお告げを詳しく話してくれないか」

「良いですよ。ダンジョンは余剰魔力の消費の為にあるとかで。封印されていると困ると。アンデッド・ダンジョンを試しに改革してみたと言われた」

「ふむ、試しにという事はこれからも改革は続くのかね」

「そう思うぜ」


「それが本当なら、嬉しい事だ。ダンジョンが盛況になれば、このギルドにも金は落ちる」

「宿に妻達を待たせておく、結果が出たら教えてくれ」

「ああ、その時は使いをやろう。手間を取らせた」


 がっちり握手してから、ギルドマスターと別れた。

 アルマ達を連絡員として宿に残し、俺はアンデッド・ダンジョンに戻った。


 さて、掴みはオッケーというところだ。

 改革の第二段といこうか。


 入口に発電機を設置。

 これは紫外線ライトの充電の為だ。

 ドロップ品に紫外線ライトを追加。

 手動の噴霧器も追加。


 説明を書いた板も設置。

 農薬は本来の使われ方である作物の病気を治す事も書いた。


 ほどなくして、ギルドの調査員がやってきた。

 その様子を俺はダンジョンコアを通じて観察。


 調査員はスケルトンを見つけると俺が見本として渡した農薬を掛けた。

 スケルトンは溶けて魔石になった。

 今回はドロップ品は出なかったようだ。


 何度かスケルトンを討伐。

 遂にドロップ品の農薬が出る。

 出現率はもう少し甘くした方がいいか。

 いや、紫外線ライトは繰り返し使えるから、こんなものでも良いかもしれない。


 もっと冒険者が押し掛けてから調整しよう。

 調査員は一階層のボスを倒し、充電式の紫外線ライトをゲットした。

 今日は帰るようだ。


 それからしばらくして、アルマがダンジョンに入って来た。

 俺はポータルでワープして迎えに行く。


「首尾はどうだ」

「ばっちりや」


 俺とアルマはスクーターで街に戻り、俺はギルドマスターの所に顔を出した。


「紫外線ライトという物もドロップしたようだ」

「変革は続いているという事だよ」


「このドロップ品が広まれば、地上のアンデッドの被害も少なくなる」

「アンデッドの被害はさほど多くないと聞いているが」

「そうだな。太陽の光で奴らは死ぬからな。だが、洞窟とか。鉱山とかに発生する事がある。特に鉱山が問題だ。毒ガスとアンデッドが合わされれば、たいへん危険だ」

「なるほどな」


「情報料として金貨100枚を用意した。規則を破った罪も帳消しにしよう」

「有難く頂いておく」


 俺は金貨をアイテムボックスに収納すると、スクーターを駆りダンジョンに戻った。

 しばらく冒険者の様子を見て調整しないとな。


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