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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2章 ダンジョンマスターざまぁ編

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第50話 おっさん、ダンジョンマスターになる

 転移して目に映ったのはダンジョンコアだった。

 あれっ、誰もいないぞ。

 例によって俺の姿は全裸。

 ダンジョンで転移事故が起こったのか。


「急に呼び出しちゃってごめんねぇ」


 はっ、この声は管理者。

 管理者は世界の管理をやっている。

 たまに褒美をくれたりするんで無下にはできないが、少しイラつく。


「呼び出したからには、それ相応の仕事と褒美があるんだろうな」

「そうなのよね。仕事なんだけど実は困った事があって」

「言ってみろ」


「あなたが世界の切り替えスイッチだったってのは知っているわよね」

「ああ、前に説明されたからな。各世界にアバターがいて、魂だけが異世界転移する。そして、アバターがいる世界が動き出す」


「それでアンデッドになった時に、そのアバターとの繋がりが一斉に絶たれたじゃない」

「そうだな」


「それで世界の切り替えが上手くいかなくなってぇ。さぼっていたのが、ばれちゃったの」

「うん? さぼってた? 何をだ?」


「幾つもある異世界を止めて一つの世界だけ動かしていたじゃない。あれってさぼりだったのよ」

「負荷が掛かるから、そうしていたんじゃないか」


「ええ、主に私のストレスという負荷がね」

「それで」


「てへっ、上司に怒られちゃったの」

「じゃ、俺に再び切り替えスイッチってのはないな」


「それで仕事なんだけど、仕事が多すぎなのよ。仕事の一部をやって欲しいなと」

「で、どんな仕事だ?」


「ダンジョンを経営してほしいの」

「なるほど。それで今のダンジョンの何が問題なんだ」


「人気がなくって、封印されたダンジョンが多いのよ」

「そんなの簡単に解決できるだろ。難易度を易しくすれば良い」


「それがね、出来ないのよ。易しいモンスターのドロップ品は安くないといけないから、人気が出ない。ダンジョンが余剰魔力の消費の為だっては知ってるわよね。弱いモンスターは魔力をちょっとしか消費しないので効率が悪くなる」

「ああ、そういうこと」


「それに、モンスターはいくらでも倒してもらって良いんだけど、ダンジョンコアを持ち去られると困るのよね。あれって作るのが面倒だから」

「なるほど制覇は駄目で、人には来て欲しいという訳だな。分かったよ。仕事を受ける」

「そう言ってくれると思ったわ」


「褒美だが、前払いで良いか」

「ええ、言ってみて」


「異世界転移する時に服を着せて欲しい。それと地球に戻れるようにしてくれ」

「そのくらいなら構わないわ」


「ところでここはどういう世界なんだ」

「前にもきた事がある世界で、あなたがアルリーと呼んでいた異世界よ」


「ちょっと待て。ステータス」


――――――――――――――

名前:山田 無二 LV519

魔力:41864/51900


スキル:

収納箱

魔力通販

魔力壁

混合

変形

罠探知

方向察知

氷魔法

次元移動

召喚魔法

助手

――――――――――――――


 このステータスは確かに異世界アルリーの物だな。

 レベルがリセットされてない。

 これなら大抵の事では死なないな。


「俺のアバターはまだ保管してあったんだな」

「ええ、アンデッドの体以外はね。アンデッドの体は今はアシスタントの材料だけど」


「で、ダンジョン経営ってのは何が出来るんだ」

「もうできちゃった床や壁は変更できないけど、その他は変更可能よ。好きにやってちょうだい」


「分かった、なんとかやってみるよ」

「ダンジョンコアに手を置いてみれば、ダンジョンの操作と状況が分かるわ。頑張ってね」


 アイテムボックスから服を出して身に着ける。

 良かったアイテムボックスの中身も前のままだ。


 アイテムボックスの中身は、硬貨が少しと服など身の回り品。

 それに冒険に必要な道具各種。

 異世界アルリーで前に冒険した時に使った機材。


 ムニ商会に卸していた商材もある。

 移動手段としてはスクーターだ。

 ガソリンの備蓄もそれなりにある。

 まあこんな所だな。


 さて、肝心のダンジョン経営だが。

 ダンジョンコアに手を置いて状況を確かめる。

 何だよ、アンデッド・ダンジョンじゃないか。

 魔力は前に俺がすっからからんにしたはずだが、今は十分に溜まっている。


 このダンジョンを立て直すのか。

 さて、どこから手をつけよう。

 まずは。


助手(アシスタント)、来いアルマ、エリナ、モニカ、ベンケイ」


 妻達と犬のベンケイが現れる。


「喜べ、カップ麺やカレーや牛丼が生身で食えるぞ。本体でアンデッド・ダンジョンまで来てくれ」


 この世界にはロボットみたいなアシスタントの体でなくて、アルマ達の本体がいる。


「嬉しいわぁ」

「生身で会えるようになったのね。そうするとカレーが食べ放題ね」


「リンゴの奴も本格派のスパイスの効いた奴も色々とある。期待しててくれ」


「鰻丼希望」

「おお、モニカは牛丼からバージョンアップしたな」


 生身で会うのは久しぶりだ。

 期待して待とう。


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