表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2部 第1章 通販大臣でざまぁ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

291/355

第43話 おっさん、帰れない

 魔力が1万を超えたので自力で地球に帰れるはずだ。


次元移動(ディメンションムーブ)、地球」


 あれっ、おかしい。

 背景が切り替わらない。

 何だよ、出来ないのかよ。


 じゃ、何のために次元移動のスキルが存在するんだ。

 地球に帰れると思ったのは地球の物が魔力通販で買えたからだ。

 それにアシスタントで、姪の秋穂を呼び出せたからそう思ったんだ。

 考えてみたらアルマ達も呼び出せている。


 アルマ達の世界にも行ける気がしない。

 試してみるか。


次元移動(ディメンションムーブ)、アルリー」


 やっぱりだ。

 移動できなくなっている。


 この世界に骨を埋めるのか。

 それも良いかもな。

 嫁達とはスキルで会える。


 出来ないものは仕方ない。

 それよりもアシスタントの能力を再検証だ。


 アルマ達を呼び出せるのは分かっている。

 それと姪の秋穂だ。

 この4人に共通するのは家族だという事だ。

 きっと呼び出せる条件はそれだろう。


 ならば。


助手(アシスタント)、来いベンケイ」

「わん」


「よしよし、偉いぞ」


 これではっきりした。

 呼び出せるのは俺が家族だと思っている人と動物だ。


 ベンケイは元気に走り回って、盛んに尻尾を振っている。

 俺はボールを投げて遊んでやった。

 ベンケイは遊び倒しても疲れる様子がない。

 はぁはぁ舌を出して息もしない。

 ロボットみたいな体だから当たり前か。


 ふう、砂漠は暑い。

 久しぶりに運動した気分だ。

 だが、蒸し暑さがないところだけは評価できる。

 ベンケイを帰して、俺は地球について考えた。

 ああそうだ。

 秋穂に聞くことがある。


助手(アシスタント)、来い秋穂」

「あら、叔父様」


「聞きたい事がある。地球で俺はどういう扱いになっているんだ」

「行方不明ですね。随分前に私が捜索願いを出しました」

「そうか。もしかして、俺が居なくなってから、ベンケイの面倒を見てくれてたのか」

「ええ」

「ありがとな。何となく吹っ切れたよ」

「そんなを事おっしゃらないで。このまま叔父さんが戻られないと、会社は私の物になってしまいます。絶対に帰って来てください。それに生身で叔父さんに会いたいです」

「そうだよな。会社を秋穂に押し付けてとんずらは出来ないよな。分かった努力する」


 地球に帰る目標が出来た。

 さあ、こっちの世界のけりをつけよう。


 次の日、俺達は次のダンジョンへ出発した。

 次のターゲットはスコーピオンダンジョンだ。


 ダンジョンには問題なく着いた。

 中に入ると30センチほどの蠍型モンスターがうじゃうじゃと居る。


「まずは、必殺ドライアイス攻撃。収納箱(アイテムボックス)吹雪(ブリザード)!」


 氷魔法でドライアイスの吹雪を起こす。

 前のダンジョンの魔力でドライアイスは1千万円ほど仕入れてある。


 蠍モンスターは手足を縮こませ、動かなくなった。

 メイスで叩いて回る。

 砂漠でドライアイスを用意できるのは俺だけだろう。


 アルマ達はかき氷器でドライアイスを細かく砕いて、それを蠍モンスターに振りかけて回った。

 毒だけだと容易いな。


 5階層のザコまではドライアイス作戦で順調に進めたが、5階層のボスは全身が凍り付いている奴だった。

 こいつはガソリンを掛けて燃やしてやろう。

 そして、なんとか焼き殺す事ができた。

 ここからが本番だな。


 6階層のボスは毒液を遠距離から飛ばしてくる奴だった。

 近づけばドライアイスの吹雪を食らわせる事ができる。

 盾というか傘があれば楽勝だ。

 ビニール傘は視界が確保できるから丁度いい。

 骨が折れても安いので懐が痛くない。


 打ち出す毒液の軌道を弓なりとか色々と変えてきたが、防ぐのは簡単だった。

 ドライアイスの吹雪をぶちかまし、討伐出来た。


 7階層のボスは属性を変えて来る奴だった。

 冷やすと炎になり、熱すると氷になる。

 殴ろうとすると針を纏う。


 こんなのは、わけない。

 半分冷やして、半分熱すれば良い。

 体の半分だけ属性を変える事は出来なかったようだ。

 半分が動かなければ、討伐は容易い。


 動かない方に痛撃を与えて討伐を完了した。


 次はいよいよラスボスらしい。

 ラスボスは羽が生えた蠍モンスターだった。

 ドライアイスの吹雪を食らわせたが平気で飛び回っている。


(ランス)


 ドライアイスの槍が空を飛び、ラスボスに突き刺さる。

 ラスボスは小さい蠍を降らせてきたので、俺は傘で防御した。

 魔力壁があるので大丈夫だとは思うが念の為だ。


「踏みつぶしてくれ」


 アルマ達、3人が小さい蠍を踏みつぶした。

 アシスタントに毒は効かなくて良かった。


 ドライアイスの槍が何本も突き刺さり、ラスボスは落下。

 俺はメイスで滅多打ちにして止めを刺した。


 討伐が完了して、ダンジョンコアの魔力で缶詰などを仕入れる。

 今回は新規に災害用品の長持ちするソーセージも仕入れた。

 ビーフジャーキーでも干し肉には勝てるが、目先が変わったのも良いだろう。

 ロープとワイヤーロープを仕入れる。

 これは次のダンジョンで使う。


 ダンジョンコアを奉げ、金属魔法のスキルオーブを得た。

 これで次のダンジョンは楽勝だ。

 ステータスを確認しておく。


――――――――――――――

名前:山田 無二 LV235

魔力:5271/23500


スキル:

収納箱

魔力通販

次元移動

助手

氷魔法

金属魔法

――――――――――――――


 大分レベルが上がった。

 そろそろ、グエルオアシスの商品がだぶつくと思う。

 あと一つ、ダンジョンをクリアすれば十分だろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ