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レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされた俺は大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ。なんとしても元の世界に俺は帰る~  作者: 喰寝丸太
第2部 第1章 通販大臣でざまぁ

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第22話 おっさん、二人目をめとる

「水の神アクエルの名の下に、ムニとエリナの結婚を許可する。誓いのキスを」


「エリナ、俺のどこが気に入ったんだ」

「頬を叩かれて、ぐしゃぐしゃになって泣いている顔を見たら、本気で心配してくれたんだなって思って」

「そうか。苦労を掛けるかも知れないがよろしくな」


 俺はエリナの背に手を回しキスをした。

 仲間達の歓声とやじが上がる。


「二人も嫁をもらうなんて」

「そうだ、そうだ」

「俺もダンジョンを討伐すればいいのか」


 お前ら結婚したかったら経済力をつけるんだ。

 それが無いとどうにもならん。

 言われなくても分かっていると思うがな。

 俺みたいな特殊な奴はまずいない。


 宴会が始まって騒ぐ。

 まあ、良い息抜きだよな。

 俺以外にも結婚した奴はいるが披露宴はしない。

 ぶっちゃけ金が無いんだろうな。

 宴会の費用も馬鹿にならない。


 夜が更けエリナと無茶苦茶セックスして次の日、内政の進捗具合をチェックする事にした。

 サラダサボテンの畑は順調だ。

 対刃グローブも支給できたし、剪定バサミもある。

 放置しても枯れない植物だから、世話は要らないしな。


 砂漠麦の畑を訪れる。

 まだ種を撒いたばかりだから、芽が出たところだ。

 これからに期待だな。


 今日は取って来たダンジョンコアを使って工作だ。

 ダンジョンコアは地脈から魔力を吸い上げる機能がある。

 あるんだが、それを実現する為の魔力回路が思い出せない。


「エリナ、ダンジョンコアを鑑定してみてくれ」

「ええ、このダンジョンコアは休眠中らしいわよ」

「地脈から魔力を取り出すスイッチがあれば良いんだが」

「えっと、主スイッチがあって、ここから各機能のスイッチがあって。今、図を描くわ」


 なるほど、魔力回路を組まなくても、なんとかなりそうだ。

 俺は魔力を伸ばして地脈から魔力を吸い上げるスイッチを入れた。

 魔力鑑定の魔力回路を起動する。


「無事、起動したみたいね」

「俺には分からないが、鑑定に出ているのなら間違いないだろう。今、魔力は幾つ溜まってる」

「3ね」


 100均の時計で時間を計る。


「よし、一分経った。魔力は幾つだ」

「4よ」

「渋いな。一分間に1魔力かよ」


 ダンジョンは魔力の流れの上にあるから、魔力の吸い上げる量が半端じゃない。

 この辺りは魔力の流れなどないから、こんな物なのかも。


 魔力通販を使えば4分で1リットルの水道水が作れる計算だ。

 一日で360リットル。

 よし、ダンジョンコアを乱獲しよう。

 水大臣でウハウハだ。


 次の交易品だが、蚊取り器が良いかもな。

 蚊取り器なんだが、紫外線でおびき寄せて電気ショックで殺すというのがある。

 しかし、コンセントが無いと使えない。

 このオアシスで使うのなら発電機とセットだな。

 タコ足すれば何台もつけられるから、集会場向けだな


 電池式の蚊取りは1000円で売っている。

 こちらは手が出る価格だ。

 今の俺の魔力だと一日7個出せる。


 試しに一つ出してみた。


「これなに」

「蚊を落とす装置だな」

「へぇー、初めてみた」


「異世界では魔力壁を使っていたからな」


 異世界で教わった魔力壁というスキルがある。

 訓練すると使えるようになるんだが、仕組みは簡単だ。

 漏れ出る魔力を固めて防護壁にする。

 魔力が高い人ほど硬い。

 要するにバリヤーだ。

 レベルが100近くになるとかなり有効だ。


「なんか丸くて可愛いね」


 電池式の蚊取りをエリナが手に取ってそう言った。


「豚の形とか、魚の形とか色々あるぞ」

「色々と考えるのね」

「がわが違うだけだがな」


 次にダンジョンを攻略したら交易品はこれだな。

 蚊取り線香より電池式の蚊取りの方が経済的だ。


「えっと、エリナはカレー好きだったな」

「なんで知ってるの」

「知ってるさ。好きな人の事は分かるんだ」


 俺はカレーを作った。

 エリナの一番好きなリンゴとハチミツのカレーだ。


「はぅ、この匂い。何度、嗅いでも良いわね。ところでムニ商会のカレーの在庫がもう無いんだけど」

「ごめん、俺が仕入れてたから、当分は無理」

「残念だけど、呼び出された時に食べられるから、まあいいわ。ちょっとしたご褒美ね」

「エリナを呼び出した時の夕飯はカレーにするよ」

「お願い、絶対よ」

「分かってるさ」


 扉をノックする音がする。


「どうぞ」

「何、この匂い。美味しそう」


 アズリが入って来た。


「沢山作ったから食べていけよ」

「悪いわね。新婚のところを邪魔しちゃって」

「そうだ、ひとつ良い事を教えてやる。この料理はカレーと言うんだがマヨネーズを掛ける人もいる」

「ほんとう、ではさっそく。うはぁー、マヨネーズ合う。めちゃくちゃ美味しいわ」

「カレールゥを交易品にするのも良いな」


 交易品も見つかったし、そろそろ交易に行く準備をするか


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