214 ひたすら強い
「戻れ、戻るんだ! 精霊様、傭兵は追い掛けて来ているか?」
「ええ、めっちゃ来ているわよ!」
「都合が良い、あのグループだけでもここで潰すんだ、後から来る王国兵が犠牲になりかねん」
侵入作戦をもって敵の総本山に突入することに成功した王国軍であったが、そこに居た傭兵軍団の強さは異常なものであった。
このままでは中に入った3万以上の王国軍は殲滅されてしまう、俺と、それから後に続いたゴンザレスの現場判断により、上層部に一時撤退を具申したのである。
そして事実上の総司令官であるババァも愚将ではない、馬鹿だけど。
この判断を妥当とみなし、直ちに撤退の狼煙を上げたのだ。
敵地の奥から戻り来る王国兵、しかしその後ろには、やはり敵の傭兵部隊が続いている。
それぞれがかなりの力を持ち、場合によっては筋肉団員に匹敵する実力の者も居るのだ。
これに追い掛けられる一般兵はひとたまりもない、今少し見えただけで数名が犠牲になっていた。
「おう勇者殿、俺達はここで殿を努めようではないか、可能な限り多くを脱出させるのだ」
「そうだな、しかし今回は脱出ばかりだな……」
この世界に来てからというもの、様々な戦いや大規模戦争に巻き込まれた。
だがここまで不利な状況に追い込まれるのは初めてかも知れない。
最初から俺達が相手をしていた傭兵団、さらには付近で王国軍を虐殺していた連中も加わって俺達に攻撃を仕掛ける。
ガンガン殺していくものの、その様子を見て怯むような敵は1人も居ない。
ただただ前に進み、体が動く限り攻撃を仕掛けてくる、もうただのバケモノだ、ゾンビに等しい。
と、筋肉団員の1人が敵に囲まれ、3方向から一気に攻撃を受ける。
とっさに回り込み、その男の真後ろから剣で斬り付けようとしていた傭兵を殺す。
手前側の2人はどうにか自分で処理したようだが、それでも肩口から脇腹にかけてばっさりと斬られてしまったその団員、普通の人間であれば致命傷だ。
「おっと、大丈夫か? というかその傷で死なないのか? 色々とおかしいだろお前」
「すまねぇ勇者殿、死にはしないが戦闘遂行上重要な筋肉を両断されてしまった、これではしばらく戦えない」
「ゴンザレス、1人リタイアだぞ、運が悪かったな」
「おうっ、運も実力のうちだ、更なる鍛錬が必要だな、しかしこれでは他にも被害が出そうだな、よぉし、初段未満の者は撤退だ! 一般兵と共に城門の外に出よ!」
初段って、段とか級とかあるのか筋肉団には……
しかしある程度戦いをこなせる筋肉団員が一部とはいえ城門の外を目指すのは好機だ、これにルビアを同伴させよう。
回復魔法使いは外まで辿り着いた負傷兵を安全な所で落ち着いて救護するのがベストなはずだ。
「ルビア、その団員たちに付いて行くんだ、本隊の救護班と合流しろ」
「わかりました、ではまず筋肉団への入団届を……」
「そんな末永く付いて行かなくて良いから! とにかく今だけ同行しろ」
危うくむさ苦しいおっさんの集団にパーティーメンバーを取られるところであった。
というか根性なしのルビアが筋肉団の訓練に付いて行けるわけがなかろう。
マネージャーでもやるつもりなのか?
ルビアを見送り、残ったメンバーで戦闘を継続する。
続々と戻って来る王国軍、そのどれもが異常な強さの傭兵を引き連れているではないか。
これはかなりの戦死者が想定されるな、最悪突入部隊の半数以上が殺られてしまうかも知れない……
「主殿、カレン殿とマーサ殿がかなり離れてしまったぞ、一旦集合した方が良い!」
「ああ、カレン! マーサ! もっとこっち寄れ!」
後衛を守るためにその場に留まっている俺達とは違い、カレンとマーサは移動しながら敵を撃破している。
それで陣形が崩れると予想外の被害をもたらしかねないし、何よりも前で敵を受け止めるミラとジェシカの負担が増大してしまう。
可能な限り固まり、確実に周囲の敵を葬っていく方が良さそうだ。
「ご主人様、怪我をしてしまいました」
「本当だ、困ったな、ルビアを帰してしまったぞ、カレン、まだ戦えそうか?」
「戦うのは大丈夫です、でも大事な装備に血が付いちゃって……」
「気にするな、装備ぐらいは後で洗えば良い」
珍しく敵の攻撃を捌き切れなかったカレンが肘付近から血を出している。
やはり単独で出て行って囲まれるのは危険なようだ。
というかいつも返り血塗れで戦っているのに、なぜ自分の血が付いたときは気にするんだ。
まぁ怪我をすることなど滅多にないカレンだ、なんとなくそう思ってしまうところもあるのかもな。
念のためカレンを後ろに下がらせ、前面はミラ、マーサ、ジェシカの3人で固めた。
向かい来る敵はそこで大半が止まるものの、やはり意表を突いて横から攻撃を仕掛けてくる奴も多い。
俺とマリエルも木が休まる暇がない……
一方、セラ、ユリナの攻撃魔法、精霊様の水鉄砲、そしてリリィのブレスはなかなかの戦果を上げている。
遠くで逃げる一般兵を攻撃している敵を正確に狙い、首を飛ばして確実に処理しているのだ。
それでも接近して来る敵が多い、乱戦になり、どこで誰が不意を突かれるかわからない状況になってきた。
俺達を囲む敵の数は現状で100以上、さらにその数倍がこれからここへ向かってくるものと思われる。
少し下がりながら戦うか? しかしそれでは逃げて来る王国兵の犠牲が増えてしまう……
しかし、ここで状況が一変する、町の中央部、総本山のメインと思われる地域辺りから花火のような音が響き渡り、ピンク色の煙が空を覆った。
「何だ今のは? 毒ガスとかじゃないよな……」
「勇者様、敵の傭兵が撤退して行きます! 今のはその合図ですよ!」
助かった、敵方も主要な兵力である傭兵団が中枢から離れすぎ、その手薄になった主要施設に対する奇襲の可能性がないわけではないことを危惧したのであろう。
すぐに戻り行く傭兵達、途中で逃げて来る王国軍の兵士とすれ違うものの、これを完全にスルーして立ち去る。
本当に命令以外のことは何もしない連中のようだ、もしかして上官が死ねと言ったら普通に自決するかも知れないな。
「勇者様、私達もここを出るわよ、カレンちゃんも怪我してるし」
「だな、カレン、おんぶするか?」
「じゃあお願いします、よいしょっと」
ふわりと綿のように軽い小さなカレンを背負い、門を抜けて町の外へ出る。
王国軍の本隊はかなり後退しているようだ、しばらく歩かないと合流出来ないであろう……
※※※
「おぉ、ゆうしゃよ、無事であったか」
「当たり前だ、で、こっちの被害は?」
「まだ集計中なのじゃが、どうも突入した3万のうち1万程度が戦死、または重傷を負ったようじゃ」
「相当だな……」
この後集計結果の報告と、明日以降の作戦に関しての会議が仮に設置された本部テントで開かれるという。
だがその前にやっておくべきことは山ほどある、カレンに治療を受けさせないとだし、先程からリリィが空腹でグズリ出している。
「そういえばルビアはどこへ行った?」
「あっちに怪我人が集められていたわ、そこへ行けば居るんじゃないかしら」
救護所、というよりも大規模な負傷者集合場所へ行く。
もうここだけで軍を編成出来そうな数が集まっていた、どれだけやられたというのだ……
「居た、お~いルビア、ちょっと来てくれ」
「あらおかえりなさい、どうしたんですか?」
「ちょっとカレンを診てやってくれ」
「カレンちゃんが攻撃を貰うなんて珍しいですね、はい、ちょっと腕を出して」
カレンは俺が抱っこしたまま、ルビアの回復魔法で傷を癒させる。
まるで病院に来た子どものような治療スタイルであるが、カレンはもう17歳である。
「やった、全部治りましたよ、これなら今すぐ戦えます!」
「こらこら、戦うのはまた明日だ、今はリリィと一緒に肉でも食べておくんだな」
「やった、お肉です!」
大喜びのカレン、戦うか食べるか、基本的にそのどちらかにしか喜びを感じないようだ。
普段何考えて生きてるんだろうなコイツは?
「じゃあ勇者様、私達はさっさと作戦会議に行きましょ」
「そうだった、もう始まっている頃かな……」
救護所を出て本部テントへと戻る。
既に各部隊の指揮官が集合していた。
ただ、昨晩同じように集まったときと比べるとその数は若干少なくなっている。
部隊丸ごと未帰還のところがいくつかあったようだ……
「ふむ、勇者も来たか、ではもう一度今日の戦死者の数を伝える……なんと13,000じゃ」
「まぁ、俺は色々と近くで見ていたからこの結果には驚かないぜ、で、敵にも損害を与えたんだろ?」
「確かに与えはしたが、倒したのは主に町を守っておった防御魔法使いじゃ」
「傭兵共は?」
「敵の傭兵に被害を出したのはおぬしらと筋肉団だけじゃよ、他は手も足も出ず、ただ逃げるのみであったと、さらにじゃ……」
「さらに何だ?」
「敵の正規兵とぶつかった者達が居る、ちょっと本人の口から聞いてみるが良い」
全員の目線が1人の指揮官へ集中した。
頭に包帯を巻き腕を吊っている、まだ回復魔法を受けていない状態でここへ来ているようだ。
その指揮官が話し出す、敵の正規兵と遭遇したのは中枢付近の防御魔法使いを潰そうと町の奥深くへ入って行った所であったという。
この指揮官が引き連れていた部隊は2,000、そしてその敵との遭遇から1分も経たないうちに、残りの兵力は500以下になっていたという。
「そんなに強かったのか、で、敵の数は?」
「3,000か、もっと少なかったかも知れない、とにかく個々の強さが異常であった」
この指揮官はその時点で敵わないと判断して逃げ出したとのことであるが、踵を返して逆向きに走り出す一瞬の隙に、さらに残りのほとんどを殺されてしまったという。
結局帰還出来たのは指揮官のおっさんも含めて50程、もはや部隊が消滅したと言って良い被害規模だ。
「良く聞け勇者よ、わが軍にもたらされている情報では傭兵が40万、そしてその正規兵が10万は居るはずなのじゃ」
「それさ、もう勝ち目無くないか?」
「じゃが傭兵も、それから正規兵にも特徴があることがわかったのじゃ、おぬしも戦ってみてその行動パターンが変だと思ったじゃろう」
「ああ、命令服従一徹って感じだったな」
「そこを上手く突けば勝ち目があるかも知れんのじゃよ」
ババァが言いたいのは情報戦をしようということのようだ。
何らかの方法で偽の命令を流してしまえば敵兵は全てそれに従い、支離滅裂な行動を取るに違いない、とのことである。
確かに、これまでずっと情報の取得を制限され、上から与えられる命令のみがこの世の全てだと思っている敵兵力、偽の情報がその上位者からのものだと思い込ませれば騙すのは容易なはずだ。
きっと何も疑いを持つことなくそれに従い、自らを死地に追いやり、亡国をもたらすに違いない。
しかし問題はどうやって偽の命令を流すかだ……
「なぁ、そういえば敵は音の出る狼煙みたいなので撤退命令を出していたよな?」
「確かにそうじゃったの、上手くすればそれを使って錯乱出来るかもじゃ」
「しかし傭兵を拉致って拷問しても情報を吐きはしないだろうし……」
「う~む、では敵の上層部から1人、また行って連れて来てくれぬか?」
「またかよ!? しかももう顔バレしてるから厳しいぞ、俺は」
「大丈夫じゃ、次は夜間に隠密行動でやれば良い、ということで忍セットを貸してやろう」
強引に忍者的な装束を渡されてしまった、次は俺1人で突入するか? それとも誰かをくノ一として連れて行こうか……そうだ、精霊様と一緒に行こう、空から侵入するんだ。
もうひとつ忍装束が無いかと総務大臣に尋ねてみたものの、精霊様のサイズに合いそうなものは見つからなかった。
仕方が無い、ここは女盗賊風のスーツを借りよう、ピチピチでエッチなやつだ。
「じゃあ今夜は偵察、明日の夜に作戦を執り行うことになると思うから」
「頼んだぞ、何としても敵の命令や暗号を知るものを捕らえて来るのじゃ」
自然な感じの流れでまた俺が動くことになってしまった。
しかも今度は敵の中枢に直で進入しなくてはならない、かなりのリスクを伴う作戦だ。
会議を終えて仲間の下に戻り、既に配布されていた夕食を取る。
戦死者や食欲のない者が多く、夕飯はかなり余ってしまっているらしい。
「……ということだ、精霊様、今夜ちょっとだけ敵の様子を見て来てくれ」
「わかったわ、今日は上から見て防御魔法の様子と、それから敵の幹部のうちで捕まえ易そうなのを見繕っておくわね」
「ああ、念のため防御魔法を透過する石を預けておくよ、外をうろついている馬鹿が居たらコソッと引っ張って来てくれ」
「了解、で、これに着替えれば良いのね?」
精霊様にエッチな女盗賊スーツを手渡す。
全身のラインがくっきりして良い感じだ、本人もかなり気に入ったらしい。
そしてすっかりその気になってしまった精霊様、もう今から偵察に行くとのことだ。
なぜかルビアから愛用のツボ押し器(棒状)を強奪し、暗器として装備している。
ルビアは持って行かないでと懇願しているが、そもそもそれは蛮族の地のゴミ箱で拾ったやつだろうに。
新しいのを買ってやるからと言ってどうにかルビアを宥めた。
「じゃあ行って来るわね」
「無理はするなよ、あと一応偵察だけの予定だからな、派手な攻撃もNGだぞ」
精霊様は生返事だけを残して飛び去ってしまった。
まぁ良いか、余計なことさえしないでくれればそれで成功だ。
1時間程待機すると精霊様が戻って来た……もはや見慣れた光景ではあるが、お土産として気絶したおっさんを抱えている。
捕まえるのであればもっと清潔そうな奴にして欲しかったのだが……
「ただいま、ちょうどどこかへ行こうと歩いていたのを攫って来たわ」
「うん、臭そうだからすぐに本部へ届けようか」
おっさんはしばらく意識が戻らないであろう、そのまま精霊様に持たせ、本部テントへと連行する。
帰ったらしっかり手を洗って貰いたいところだ。
「何じゃ勇者よ、捕獲作戦は明日ではなかったのか?」
「精霊様が偵察がてら捕まえて来たんだ、とりあえずこいつは渡しておくから、好きに拷問してくれ」
「うむ、それで敵方の様子も知りたいのじゃが……」
つい先程まで敵総本山の上空に居た精霊様が説明を始める。
どうやら敵は防御魔法使いの半分以上を喪失したことにより、町の外周部を捨てて中央付近のみを重点的に守備する作戦に出たらしい。
ゆえに、今日俺達が侵攻した地点までは完全に何もない状態だそうな。
もちろん傭兵は無数に居るであろうが。
「中央の城みたいな建物には何重にも防御魔法が張ってあったわ、そこ以外は兵隊の群れ、全部を中枢付近に掻き集めたみたいね」
「しかしそれで町の外周部はどう守るつもりなんだろうな?」
「絶対に見捨てるつもりよ、見ていた限りでは町の中心に行くにしたがって良い屋敷ばかりになっていたもの」
つまり町の端っこの方に住んでいる貧乏人、即ち今日戦った傭兵や下級の兵士、そして情報操作を生業としていない一般人、それらは完全に切り捨てられたということだ。
逆にこの地に住む者の中での上位層、これは王都でもぶっ殺した雑誌記者、それから新聞なのか瓦版なのか、そういったメディアの関係者が住む中央は何としてでも守り抜くということらしい。
ここまで差別的な扱いをされておかしいと思う者がまるで居ないのは普通の感覚ではおかしなことであるが、この世界ではそのようなことが起こっても不思議ではない。
そもそも俺が元居た世界でも少なからず情報は非対称であった、それをぶっちぎりフルバーストすればこういう状況になるのかも知れないな……
「うむ、その中枢に少数で侵入し、偽の命令を流すことが出来ればこちらの勝利じゃな」
「それ以外にこちらの勝ちで終わる術はないけどな」
「じゃな、とにかくこの臭そうな奴はこちらで夜通し拷問しておくのじゃ」
「頼んだぞ、せっかく精霊様が捕まえて来たんだ、有力な情報を吐かせてくれ」
その日はそのまま仲間の下へ戻り、順番が回って来た風呂に入ってさっさと寝た。
翌朝まだ日が登る前、外の騒がしさで目を覚ます……
「うっせぇな! 誰だ騒いでいる馬鹿は、ぶっ殺しに行こうぜ」
「勇者様、敵襲だそうですよ、向こうが打って出たみたいですね」
「じゃあ普通にぶっ殺しに行くんだな」
「まぁ当然ですね」
テントから出る、王国軍の野営地に侵入した敵の数はおよそ100だという。
だが既に1,000以上の王国兵が殺され、相手はもちろん無傷。
傭兵を使った決死隊のようだ、まとめてではなく個別に様々な場所から侵入して暴れまわっているらしい。
事実、最初に見つけた傭兵を仕留めたときには周りには敵の反応が無かった。
これはもう自力で歩き回って探すしかない……
「おう勇者殿、侵入した敵の捜索は俺達に任せるんだ、作戦本部がお呼びだぞ」
「しかし索敵は俺がやった方が効率が良いからな……セラ、ちょっと代わりに行って来てくれ」
「わかったわ、怪我しないように気を付けてね」
作戦本部に向かうセラを見送り、俺は他のメンバーと一緒に敵の捜索を続けた。
索敵に反応したらそちらへ向かい、細かい居場所はカレンやマーサに任せてまた次へといった感じである。
筋肉団も別で動いていたため30分も掛からずに全ての侵入者を討伐することが出来た。
しかし寝込みを襲われた王国軍のダメージはかなり大きい。
これを毎日やられたらひとたまりもないな……と、セラが戻って来たようだ。
「勇者様、昨日夜通しあのおっさんを拷問して、敵のサインみたいなのを全て吐かせたらしいわよ」
「でかした、じゃあ今日は撹乱作戦でいけそうだな」
「ええ、本部もそのつもりらしいわ、はいこれ、防御魔法を透過する石、パーティー全員分ね」
「……やっぱ俺達が行くのか」
撹乱作戦に当たるのは俺達に加えて10名の兵士だそうな、敵の中枢に侵入し、そこで意味不明な偽命令を出して傭兵や正規兵を惑わせるとのこと。
今日の昼、敵の緊張が緩んだ辺りで作戦決行である、第二の潜入作戦、これが失敗したら今度こそ完全に負けであろうな……




