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お薬飲めたね

やっと書けた......。駄目だ、投稿スピードが中々取り戻せない。

四日に一度は投稿していた過去の自分が凄過ぎる。

後、文字数も稼げなくなった。今回も少し少なめだし......。

多分、これがスランプと言うのでしょう。

ネタや続きの話しの構想は全部出来てるのに、どうにも執筆が出来ない。

しかも、追い討ちの如く機種変の弊害が。特に、語彙変換の機能がiPhoneよりもヒドイ。言葉が全然出てこねえ......。


例、ごとき。如きが出てこない。如くから修正するから超手間です。


ナメトルやろコレ。アンドロイドやる気あんのか。




あ、そうそう。執筆スピードですが、多分6月の後半から、7月辺りはスピードが上がると思います。


......はい、テスト期間です。


誤字脱字の可能性大です。

鉄と鉄のぶつかり合う音が響く。


『オォォォ!!!』


『ぐうっ!?』


歓声が沸き上がる。


『今だぁ!』


『ぐぁぁ!?』


悲鳴が上がると同時に、試合終了の笛が鳴る。


「試合終了! 第十一試合、勝利を手にしたのはサルビス選手だぁ!」


フルールさんの実況と同時に、観客の生徒たちから試合の時以上の歓声が上がった。


『うおっしゃぁぁ!!』


時間差で実感が沸いてきたのか、舞台上からも勝利の雄叫びが聞こえてくる。良かったね。


「いやー、今回の試合も中々に見応えのあるものでしたね!」


「そうですねぇ。両選手ともに、本科では戦闘系を専攻しているだけあって、かなりハイレベルな試合だったと思います」


「特に最後のサルビス選手の攻撃は素晴らしかったですね。一撃一撃で徐々に相手の体勢を崩し、最終的には身体をまともに動かせない体勢まで持っていってました。人体の仕組みを利用した、とても高度な攻撃です」


なんというか、詰め将棋を見ている気分になった。あれを狙えるなら大したものだと思う。


「成る程。それでザスパ選手の動きがどんどん固くなっていったんですね!」


「かなり難しい戦法だけど、型にはまった結果は見ての通りね。ピーキーな分、とても強力な戦法と言えるでしょう」


「そうなんですか。ところで、もしお二人があの戦法を使われた場合、どうやって対処しますか?」


「魔法で迎撃かしら?」


「それか関節壊して無理やり攻撃」


「成る程。実質、選択肢は魔法しか無いと」


「その魔法でも、無意識に近いレベルで撃てなきゃ叩っ斬られるでしょうけどね」


剣筋も鋭いから、意識が少しでも逸れた瞬間にズバッといくだろうし。


「解説のお二人からも大絶賛! これはサルビス選手、優勝候補の一人に仲間入りか!?」


「良いと思いますよ」


「実力もありますし」


「という訳で、新たな優勝候補が誕生しました! サルビス選手の今後の試合も注目です!」


「数分後には次の試合も始まるので、そこも注目してくださいねー」


「私のセリフ取られた!?」


既にお馴染みとなったコントに、観客席からクスクスと笑い声が聞こえてくる。


やっぱり解説って楽しいな。









とまあ、大体こんな感じで解説を続け。


『うおりゃぁぁぁ!!』


『うわぁぁぁ!?』


『そこまで!』


「決まったぁぁぁ!! サルビス選手、得意の連続攻撃でゴルチェ選手を撃破ぁ!」


何だかんだで決勝戦。......も、今終わったけど。


......いや、うん。唐突なのは百も承知。でも言わせて欲しい。


特に知り合いでも無い人たちの、学生レベルの試合でどう尺を稼げと......。


無理だろ。いや、無理じゃないけど見たくないだろ。


無闇矢鱈に登場人物を増やしたところで、グダグダになるのが目に見えてると言うか......。


律儀にちゃんと描写したところで、展開が遅いとコメントが来て凹む.........ゴホン。


兎も角、諸々の理由により殆どの試合はカットされました。


「さてさて、これで決勝戦を終了。観客席の熱は最高潮な訳ですが! ここから先はエキシビションの時間です!」


最高潮な観客席にフルールさんが更に油を投じ、とんでもない歓声が上がる。


「という訳で、エキシビションの説明をもとーー」


「んじゃ、俺は準備があるんでお暇しますね」


「ーーあるぇ!? ここで消えちゃうんですか!?」


フルールさんがすっとんきょうな声を上げるが、これは仕方ない事なのだ。


「いやー、説明したいのは山々なんですが、監き、学生会室で仕事中の会長をひきず、連れてこないといけないですし、その他の準備もさっさと済ませないといけないんですよ」


「......何やら不穏な単語が幾つか紛れてましたが?」


「まあそんな訳なんで、詳しい説明は直前までお預けです」


「わあ、凄く見事にスルーされました。ヒバリ君の会長の扱いが気になる私です」


気にしたら負けですよー。


「けど、それって大丈夫なんですか? 企画的な意味で」


「ルール自体は凄いシンプルだから問題無いのよ。まあ尤も、驚くべき箇所が他にあるんだけど」


「おおう......。あのメルトさんがこの反応ですか。怖いような楽しみなような......」


灰猫先輩の溜め息混じりの台詞に、フルールさんは恐れ戦く。灰猫先輩の評価がなんとなく分かる反応である。


「んじゃ、俺は行きますね。場繋ぎ宜しく!」


シュタッと二人に手を立てた後、俺は代表メンバーを集める為にダッシュした。









んで、親友二人+バ会長と共に舞台の上。


「おい。いきなり訪ねて来たと思ったら、何で俺たちはこんな場所に連れてこられてんだ?」


「僕たち、エキシビションの時に時間空けとけとしか言われてないんだけど」


親友二人は、明らかに不機嫌そうだった。


「いや、エキシビションの運営に協力して貰うって言ったやん」


「は? んな事聞いて無いぞ?」


「初耳なんだけど。ヒバリ、それいつ言ったの?」


「今」


「「ナメんな」」


二人から同時にボディーブローを貰った。


『ちょっ、何事ですかヒバリ君!?』


いきなり俺が殴り飛ばされた事に、実況のフルールさんが慌てて状況を訊いてくる。


「いやー、エキシビションの協力を、この場で頼んだら殴られまして」


『何で今!? 普通はもっと前に言うものですよ!?』


「ドッキリ的な」


「「ナメんな」」


またもや殴り飛ばされた。


『......えー、突然の事態にビックリしましたが、どうやら彼の自業自得なようです』


フルールさんの解説が入る。フォローは無しか。


「てかさ、ツッコミをもうちょっと大人しく出来ない? ほら、いきなりの事で皆さん驚いてるし」


「「なら、そもそもふざけるな」」


「え、イヤだ」


あ、二人の頭に青筋が。


「でもマジレスするとさ、ツッコミが暴力になってるって意見も出てきてんのよ」


「......それは周りからの意見か? それともメタ的な意見か?」


ご想像にお任せする。


「んな事言ってもよ、過激も何も効かねえじゃねえか」


「そうそう。ツッコミよりもお仕置きの意味合いの方が強いんだから、ちゃんと効くぐらいの威力がないと」


まあ、それも尤もなんだが。


「それで不満ならアレだ。暴力系ヒロイン的な感じにでも思って貰えば」


「主人公を消し炭にしたり、風穴空けようとするヒロインね」


自分をヒロインと申すかお前らは......。


「てか待て。その辺りのヒロインでも、実際に主人公に手を出してるのは少数だぞ」


「そうかな? ラッキースケベの対応とか、あの辺りの作品は大抵襲ってるけど」


「それはあのレーベルが似た雰囲気ばっかだからだ」


あのレーベル、鈍感なそこそこ強い系主人公による無自覚ハーレム、って感じの作品がマジで多いんだよな。面白いから良いんだけどさ。


「どっちかというと、お前らはラノベとかの暴力系ヒロインタイプというより、○魂とかのヒロインタイプだろ」


「あー、それは確かに」


「うん、そっちの方がしっくりくるね」


いや、ヒロインでは無いから、しっくりこられても困るんだが......。


「というかあの作品、ヒロインって結局誰になるんだ?」


「やっぱ姉だろ」


「男装じゃない?」


「うーん、俺的には格好良い方のくノ一」


ああでも、最近は白服が結構.........これ好みの話しになってね?


『あのー......そろそろ雑談を止めて頂けると』


「おっと。これは失敬」


つい観客を放ったらかしで話し込んでしまった。


「それではこれより『下剋上だよ! ルール無用の景品獲得デスマッチ』を開催します! 因みにルールは存在しますし、デスマッチでもありません」


学園行事だしな。


『なら何でそんな名前付けたんですか!?』


フルールさんがツッコミを入れてくるが、そんなのノリに決まってます。


と、それは兎も角。まずは企画の説明を。


「さてさて、このエキシビションでありますが、まずはどういう企画なのかを説明しましょう」


『おっと、漸く企画の全貌が明かされる訳ですね!』


「そうなりますね。尤も、そこまで大した内容ではありませんが」


と、前置きを一応入れておき。


「今回のエキシビションでは、今この場に立っている我々四人の代表メンバーの内の一人と、観客席の誰かが戦って貰います」


『おや? これは思ってたより普通ですね?』


だろうな。観客席からも微妙な空気が伝わってくるし。


「大した内容じゃないと言ったでしょう? とは言え、それじゃあまり盛り上がらないでしょう。そこで、試合内容に応じて景品が出ます」


『それまた普通ですね』


「いえいえ。残業ながら、この景品が曲者でしてね。半分は普通の物ですが、もう半分は私が個人的に用意したトンデモ系アイテムです」


『学園一の問題児のトンデモですか......。凄く訊くのが怖いですが、一体どんな物を?』


恐る恐る訊いてくるフルールさんには悪いが、口で説明するのが面倒なので、実際に見て貰う事にする。


「灰猫先輩の制服の右ポケットに、今回用意した景品の一つと、メモを入れておきました。それをまずは見てください」


『いつの間に!?』


さっき。


そして、暫く灰猫先輩の方からガサゴソと音がして、


『......ヒバリ君? なんか薄ピンクの液体の入った小瓶と、飲めとしか書いてないメモがあったんだけど......』


「飲め」


『嫌に決まってんでしょ!? 正体不明の液体なんか飲めないわよ馬鹿!』


「飲め」


『せめてコレが何か説明して! ただでさえ見た目が怪しいのに、キミが用意したって情報のお蔭で警戒度が千倍ぐらい上がったから!』


「毒じゃないから」


『毒じゃないからって安心できないわよ! むしろ更に怖くなった!』


どういうこっちゃね......。


「ただの薬だ。変な事にしかならないから安心しろ」


『それ、変な事に確実になるって事よね!? その説明のどの部分に安心出来る要素があるの!?』


「あーもう面倒臭いなぁ! 単にちょっと見た目が変わる変化薬だよ! 変に心配する必要無いからとっとと飲め灰猫!」


『何で私が逆ギレされてるの!?』


だってネタバレする羽目になったんだもん。


プクーと頬を膨らせて、灰猫先輩を涙目で睨む。可愛いくないとか言うな。


『あーもうっ! 分かったから! 飲むから! だからそんな風に顔を膨らまさないで! 拗ねるなヒバリ君!』


「よし言質とった」


『キミ本気で怒るからね!?』


灰猫先輩がそう怒鳴るが、既に後の祭りである。


『......うぅ、何で私がこんな怪しい薬を......』


「ほらイッキ! イッキ! イッキ!」


『やかましいわよ!!』


と怒りながらも、やがて灰猫先輩は一度目を瞑り、大きく深呼吸。


『......やってやろうじゃないの』


覚悟の表情を浮かべ、小瓶の中の薬に口を付ける。


『......んくっ、んくっ......意外と美味しいわね』


桃ベースのミックスフルーツ味です。


『それで、変化薬って聞いたけど、何か変わった?』


『いえ、見た目に変化は無いですけど......』


『......どういう事なのヒバリ君?』


いや、即効性の薬じゃねえんだから、そんな早く効果なんかでるかい。


「もう直ぐしたら変わるかと」


『あ、そう。で、結局あの薬は何なの?』


『というか、詳細不明の薬を良く飲めましたね......』


「本当ですよね」


『キミだよ飲ませたのは!!』


いやまあ、そうなんだが。それでも勇気あると思うよ?


「で、あの薬の正体でしたっけ?」


『そうよ。早く教えて怖いから』


「フェアリーチェンジの秘薬」


『『.........は?』』


そんな間抜けな声が実況席の方から聞こえたと同時。


ーーポンッ!


そんな小気味良い音と共に、灰猫先輩が七色の煙へと包まれ、


『.........ふぇ?』


煙が晴れると、そこには真っ白な女の子が座っていた。


「とまあ、これと同クラスの景品も多数取り揃えております」


『『『『えーーーっ!??!?』』』』


うおっ、ビックリした。

はい、という訳で、灰猫先輩が女の子になりました。

予想出来てた? 知ってるよ。だってめっちゃ希望のコメント来てたもん......。あ、先に言っておきますが、灰猫先輩は元から女体かする予定でした。皆さんの希望に沿って、キャラ設定を途中変更した訳じゃありませんよ?



最近、再びソシャゲをやりはじめました。前にやってたモンストやサマナーズウォーが、機種変のさいにデータが飛んでやる気無くしてたんですが、友達に進められて新しくやり始めたんです。


ゲームはフェイトグランドオーダー。


始めて二週間もしないで、最高ランクのキャラであるアルトリア、ドレイク、イスカンダルが出ました。

れいそうはカレイドスコープや理想の王聖など。


レアカードが出過ぎる。自分は今年、運を使い果たして死ぬんじゃなかろうか。

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