【永転少女】
落とし穴→お年玉→落とし玉→ローリンガール
起動条件―妄執。
【永転少女】
少女は立つ術を失った。
両足は意味を失い、両腕は支えにならず、
ただただただただ転がるばかり。
北と南、東と西、
四方に限らず、移動は回転。
全ては廻り、巡る天地。
果ての果てまで永遠に、
転がり続ける少女の不可思議。
〇魔術・魔法の種類
・無属性、概念型
〇詩における規則性
・同じ言葉の羅列。
〇言葉の記号性
・「巡る天地」は、少女が転がっている様。
〇解釈及び解説
・少女を転がし続けるという魔法。対象となった少女は立つこともできず、ただただ転がることしかできなくなる。
・この魔法は少女にしか効果を発揮しない。ただし、行使者が対象を少女と認識している場合、魔法は問題なく発動する。
・魔法名は、アレを意識。読みはお好みで。
・一行目からクライマックス。某エミヤの詠唱みたいに、最後にもう一度唱えるような感じも良かったかもしれない。
・二~三行目は、言葉による身体行動の限定。三行目は「ただただ」がくどすぎる鴨。ぐぁっぐぁっ。
・四~五行目は、身体行動の限定を強化。
・六~八行目は、幻想による魔法効果の補強。
・現実逃避。
・「私は今日も転がります。」 ついでに私も転がります。
・曲の歌詞を調べた。詠唱とは全然関係なかった。繰り返す、関係はなかった。
・少女和牛。モー。




