【雷蕾】
毒霧→腐乱→錯乱→騒乱→お祭り→人混み→人が○○のようだ→滅びの呪文→雷
起動条件-属性に吸収の性質を与えられること。
【雷蕾】
閃光秘める小さき種子は、
人目を盗み、黄金を奪う。
糧を得た幼き子らよ、
揺り籠を彩る蕾となれ。
時を止める瞬きの間に、
刹那の輝きを咲かせよ。
〇魔術・魔法の種類
・雷属性、状態異常型。
〇詩における規則性
・類語。
・命令形。
〇言葉の記号性
・「黄金」は、魔力。
・「幼き子ら」は、雷の種子。
・「時を止める瞬き」は、タイミング。機が熟す時。
・「刹那の輝き」は、花。
〇解釈及び解説
・雷属性を帯びた魔力で植物の種のようなものを作り、それを相手に植えつける。種子は相手の魔力を吸って大きく育ち、蕾となって花を咲かせる。と同時に、雷属性の魔力が活性化し、相手を麻痺させる。魔力吸収と麻痺を引き起こす魔法。
・花開くまでに時間がかかるが、相手が予期せぬタイミングで攻撃できる。魔力を少しずつ吸収することで、発見を遅らせることもできる。
・キャッチコピー「その蕾が開くところを見たものは、いない」。何故なら、見る前に気絶するから。…術者は見ることになるか。こりゃ、だめだな。不採用。
・魔法の型は、行動阻害でも良いけれど、「魔力吸収」と「麻痺」の二つの効果を考慮して、状態異常型にした。
・魔法名 イントネーションは、「ら↑い↓ら↑い↓」。
・「蕾」は形声文字で、艸と雷からなる。「雷」も形声文字で、雨と畾からなる(雷の本字は、雨の下に畾がある)。「畾」は、重なるの意味。←漢語林情報。
・一行目は、スパークの印象で「閃光」と書いた。けれども、「麻痺」の効果を匂わせるために別の表現にした方が良いかもしれない。
・二行目は、「盗む」と「奪う」で似た言葉を使うことにした。「奪う」は、「喰らう」の方が良いかなとも思ったけれど。
・三行目は、「糧を得た」が普通すぎてつまらないかも。「幼き子ら」は種子の比喩。
・四行目は、初めは三行目にあった。けど、今の三行目と入れ替え、修正を加えた。
・五行目は、六行目の後に書き上げた。つじつま合わせ感を感じたのなら、そのせい。
・六行目は、某死神漫画の詠唱っぽい。ちょっとだけ、ターニャちゃんを感じもする。
<命の徒花を咲かせてみせろ!
・悠木碧さんの声、好きです(おいマジかよ、「悠木碧」って一発変換出来たぞ……)。




