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貞操逆転スペースファンタジースローライフ!?~男女比が1:10の宇宙で男に生まれた俺が、辺境の無人惑星でスローライフする姿を配信する  作者: ながつき おつ
1章 毒女襲来!

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食料保存!できることからやっていこう

読んでいて少しでも感情が動いたら、評価・リアクション・ブックマークをお願いします。



「えー正直、ヨヒラとセリの家が羨ましいです」


>またいきなり配信始めたよこいつ

>挨拶くらいしろ

>ログハウスさんが可哀想だろ!


「いや…ログハウスに文句があるってわけじゃないんだよ…ただ、俺もあんな完成度の高い素敵な家を作りたい。それだけなんだよ。そのために、今日は家具でも作ろうかな。バカ恐竜の牙のナイフがあればなんとかなるだろ」


>内装に凝りだすと途方もない時間がかかるぞ

>それより先にもっとやるべきことあるだろ


 そんな事は言われなくても分かっている。内装より優先してするべきことはたくさんある。だが…


「えー!俺も内装素敵にしたい!やりたいやりたいやりたーい!」


 今俺は感情面の話をしているのだ。


>駄々をこねるな。みっともないぞ

>絶対男には言わないけど実は駄々をこねる男嫌い

>言ってるんだよなぁ…

>まあこいつはよくいる厄介な男じゃないだけましだけども


「そうなんだよ!俺って男の中ではかなりまともじゃん!だからもっと大切に扱って!」


>まあ、他の男と比べたらの話だから。他の男がひどすぎるだけ

>お前の体つきがエロすぎるから見てるだけだぞ。お前の人格は…ほら、あれだから

>考えが古臭い、行動は予想できない、チョロすぎるというマイナス面さえなければなぁ…


「相変わらず視聴者は男を見る目がないっと…俺がこんなにまともでも、女って生き物はまともじゃないからなぁ…ほんとまともな男は辛いよ。っと、そんなふうにぼやいた所で、そろそろ今日も適当にスローライフをエンジョイしていきますか」


>おい、ぶち◯すぞ

>まだまだ30年も生きていないクソガキのくせにあまり私達を侮るなよ

>スローライフ下手くそなくせによぉ…


「スローライフが下手なことは今関係ないだろ!」


>へ た く そ

>気にしてて草

>ならせめて非常食生活からは脱却しろ。正直お前には無理だと思うけどなwwww


 はぁー、ムカつく!


 視聴者ってホント煽るときとR18になりそうなときだけはやたら生き生きしてるよなあ…


 当初の予定では、今頃はもっと完璧にスローライフをスマートにエンジョイしてカリスマ性のある男になっているはずだったんだけど…どこで俺の予定が狂った?


「よーし、そこまで言うなら衣食住の食をなんとかしていくか。まあすぐに自給自足は無理だけど、森で採取した食材だけで暮らすくらいなら今の俺なら楽勝だ。ついでに食材の保存にも手を付けていこう。ここでもできる食材保存といえば…塩漬けか燻すか干すくらいかな」


 虚無バナナと肉と森に生えている適当な葉っぱさえ食べておけば一日のカロリーと栄養は充分賄える。この中で圧倒的に一番大事なのは肉の確保だ。なにせタンパク質を食べると筋肉が喜ぶからな!


>食材保存…原始的だなぁ

>宇宙船の食材保存庫に入れて置けば半永久的に腐らないぞ

>そっか。そういえば食材って腐るんだったな。古代人は大変だ


 この反応を見て分かるように、今どき食材は”保存庫”に入れておけば半永久的に腐らない。しかも食材ならほぼ無限に入るおまけ付き…ほんと技術の進歩って凄まじいよな。凄まじすぎてもはや意味が分からないレベルだ。


「ということで、肉とかを干す台からつくっていきますか」


 干す台を作るのは簡単だ。Yの字の様になっている丈夫な木を2本支柱にして、更にその上に物干し竿のように真っ直ぐな木を置けば…完成!


 こんな俺でもあっという間に作れた。強度が足りないなら植物のツルなどで補強してあげれば充分だろう。


 原始的だが、このやり方なら簡単にできる。干す量を増やしたいのならこれを何個も作れば良い。


「なんかさっさと終わっちゃった。もしかして俺って器用?この調子で燻製小屋とかもぱぱっとつくっちゃおうかな?」


>よく木を組み合わせただけでドヤ顔できるよなぁ…

>まだお前には早い

>調子に乗るな


「はいはい分かった分かった。今はこの干す台だけで我慢するよ。じゃあこれを有効に使うためには…岩塩と干すための肉が必要だな!森に行くか!」


 初めての探索の時の解析結果で、この近くに岩塩が取れる場所があるということが分かっている。主成分が岩塩で出来ている洞窟があるのだ。ここならお手軽に岩塩を採取できる。


 なので…その洞窟に入り、壁にナイフをぶっ刺す!何度もぶっ刺す!そうすると、ボロボロと岩塩の塊がおちてくる。これを何度も繰り返す。


>ナイフさん過労死しちゃう

>ナイフもまさか採掘に使われるとは思わなかっただろうな

>でも意外と掘れてるwww筋肉の力すげえwww


 俺は夢中になって岩塩を集めた。岩塩なんていくらあっても困らないだろうしね。


 ふう…これくらいでいいか…


 時間をかけて大量の岩塩を採掘した。


 これを削って塩として使えばいいだろう。ホントは岩塩を細かくするミルも欲しいが、今は我慢だ。


「岩塩も取れた所で…次は、森で俺が狩れる獲物を探していきますか。ほんとは盆栽鹿がいいんだけど、あいつ珍しいからなぁ…」


 配信外でも何度か森に入っているが、盆栽鹿をみたのはあの一度だけだ。あのときは相当運が良かったのだろう。


「鳥とかは森でよく見るから、ターゲットはそいつにしよう。この森、小型から中型の鳥系の生物多いんだよね。ということで、ダッシュしながら適当に森をうろつきますか」


>探し方が原始的ぃ!

>鳥なんて狩れるの?

>アイツら飛ぶんだぞ。そんな生き物をまともな武器も無しにどうやって狩るんだよ


「おいおい、そんなの石でも投げれば一発だろ?」


>脳筋で草

>馬鹿なこと聞くなよ?みたいな顔しないで

>流石に無理じゃね?


「まあ見てろって…お、ちょうど良いところに緑色の白鳥みたいなのいるじゃん」


>すぐに見つけるとは運がいいな。獲物を見つけるのに5分もかかってない

>緑なのに白鳥とは?

>緑色の白鳥???


 ほんといちいち細かいなあ。じゃああいつは緑鳥(りょくちょう)でいいか。そう呼ぼう。


 緑鳥(りょくちょう)の解析結果は…食用可能。よし!ちょうどいいな。


 俺は大きく振りかぶって石を投げる。凄いスピードで一直線に石が飛んでいく。


 うし!見事命中!頭にクリーンヒットした!


>えっ、すご。かなり遠かったのに

>そうだった。こいつ無駄に身体能力がいいんだった

>しかも一撃で倒してる…信じられない


 そうだろう!そうだろう!たまには俺の格好いいところを見せておかないとな!


 まあ実は、俺の力だけじゃなくて脳内のチップのアシストもあるのだが、これは言わないでおこう。俺は筋肉が凄いだけで力の使い方はそこまで上手くないからな。


 俺は脳内のチップで解体の仕方を参考にしながら、ナイフで解体にチャレンジする。この恐竜の牙のナイフ、ほんと使い勝手いいわ。頑丈だし切れ味も良い。


「ふう…時間がかかったけどなんとか成功したな」


>悪戦苦闘

>結構時間かかったね

>まあ解体ってむずそうだもんな


「解体しているうちに食べたくなってきたので、焚き火もつくってここで味見してみます」


>え?今食べちゃうの?

>我慢の出来ない男

>5分あれば拠点に帰れるのにさぁ…


 いいんだよ。今食べたいという自分の気持ちが最優先だ。それに保存用にはまたもう一匹狩ればいいだけだ。


 焚き火を作るのは数回ほど経験している。最近やっと慣れてきたところだ。あっという間に完成。


 ナイフを串がわりにして緑鳥(りょくちょう)の肉を焼いていく。取り敢えずモモの方から食べるか。一番美味しそうだし。


 焼き加減がいい塩梅になったら、葉っぱで肉を包み持つところを作り、ちょっとだけ持ってきた岩塩をナイフで削ってっと…


「では。いただきます!」


>おいしそう

>ずるい

>どんな味がするんだろうか?


 お味の方は…うんうん。なるほど。


 これは…まさに…


 野生味!


 血の匂いと肉の癖が結構あり、油っぽさも強い。うむ、ちょっと味がワイルドすぎるなこれ。


「多分これ、お前ら現代人には美味しく感じないと思う。俺?俺はまあ…うん、割と好きな味?かも」


>無理してない?

>その言い方だとあなたって古代人ってことになるけど

>肉食えて羨ましいと思ったけど美味しくないなら別にいいや


 いやまあ、そりゃこれを美味しいとは断言は出来ないけどさ…別にまずい訳では無い。たまに食べる分にはこういう癖のある食材も良いものだ。


 詳細な解析によると、この緑鳥(りょくちょう)は超繊細な肉質で、解体が遅いとどんどん臭みや味の癖が出てきてしまうらしい。


「ということは、肉の味で俺の解体レベルがわかるってことだよな。じゃあ、しばらくはこの緑鳥(りょくちょう)で解体のレベル上げでもするか!どんなふうに味が変わるのかも気になるしね。解体が素早くできるようになってから、その肉で干し肉づくりに取り掛かりますかね」


緑鳥(りょくちょう)さん大量に狩られることが決定した

緑鳥(りょくちょう)さん逃げてー


「じゃあ今日は解体の練習をするだけの一日にするから、ここで配信は終えようと思う。それじゃあ、おつー」


>おつ

>おつかれー

>カツカレー

>今日も楽しかった

>今日はズルしなくて偉い


 確かに今日はなんだかんだいいつつ言い訳してSCエネルギーを使っていないな。ちょっとだけ進歩した。成長成長!


 …ところでさ、この肉って狩った瞬間からどんどん味が変わっていくんだよね…


 ということは、狩った瞬間にSCエネルギーを使って宇宙船の食料保存庫に転移させれば味は劣化しないよな?食料保存庫って時間を止めているようなものだし…


 …試してみたいな。


 ………ズルするか?


 おっと危ない。自戒しないと。俺は誘惑に負けない男になるのだ!こういうちょっとしたことから我慢する癖をつけないとな。


 でも、一旦拠点に帰ってSCエネルギーを多めに持ってこよう。一応ね。

次回:姫にワンちゃん扱い

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