表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貞操逆転スペースファンタジースローライフ!?~男女比が1:10の宇宙で男に生まれた俺が、辺境の無人惑星でスローライフする姿を配信する  作者: ながつき おつ
4章 夏休み!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/256

夏季休暇その2!娘さんをください!

読んでいて少しでも感情が動いたら、評価・リアクション・ブックマークをお願いします。


「あ、そういえばだが、夏休みの最後の三日間、この惑星の住人の親をこの惑星に招待したぞ」


>へぇー

>え?トリカ様の親も呼ぶの?大丈夫?

>トリカ様は怒るだろうから、「マザアwwww」って煽って欲しいwww

>皆の親が見られるのか!

>なんでそんなことしたの?


「招待した理由は単純だ。俺がみんなの親に挨拶したかったんだ。もう自立しているとはいえ、大事な娘だろうからな。何かあった時には責任だけは取る意思がある、ということくらいは表明しておきたい」


>偉い

>やるじゃん

>「息子さんを私にください」みたいなやつかwww

>相変わらず、普通なら女が男をもらうときにすることをやりたがるな

>お母様!ウツギさんをなんとかしてください!って言ってほしいwww


 ウツギに関してはもちろん、育ての親を呼んでいる。産みの親とは縁が切れているし、ウツギを育児放棄するような人と関わりたくないしな。


 ウツギの育て親には俺は会ったことがないので、連絡先を知らない。ただ、俺の母とセリの母は、ウツギの母の連絡先を知っていたので、代わりに頼んでもらった。


 どうも、俺たちの惑星に住む母親同士のコミュニティがあるらしい。たまーにお茶する仲なのだそうだ。


 ウツギの育ての親は、聞くところによると、真面目でお堅い人なのだそうだ。


 会うのを楽しみにしていよう。


「ちなみに、親を呼んだ理由はそれだけじゃない。みんなで集まるのがなんか面白そうだからって理由もあるぞ!」


 それに、夏休みといえば家族や親族で集まるっていうのが定番だろ?


>草

>絶対この理由のほうが大きいだろwww

>なんか面白そうだからで勝手に行動するな

>絶対こいつ後先考えずに行動したんだろうなぁ…

  

 相変わらず、俺のことをよく分かっている視聴者だな。


 挨拶したいとか、集まると面白そうとか、そんな理由も確かにある。


 でも、ぶっちゃけノリと勢いで招待したという理由が大半だ。


「ちなみにだが、ヨヒラには親とかの存在がいるのか分からなかったから、ヨヒラに直接聞いてみた。結果、どうやらひとまず秘密にしたいらしい」


>アンドロイドにも親代わりの存在がいるんじゃなかったっけ?

>あんまり詳しく知らないけど、スペック以外だいたい人間と変わらないし、いるんじゃね?

>いやぁ…アンドロイドって一応ロボットみたいなものだから、親イコール制作者なんじゃね?

>そういやアンドロイドは、アンドロイドが作ってるって聞いたことあるな

ヨヒラ>人間と同じように親はいますよ。あくまで擬似的なものですが…あなたに秘密にしたのは、ただ私の母と合わせたくなかったからです。身内の恥を見せるようで、恥ずかしいので


 おっ!ヨヒラじゃん!コメントありがとう!でも…


「ん?身内の恥?どういうことだ?」


ヨヒラ>具体的なことはこの場では伝えられませんが、私の母は「男性との過度な接触禁止令」を出されているということだけは伝えておきますね


>接触禁止令www

>ヨヒラ様の母は何をやったんだ…

>悪いことをめっ!ってしてくれるアンドロイド自体が、なにか悪いことをしてる?

>ほんと、一口にアンドロイドと言っても、いろんな人がいるよなぁ…


 ホントだよ…男性との過度な接触禁止令を出されるって、一体何をしたんだよ。


 まあでも、悪事を働いたとかの、「犯罪系」の悪いことをしたわけじゃないとは確信しているがな。


 根拠は、アンドロイドたちへの圧倒的信頼。それだけだ。俺は心の底からアンドロイドのことを信用しきっているし、感謝もしている。ただ「接触禁止令」を出されたと聞いた程度で揺らぐような、安い信頼ではないのだ。


 俺はそう思っているし、俺以外の人も俺と似たような考えの人が多いだろう。

 

 だって、長い間宇宙がこれだけ平和なのは、アンドロイドが働いてくれているからだと皆分かっているしね。


「まあいいや。ヨヒラの母についてはまたおいおい決めるとして、このくらいで夏休みの話は終了!次の話題!スポンサー様から新しい衣装が届きました!拍手!」


>おお!嬉しい!

>スポンサー様には期待してるぞ!

>露出の多い服カモン!

>作務衣ともお別れか…


「今回の衣装はたまたまだが、俺の夏休み計画にもふさわしい衣装になってるぞ!じゃあ引っ張りすぎてもあれだし、さっさと発表してしまうか!」


 俺は脳内のチップを使い、今の作務衣から新衣装へと設定を変更する。


 すると、一瞬で今まで着ていた作務衣が俺の近くに小さく折りたたまれ、俺の体に新しい衣装がスッと装着された。


「はい!今回の衣装はダサTシャツと半パン、寝癖付き!」


>ダサティーwww

>Tシャツの文字wwwなんで“ほっとけーき”なんだよwww

>なんか、文字が独特のフォントで可愛い

>でも正直結構好き。ゆるい雰囲気の男子なんて、フィクションでしか見ないからね

>分かる。ダサTコーデ男子、漫画とかでしか見ないけど割と好き


「ちなみにこのTシャツの文字は、自由に変更できるぞ!今は見て分かる通り、”ほっとけーき”って設定した!変更もすぐにできるぞ?」


 試しにTシャツの文字を、【もっと俺をチヤホヤしろ】【祝!衣装変更!】【クスネが可愛い】などと変えているところを見せ、最後にはほっとけーきという文字に戻す。


 これからは、毎朝思いついた言葉を設定して、その日一日を過ごすつもりだ。


>絶対何も考えずに文字を設定しただろwww

>チヤホヤされたかったらもっと行動に気を使え

>お前が脱ぐようならいくらでもチヤホヤしてやるよ

>クスネが可愛い!!!

>…ホットケーキ食べたかったのか?


「…」


 黙ったまま、スッとダサTの文字を変える。


>正解!じゃねえよwwwわざわざ文字で表示させずに口で言えwww

>うんうん。よく分かってるじゃんみたいなヒノキの顔がくっそ腹立つ!

>喋っていてもうるさいけど、黙っていてもお前は顔がうるさいな

>あー無理やり組み伏せてわからせてやりてぇ!なんか無性に顔がムカつく!


 いいな。これ、楽しいわ。なんとなく視聴者とじゃれあいたくなったら、こうやって遊んでみるのも面白いかもな。


 俺はダサTの文字をほっとけーきに戻し、次の話題へ。


「ちなみに明日の予定だが、早速宿題から始めようと思う!」


>あなたって宿題を最後にまとめてやるタイプじゃないのか…

>最初の方はやる気もあって宿題も進むけど、それも最初だけなんだよな

>最初にちょっと宿題をやって、そこから一切やらなくなって、最終日付近に大急ぎで宿題を終わらせるのが夏の風物詩


 まあ宿題と言っても、俺のやることは楽しいものだしな。


 だから、そんなふうに最後の日に一気にやったりはしないだろう。


「明日は公園づくりをする予定だ!ということで、今日は軽く探索して、いい立地を見つける配信にするからな!」


>おお~

>作るものが思ったより大規模だった件

>公園の立地ねぇ…どんなところが良いのかあんまり検討がつかんな

>スローライフ弱者のあなたが公園なんて作れるのか?


 誰がスローライフ弱者だ!視聴者の中で比較対象がヨヒラとかウツギだから、相対的に俺が駄目に感じてるだけだぞ!それに、俺だって日々成長してるんだからな!公園作りくらい、できらあ!


「じゃ、早速探索していくぞ!つっても、公園を作りたい場所の目星はもうつけてあるんだけどな。だから、探索と言うより再確認って言ったほうが正しいかもしれないな」


 ということを視聴者に伝えたのち、俺はリミッター解除し、東の方へ猛スピードで走り出す。


 鍛え上げられた筋肉を存分に使うことで、目的地にはすぐたどり着いた。目をつけていた場所は、そんなに拠点から離れているわけじゃないからな。


 ちなみに、視聴者が俺の吐息を聞き、はぁはぁ興奮しだすお約束の流れがあったが、全て無視した。


「ということで、俺が公園を作りたいのはこの森の中にある小さな池の周りです!」


>おお~!

>なんかちょっと神秘的な場所だな

>この惑星生物が多様な事に隠れて、地味に水資源も豊富だよね

>水と緑の相性は良い


 個人的にだが、俺はこの場所を「池森」と呼んでいる。


 なんとなく「金の斧銀の斧」の童話に出てくる、女神がいそうな池だと感じたのが理由だ。


「よし!ここで色々構想を練るから、今日の配信は終了!また明日楽しみにしてろよ!じゃ、おつ~」



次回予告:黙って見てろって言ったけど、黙れとは言ってないだろ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ