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貞操逆転スペースファンタジースローライフ!?~男女比が1:10の宇宙で男に生まれた俺が、辺境の無人惑星でスローライフする姿を配信する  作者: ながつき おつ
3章 他惑星とのつながり!

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観光地化その2!仮完成!

読んでいて少しでも感情が動いたら、評価・リアクション・ブックマークをお願いします。



「よし!じゃあ次は、温泉をぱぱっと作っていくぞ!」


 こういうのは、変に拘る必要はない。ということで、俺が思うまっすぐ王道の温泉をぱぱっと作ってみた。


 まあそうは言いつつ、最低限のこだわりはあるけどな。


 作る時に意識したのは、”スローライフっぽい”温泉施設というものだ。


 もっと具体的には、開放感のある手作り感あふれる石造りの露天温泉をメインに、ドラム缶風呂、五右衛門風呂などもつくってみた。


 そういう風呂ってさ、「ザ・スローライフ」って感じがするだろ?

 

 ま、実際にスローライフをしている俺は、そんな風呂に入ったことが無いんだけどな!


 こういうのに大事なのは雰囲気だ。実際がどうとかは関係ないのだ。


 あ、あとサウナも作ったぞ。個人的に温泉にサウナは必須だからな。


 サウナがあるということで、水風呂と外気浴スペースも作った。


 そして、外気浴スペースには、何個か小さな焚き火を置いて、火を見ながらのんびり体を休めることができるようにした。


 ざっとコメントを読んでみる限り、視聴者にも(おおむ)ね評判は良さそうだ。良かった良かった。


「これで温泉は完成!次は、外にキャンプファイヤー場を作るぞ!」


 これも俺の中で王道の作りにすることに。


 でも、せっかくSCエネルギーを使うのだからな。馬鹿みたいにデカく作ってやるつもりだ。


 こういうのは、デカければデカいほど良いんだよ!


 そういう意気込みを話すと、王道とは?というコメントが何件か確認された。


 だが、俺はその類のコメントを、見なかったことにした。つまり、そのような指摘はなかったのと同じだ。


 結果出来たのは、囲いとして丸太を交互に組んで作っただけの、普通のキャンプファイヤーだ。


 ほら?これだけ聞くと王道だろ?だから、これは王道なんだよ!


 まあ、見上げなければてっぺんを見ることが出来ないほど大きいし、SCエネルギーによって外側の木は特殊な処理をしているけどな。


 この処理をすることで、外側の囲いの部分が燃えてなくなることはなくなるのだ。何度も作り直すの、面倒だしね。


 そしてこのキャンプファイヤー、普段は自然な燃え方だが、いつでもSCエネルギーによって火の大きさ、形、色などを調節可能にしてある。


 せっかくこれだけ大きく作ったのだ。なにかイベントでもするときには、火を大きくしたり、小さくしたり、色や形を変えたりして、ド派手に楽しめるようにしたいじゃん?


「ということで、全ての施設が完成!これで、俺のやれることは終了だ!よって、カマクラホテルの完成だ!拍手!」


>パチパチパチ!

>ぱちぱちぱち!

>ついに完成か…長かったような短かったような

>私達のカマクラホテルの完成だ!嬉しい!


「まあ、まだトリカによる細かいインフラの整備、各種設定、詰めの甘かったところの修正作業などが残ってるから、実質的には仮完成なんだけどな!ホントの完成は明日になるだろう!」


>ズコー!

>私達の拍手を返せ

>トリカ様!後はお願いします!

>確かに、ところどころ詰めの甘い部分はあったもんな


 そう、トリカに色々な細かい仕様を詰めてもらわなければ、この施設は完璧に機能しない。


 アメニティ、飲食、金、機械の設置、ルール決めなどなど…やることはまだまだある。


 ただ、そういう細かいところを詰めていく作業や、裏作業とも言えるものを詰めるのが俺は苦手だ。


 俺が手伝っても、足手まといになるだけだろう。


 だから、俺、明日はやることがないんだよね。


「で、だ。今日俺の配信の裏で、トリカも色々な施設を完成させたはずだから、明日はそれを見に行く配信にするぞ!」


 手伝えることがないのなら、せめて宣伝くらいは頑張らないと。


 それに、トリカがどんなものを作ったのか、単純に興味があるしな。


 なんとなく作ったものを耳にはしているが、実際には見たことはまだないのだ。


 ふふ、明日が楽しみだな!



 次の日。いつも通り配信開始し、適当に挨拶を済ませる。


 そしてその後、ある一足の靴を視聴者に見せつける。気分はドラ◯もんだ。


「じゃーん!トリカがこの惑星にもこれを用意してくれました!多目的シューズ~!」


>おおー!

>その裏声の言い方なんなの?

>ま、観光地には多目的シューズのレンタルが必須よね

>ほんとにそれ便利


 これさえあれば空中だろうが雪の上だろうが自由自在!スキーのようにスイスイと地面を滑ることだってできるし、逆に靴を滑らなくして、ピタッと急に止まることだって、設定次第でなんだってできる!


 俺達が健康都市に行ったとき、これがあまりにも便利だったので、この惑星でも採用することにしたのだ。


 ただ、これは仕方ないことではあるのだが、お値段はそこそこしてしまう。


 一足だけでもそこそこの値段がするし、観光客のために用意するなら数を大量に用意しなければならない。


 だから、これをこの惑星で採用するということは、かなりの出費とリスクがあるのだ。そのことをちゃんと意識しておかなければな。


「そう。これがまた高いんだよ。だから、俺が今履いている多目的シューズもレンタルだ!正直ずっとこの靴で過ごしたい気持ちもあるが、まあ仕方ないよな」


>一足くらい盗んじゃって、普段からその多目的シューズでスローライフを送らないか?

>広大な自然を見るにはそれは必須じゃない?

>あなたって靴はこだわりあるの?

>コスプレ衣装じゃない時はスニーカー履いてたよね?


「ん?靴ねえ…靴へのこだわりは無い方だな!強いて言えば、安くてシンプルなのが好きだ。この宇宙には庶民向けの安い靴でも、デザインが良くて機能性もバッチリなのがいっぱいあるからな。俺にはそれで十分だ」


 ちなみに今は、スポンサー様が靴もセットで送ってくれているので、それを履いて過ごしている。


 俺は日々ファッションに時間をとられたくないと思っている類の人間なので、スポンサー様には大感謝だ。


>ファッションなんてなんでもいいよなwww〇〇系列の店は庶民の味方ですごく助かってるわwww

>なんでお前はものぐさ系非モテ女みたいな思考回路してるんだよ…見た目には最低限気を使おうね

>男って無駄にファッションに金を掛けるイメージあるけど、あなたは…

>ハイブラしか身に着けない男嫌い。男のブランド信仰嫌い

>ファッションって楽しいだろ?頑張ってリハビリして、もうちょっとファッションにこだわりを持てるようになろう。な?


 おい!なんで多少ファッションを面倒くさがっているだけで、ちょっとした病人扱いされなきゃいけないんだよ!いいだろそれくらい!


「うるせえうるせえ!俺はイケメンだから、服なんかなんでも似合うんだよ!それに、真のイケメンは素材の味で勝負するもんだ!だから、俺はこれでいいの!」


>逆ギレしだして草

>はいはい。イケメンイケメン。良かったね~

>ママに買ってもらった服はそろそろ卒業しまちょうね~

>僕ちゃん。服選びのセンスなくていじけちゃったのかな?????

>じゃあ全裸でいいってことだよな?脱衣はよ

>女児服を送りつけるので着てください!


 いやあ!だってさあ!


 俺は筋トレのしすぎで、男にしては馬鹿みたいに身体が大きい。だから、一般的な庶民の味方のリーズナブルな店の服だと、あまり似合う服が無いんだよ!


 そして、そういう経験が続くうちに、いつの間にか服選びが億劫になってしまったのだ。


 だから、センスがないわけじゃないからな!そこは勘違いするなよ!


「はい、ファッションの話は終了!今日やりたいこととその話は全然関係ないからな!今日はこの多機能シューズを使って、トリカが作ったものを案内しながら、この観光地の見どころを紹介していくぞ!」


 これ以降ファッションの話をしたやつは無視!俺にファッションの話をふるな!


 正直に言っちゃうと、俺はファッション系の話が苦手なんだ!


 苦手意識のせいで、純粋に楽しめないんだよ!


 だからこそ、絶対に視聴者にはそんなことは言えない。


 だって、コイツらがそんなことを聞いたら、何度もその話題をコメントで書かれそうだもん!


 コイツらは俺の弱点を発見したら、嬉々としてそこにつけ込んでくるようなやつだからな。


 確かにファッションの話は苦手だが、観光地の魅力を伝えるのは得意(自称)だ。


 だから、そっちを期待しておいてくれよな!


次回予告:気づいてはいけない真実に気づいたヒノキ。SANチェック入ります

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