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貞操逆転スペースファンタジースローライフ!?~男女比が1:10の宇宙で男に生まれた俺が、辺境の無人惑星でスローライフする姿を配信する  作者: ながつき おつ
3章 他惑星とのつながり!

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道具作成!文明開化?

読んでいて少しでも感情が動いたら、評価・リアクション・ブックマークをお願いします。


「どうもー崖っぷちギャンブラームキムキイケメンのヒノキです。旅行から帰ってきました」


>配信前に告知をしろ

>今日も楽しみ

>毎秒配信しろ。決して休むな

>おっ、無事に帰ってこられたんだな

>ギャンブル都市ネペンテラスはどうだった?


「旅行は楽しかったぞ!いやぁ…大勝ちしまくっちゃったなあ!」


 俺じゃなくてセリがな。


>嘘乙

>嘘ついているときの目だ!めっちゃ泳いでる!

>バレバレの嘘つかないで

>あなた、自分では気が付いていないかもしれないけど、嘘つくのくっそ下手だよ

>こんな嘘もつけないようなやつが、勝てるわけ無いんだよなぁ…


 ふっ、俺を舐めてもらっちゃあ困るな!意外と、俺って駆け引きは出来るんだぞ?


 …まあ、セリが一緒にいれば、という前提がつくがな。


「実際は、勝ったり負けたりを繰り返して、トータルで見ればトントンって結果になったよ。まあ、結果的には俺が一番楽しんだから、大勝ちと言っても過言じゃないけどな!」


>はいはい。よかったでちゅね~

>敗者の言い訳乙www

>うんうん。負け犬ってそういう言い訳ばっか上手いよね

>キャンキャン!ワオーン!

>ギャンブルで勝つ快感は、何にもまさる娯楽なんだよなぁ…


 もはやこの辛辣なコメント欄を見ると、「日常だなあ」って感じるまでになってしまったな。


 帰ってきたという、謎の安心感すら感じるわ。


 こんな感じで楽しく言い合いつつ、俺は視聴者達と昨日の旅行のことについて散々話しまくった。


 配信で感想を共有できるのって良いな。話すことで、楽しかった思い出がもう一度蘇ってくるようだ。


 一通り話し終え、すこし場が落ち着いた所で、そろそろ違う話題に移ることに。


「で、だよ。明日はチートデイの日だ。明日でカマクラホテルや、その他のアクティビティとかを全て完成させるつもりだ!だから、お前らがバーチャル旅行でこの惑星へと来れる日もそろそろだぞ!楽しみにしておけ!」


>きちゃああああ!

>はよ!明日はよ!

>ほう…その惑星は私を楽しませてくれるかな?

>貯めなきゃ…金を…っ!ククク…何をするにも、結局は金…っ!飯を食うにも、寝るにも、夢を見るにも…カネ、カネ、カネ…っ!クソッ…世の中、結局そこかよ…っ!!


 なんかカ◯ジみたいなやつがコメント欄にいるな。


 …こんな平和な世の中なのに、どういう闇を抱えて生活を送ってきたんだよ…


「まだこの拠点の真裏にある、一部の地域にしか来られないけど、今後どんどんジュニアをアップデートしていって、もっと沢山観光地化していくからな!」


>こうやってどんどんいける場所が増えれば、いずれ自由にヒノキに会えるってこと?

>閣下に会いたい!とにかく!閣下に会いたいぞ!!!!

>ワイはウツギに石を投げて鬱憤を晴らしたい

>バーチャルトリップでトリカ様のライブに行きたい!


 ちょっとちょっと!慌てすぎ!そういうのはもう少し待ってくれ!


 今は惑星の裏を観光地化させるだけで精一杯だ!


 でも、トリカのライブに関してだけはもうすぐ叶うかもな。


 なんたって、トリカはカマクラホテルにもライブ会場を作ったらしいからな。もっとこの観光地が有名になって、人がたくさん呼べるようになったらそこでライブをすることを検討するらしい。


 あ、そういえば。


 ライブと聞いて、思い出したことがある。


「もうすぐこの惑星のトリカの拠点で、トリカの誕生日ライブがあるぞ!ま、でも、そのライブは配信専用だ。一応特殊な生配信でライブの映像は見られるだろうけど、現地にくることは出来ない!ということで、お前らはせいぜい遠くで楽しんでおけ。俺は特別に現地で楽しませてもらうけどな!ざまあ!」


>くっそムカつく!!!!◯ね!!!

>ただでさえお前がトリカ様の恋人ってだけでもムカつくのに…私もトリカ様に可愛がられたい!愛でられたい!愛されたい!

>あなたって人を煽る時やたらと生き生きとしてるよね…煽りの才能あるよ

>煽りで飯を食べてるだけある


 なんだよ煽りの才能って…そんなのいらねえよ。


「さて、スローライフしよーっと」


>唐突だなwww

>煽るだけ煽って、満足するやいなやこれかよ…

>急な話題転換に視聴者もついていけてないぞ


 這ってでも付いてこい。俺は遅れているやつに手を差し伸べるような、優しい配信はしないからな。


「やっぱり、チートデイとか、バーチャルトリップとかの前に、俺は宇宙一のスローライファーなんだよ!本能がスローライフを求めてやまない!」


>だからあ!スローライファーとかいう変な造語をつくるな!

>スローライファーなんて、この宇宙であなたくらいしかいないよ?

>ヨヒラ様には当然だけど、ウツギにも圧倒的にスローライフ生活で文明の差があるのに、宇宙一?


「いーや!俺が宇宙一のスローライファーだね!そこは譲れない!なぜなら、俺が宇宙一スローライフを楽しんでいるからだ!」


>負けワンコの遠吠え乙

>敗者って言い訳ばっかり上手いよね

>これと似たような流れさっき見た

>で、今日はなにするの?(さっさと話を進めろ)


 おっと、視聴者がじれてきたみたいだ。喋ってばっかいないで、そろそろ動きのある配信をしないとな。


「今日は南で採取してきた硬化岩石を有効活用して、各種道具を作るぞ!」


>おおー

>ようやくか…長かったな…

>硬化岩石って、あれか。粘土と混ぜて加水。その後乾かせば、硬く固まる特殊な素材か

>これでちょっとはスローライフが進みそうだね

>超原始人から、原始人くらいにレベルアップ!


「スコップ、木を削るノミ、彫刻刀、斧、ハンマー、ツルハシ、ノコギリ、砥石、食器、かまどなどなど…作りたいのは色々あるが、まずはスコップとツルハシから作るぞ!硬化岩石自体の採掘を、もっと効率よくしたいからな!」


>道具から揃えるのは基本

>あなた今まで、スコップもツルハシもバカ恐竜のナイフで代用してたもんな

>バカ恐竜のナイフさん、過労死しちゃうよ…


 今までありがとうバカ恐竜の牙。そして、これからもよろしくな。


 あ、でも、バカ恐竜が俺の肉を横取りしてきたの、いまだに許しては無いからな。


「よーし!早速やっていくぞ!」


 用意するのは三つ。硬化岩石、近くの小川で採れた粘土、丈夫な木。


「最初に、型を用意します!さて、型は…適当な土でいいか」


 今から俺がやることは、鋳造(ちゅうぞう)みたいなものだ。


 そもそも、鋳造(ちゅうぞう)って分かるか?


 あれだ。金属を溶かして型に流し込み、冷やし固めて目的の形状を作る金属加工方法な。


 俺は適当に土を集めてきて、スコップの先部分の形になるように空間を開ける。ツルハシの方も同様だ。


「で、次に、硬化岩石を水と粘土と組み合わせる。入れ物代わりに、以前作っておいた樽の失敗作を使おうかな」


>まさかの再登場

>あれか、虫に食われた木を無理やり樽状にしたやつか

>無駄に樽を作ってみようとした時のやつね


 樽に粘土を入れ、水を入れ、混ぜる。


「おっと、硬化岩石を砕くのを忘れてたな。さて、どうやって砕こうか…よし、硬化岩石同士で擦り合わせて削るか!」


 ガンと力いっぱい岩石同士をぶつけ合って、ある程度の大きさに割り、小さくなった硬化岩石同士を力いっぱい擦り合わせて、小さな粉状にしていく。


>強引だなあ

>そんなこと、あなたのパワーが無いと真似出来ません!

>今度硬化岩石を削る道具も作らないとね

>ヤスリみたいな性質の岩石あっただろ?それを使え


 あ、それ良いな。そのアイデア採用。


 南で採掘してきた、目の粗いヤスリのような性質を持つ岩石を用いて、大量に硬化岩石を粉状にしていく。


 うんうん。思ったよりいい感じに削れるな。


「で、粉状の硬化岩石を、南の粘土と水が入った樽に入れ、更に混ぜる!」


 適当な木の棒を使って、とにかく混ぜる!


 五分ほど混ぜると、いい塩梅になってきた。


「じゃあ、あとはこれを俺が土で作った型に流し込み、数日間放置すれば、スコップとツルハシの完成だ!」


>持ち手を忘れてるよ!

>先っぽだけしかない


「おっと、そうだった!この硬化ペーストに、柄になるように頑丈な木の棒をぶっ刺してっと…よし!これで乾くのを待てば、完成だ!」


>ぱちぱちぱち

>まさかあなたがスコップやツルハシを作れるようになるなんて…成長したなぁ

>こんなに大きくなって…お母さん感動しちゃったわ…あなたを産んだ記憶こそ無いけど…

>というか、天気は大丈夫?雨降ったら台無しになる可能性あるけど…


「………天気?…やべ!そんなこと考えてなかった!どうしよう!………うん。あれだ。どうしようもないし、この三日間雨がふらないことを祈っててくれ!」


>おいwww

>せっかく褒めたのに…

>いっつも詰めが甘いな

>爪が激甘な男


「えっと?…チップさんによると、今日から一週間は晴れが続くらしい。まあ、実は全て計算通りなんだけどな!」


>ただの結果オーライなんだよなあ

>運だけ男

>天気予報くらい見ろ


「よし!ということで、今日の配信は以上!明日はチートデイだから、楽しみにしておけよな!じゃあおつー」


>乙

>お疲れー

>カツカレー

>今日も楽しかった

>明日が楽しみ!

>おまえに突然の豪雨がふる呪いをかけた


 …やめろよ。せっかく作ったんだからさあ…


 それにしても、やっと俺のスローライフの文明が少しだけ進んだ。


 めちゃくちゃ嬉しいことは確かだが、こんなのではまだまだ俺は満足しない。


 もっともっとスローライフで、やりたいことは無限にあるからな!


 宇宙一のスローライファーに俺はなる!なんてな!



次回予告:クスネの可愛さで世界を救う

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