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『いつまでに書くか』ではなく、『いつ書き出すか』だ!
私は筆が速いと自負している。
二千文字程度の作品なら30分もあれば書ける。最速で確か10分で二千文字を書いた。
しかし締め切りを設定された時、難問が立ちはだかる。
書きはじめれば、その日のうちに完成する。
しかし、書きはじめることが、なかなかできないのである!
書け──
書けよ──!
書き出すんだよ!
そう自分にハッパをかけても、なかなか書き出さない。
スマホゲームに逃げて、3時間とかを無駄にする。
よし書き出すか──と決めて、フェレットくんと遊びだす。
そろそろ書き出さないとヤバいぞ! と思いながらインスタグラムの閲覧をはじめたりする。
なかなか書く気分にならないのである。
無理やり自分を創作モードにさせようと、なろうのエディターを開いて、最初の1行を書こうとして、「あ」と一文字書いて続かなくなり、そうだった筑前煮を作ってたんだ! と、キッチンへ走り出す。
いつ書き出すのか──
それだけが、私にとっては重要なのである。
今、書きたい作品があるのだが──
書き出すタイミングを見失っている。




