『薬屋のひとりごと』がわからない
Amazonプライムで『薬屋のひとりごと』のアニメを3話目まで観ました。
うん、面白い。
もちろん『なろう』で無料で読めるので、既に読んではいました。
でも……わからなかったのです。
面白さがわからないどころか、意味がわからなかったのです。
小説の中で何が起こっているのか、背景はどんなところか、登場人物はどんなキャラなのか──すべて私にはさっぱりわかりませんでした。
アニメを観てようやくわかりました。
『ああ……。こういう内容だったのか』
小説はわからないのが悔しくて、3回最初から読み直したのですが、どうしてもわかりませんでした。
小説の書き方が下手だから? 確かにアニメの構成のほうがわかりやすくはありますが、みんな小説のほうを読んでわかって『面白い』って言ってる。ついていけない自分が悔しくありました。
なぜ、私には小説を読んでわからなかったのか?
私は中華モノは好きです。よく観たり読んだりしています。日本人の書いたものより中国人や台湾人、香港人の書いたものがほとんどではありますが……。
その中で私が『面白い』とハマったものは、9割以上が現代モノです。歴史モノで好きだったのはアクション系や西遊記モノの映画と、漫画では横山光輝さまの『水滸伝』ぐらい。
三国志モノや封神演義モノで面白いと思ったものはひとつもありません。後宮モノに至っては興味がなさすぎて観たことすらありませんでした。
つまり、予備知識が欠けていたから?
欠けてるどころか皆無だから、後宮を舞台にした『薬屋のひとりごと』がわからなかった?
絵にして観せてもらえばわかりやすく楽しめたけど、文字だけでは自分の予備知識を必要とされるぶん、理解することすらできなかったのかも?
予備知識、大事。
でも、『読書とは未知を読むものである』と習いました。
気楽に既知の世界をピクニックするのではなく、未知の高山に挑むような険しいものである、と。
しかしそれにしてもアニメって凄い。
後宮モノを観たことのない私でも、すんなり楽しめました。
凄い、凄い。
アニメ凄い。
ただそう思ったというだけのエッセイでした。




