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【書籍化】ダチョウ獣人のはちゃめちゃ無双 ~アホかわいい最強種族のリーダーになりました~  作者: サイリウム


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89:ダチョウの大作戦


少し時間が過ぎ、レイスが王としての振る舞いをある程度学び終わったころ。


獣王国の王宮には各種族の族長たちが集まっていた。



「お! バラトン殿ではないですか! これはこれは!」


「ん? あぁリッボ殿! 先の品評会ではどうも!」



狼の獣人の男が、牛の獣人の男に声を掛ける。この場に集められたのは各種族の族長か、それに類するような立場の者だけ。確かにこの国は力を貴び、荒々しいイメージがある国家ではあるが、力だけではいずれ国が崩壊すると言うことを歴史に学んでいる。故にここにいる者たちは力だけでなく、族長として一族を率いるにふさわしい頭脳を持つ者ばかりが集まっていた。まぁもちろん例外もいるが。



「して、どうでしたリッボ殿。我らが育てた乳牛の質は。近年稀に見る金賞の出来、先の獣王陛下はミルクが苦手と言うことでしたから、そちらにお譲りしたのですが……。」


「えぇえぇ! 楽しませて頂いておりますとも! 妻も子供たちも大喜びで! 毎朝飲ませて頂いております! ……ただまぁ少し、色々と思うところがないというと嘘になりますが。何故奥方の名を牛に?」


「あ~。まぁ我が種族の性と言いますか。あの名づけを行ったのは妻なのですが、ちょっと性格がアレと言いますか、そう言う趣味があると言いますか……。」



言葉を濁そうにもあまりうまく行かず、しどろもどろになってしまう牛の彼。


この国では数多くの種族が存在しているのだが、もちろん草食型と肉食型の獣人がいる。原始の時代ならまだしも、彼らの時代の価値観ではたとえ肉食型の獣人と言えども草食型の獣人を喰うと言うことはそこまで起こらない。しかしながら……、一部の草食型獣人は、何の性かエウラリアと同じような癖に目覚める者がいた。それも一定数。


特に牛の獣人はそれが顕著であり、先のダチョパレードの時の様に、何かのきっかけで扉を開いてしまうものも多いという。牛の獣人の族長、パラトンの妻もその一人の様で、たまたま自分たちが得意とする畜産物の名前が自分と同じだったことから、“間接的に喰われる”という扉を開いてしまったらしい。


ちなみに前回いつの間にか消えていたエウラリアだが、ダチョウちゃんたちに彼女のトラウマである“生き埋め”を5回ほど未遂され、『さ、流石にちょっとお休みさせてください……。』という状態に。流石に哀れに思った姉のレイスから長期休暇を貰うことになった。


そんな彼女。一応聖職者なので王宮を出た後は教会に赴こうとしたのだが……。何故か速攻で“同好の士”が集まる集会を発見。互いの趣味嗜好を共有し、ついでに自身の姉の素晴らしさを布教することに成功。牛の族長の奥方や最近加入したダチョウにもぐもぐされた彼女が参加する集会の頂点に君臨したそうだが……。またそれは別の話である。



「……。」


「……。」



非常になんとも言えない空気、耐えられなくなってしまった牛が口を開く。



「にしても今年は戴冠式を挟まず謁見のみとは珍しいですよね。何かご存じですか?」


「あぁ、そう言えばバラトン殿は立場的に情報が手に入りにくかったですな。実はまた戦が起きるかもしれぬのですよ。」



牛のバラトンが畜産などに深く関わっているのであれば、リッポ率いる狼の部族は戦を生業としている種族だ。勿論例外も多くいるが、基本的にその高い戦闘能力と団体行動への適性を活かし軍に就職する者が多い。故に先のダチョウと獣王国との戦いで数多くの同胞を失った彼だったが……、それを飲み込み種族にとって最適を模索することが出来るのが、狼の族長リッポであった。


そんな彼は牛の男に幾つか省きながらも、今の国際情勢を伝える。確かに本来であれば国を挙げて戴冠式を行うべきであるが、現在獣王国は北と東に敵を抱えており、いつ攻めてきてもおかしくはないという状況。



「故に最低限のみ、我ら族長格が新たな獣王陛下をお迎えし、首を垂れる。というわけですな。あまり立場のよろしくない部族の者は好感度を稼ぐつもりか、先んじて挨拶しに行こうと動いていたようですが……。陛下は全て断っていたとのことです。」


「なるほど、この場で一括して会う、と言うことですな。確かにそちらの方が不平不満が出ずにいい。……それゆえにここまで人が集まっているのですね。」



そう言いながら会場を見渡す牛の男。


彼らが集まる大きな会場にはいくつものテーブルが並べられており、そこには大量の料理が鎮座していた。そしてそれを掻き込む者もいれば、彼らと同じように誰かと会話する者もいる。普段このような式典に参加しない種族や、数が少なかったりこれまでのやらかしから少し立場が悪く、他の部族と顔を合わせにくいような人物も来ている。



「あ、先の獣王陛下を丸呑みにしようとしたペリカン殿も来て……。あ、連れていかれましたね。」


「ま、まぁ種族の性と言っても所かまわず丸呑みにしようとするのは、ちょっと……。にしてもやはり、鳥系の獣王陛下と言うことで、同系統の方々は顔が明るいですな。」


「確かに。」



近くにいたウェイターを丸呑みにしようとしてしまったペリカン族の族長が係員たちに連れていかれるのを眺めながら、二人は猛禽類の獣人たちが集まる方へと向く。


獣王国の空を守る者たちで、その戦闘力の高さから軍に多くの強者を送り込んでいる彼ら。やはり同じ“鳥”が獣王になると言うことで、込み上げるものがあるのだろう。おそらく海外のスポーツなどで自国の選手が活躍した時に感じる感情と近いものだと考えられた。



「まぁ鳥、と言っても種族としては飛ぶのではなく、走る方が得意と聞きますが。」


「そうなのですかリッポ殿。」


「えぇ、何でも“ダチョウ”という種族だそうです。獣王国にはいない種族で、新たな獣王陛下は空も飛べるらしいですが、かなりの速度で走ることが可能とのこと。故に、あまり彼らが望んでいるような姿ではないかもしれませぬな。……ま、あそこよりはマシでしょうが。」



そう言いながら狼の男が顔を動かさす視線だけ送るのは、壁際で機嫌が悪そうに腕を組んでいる獅子の男。先の獣王と同じ獅子族の族長だ。


此度の獣王は、国内で正式に定められた存在ではない。前獣王を上回る強者であることは確かなのだが、毎年行われる獣王になるためのトーナメント戦を勝ち抜き、現獣王への挑戦権を得るという正規の手段を通ったわけではない。過去には獅子の彼同様、不満を持っていた者もいるが、アンデッド騒ぎの一件により新獣王ことレイスの力が認められ、その声はほぼ消えてなくなっている。


内心何を考えているか解らない種族が居ないわけではないが、不満を表に出しているのは彼だけだった。


同種として便宜を図ってもらっていたのか、それともそれ以外の思惑が合ったのかは解らないが……。“ダチョウ”の出現によって思惑が外れたのは確かなのだろう。謁見の場で何か引き起こしそうなほどに、機嫌が悪そうだと牛と狼の男たちは考える。



「……巻き込まれるのはごめんですし、離れましょうか。」


「ですな。」



そう言いながらゆっくりと離れていく彼ら、それから十数分後。彼らはその選択は酷く正しかったことを知るだろう。


獅子はダチョウに勝てないのだから。







 ◇◆◇◆◇





控室にある覗き窓、あちらからは見えないようにマジックミラー的なものが設置されている向こう側を覗く。ある程度どんな人たちが来るってのは聞いていたけど、実際目にするとすっごい量じゃんか……!



「うひぃ、人一杯来てるぅ。よ、よくルチヤは緊張してないね。何か秘訣とかあるの?」



つい思ったことをそのまま零しながら、普段通りにしている末娘へと問いかける。


ルチヤは産まれながらの王族だし、まだ両手で数えきれる程度の年齢でしかないというのに経験豊富だ。いくら前世の記憶があると言ってもこれだけの人を王として対応する経験なんかしたことがない。高原で原始生活を10年近く続けて来た私には理解できない何かがあるのかと思い、聞いてみることにした。



「特にそういったのものは……。こういうのは経験がモノを言いますし。でもかなりやりやすい形に仕上がったのでママも楽に出来ると思いますよ! 私の初戦、お父様が死んだ時の、明らかに傀儡化しようとしてた奴らに囲まれた時よりはマシですから!」


「……ぎゅーってしてあげるからおいで。」


「? はい!」



思わずルチヤを抱き寄せ、強く抱きしめてしまう。


うぅ、まだ幼いのにすっごい経験してるのね。もう大丈夫、貴女の本当のお父様お母様に変わってぎゅーってしてあげる。あ、後ついでにママが悪いの全部文字通り消し飛ばしてあげるからね……。え? もう全員処刑台送った? ……ママ、娘が強すぎてびっくり。確かに肉体的なパワーはないかもだけど、ルチヤその辺り強すぎない? まぁ聞いちゃったら色々思い出しちゃうだろうし、私から聞くことはないけどさ。



(まぁそんなこんなでついにやって来てしまった、謁見の時。)



ちょっと前ならば私が謁見する側だったのに、今じゃ謁見を受ける側だ。ま、お飾りでも獣王として立つことを決めたのは私だ、やれるだけやるしかない。いくら王として求められるのが力だけでも、それ以外が出来なくちゃ嘗められる。今の私ならそう言う奴らを片っ端から消し飛ばすことも出来るけど、それをすればただの暴君だ。気合入れて行かなくちゃ。


幸いなことに、今回はルチヤが傍についてきてくれている。そして行う内容も、立食パーティーという気楽なもの。一瞬『参加者の顔と名前一致させないといけないから何んか儀式やるよりもこっちの方がきついんじゃ?』と思ったが、多分コレは考えたらいけない奴。



(にしても……! 人! 人が多い! あー! 子供たちいなかったら逃げ出してる奴ー!)



それだけこの国が様々な種族を抱えているっていう事なのだろうが、やっぱり何回数えても三桁を軽く上回っている。これの顔と名前を一致させて、出来れば彼らの持つ背後関係も理解しておいた方がいい? しかもすでにルチヤは全部把握済み? はー、娘が天才過ぎてママ困っちゃう。


も、もうこうなったらもうすぐ開始時刻だけど速攻で脳を吹き飛ばして“最適化”することで無理矢理覚えるしか……! ッ! ダチョウは度胸! そうと決まれば早速頭蓋内部に『魔力砲』を……!



「ママ?」


「ッ! ……ごめんごめん、思考が変な方に行ってたよ。そろそろ、かな?」


「はい! 最終確認を。」



ルチヤが返事を返し、手を叩きながら傍にいた女官の人たちを呼ぶ。


すぐに動き出した彼女たちが私とルチヤを鏡の前へと連れて行き。始められるのは最後のおめかし。まぁ服装のチェックだね。埃とか糸くずとかついてないか確認したり、布が曲がってないかとかそういうの。あと軽いメイク? 正直こういうの全く解らないからルチヤと女官さんたちが『良さそう』って言ってくれたのをそのまま来ているんだけど……大丈夫そう? な、ならいいんだけど。


今日の私の服装は、普段の踊り子みたいな衣裳をよりパワーアップして豪華にした感じのもの。装飾品が滅茶苦茶数が増えてるし、ヒード王国の色である青と、獣王国の色である赤の二つの羽衣を纏っているような感じだ。なんか、原始時代の女王って感じがするんだけど……。みんながゴーサイン出してるのならこれでいいのだろう。



(見た目重視だからか、明らかに戦闘には向かないなぁ。ま、本気出す様な相手がこの国にいるんだったらあの時の戦争に出てきてただろうし、そんな心配しなくていいんだろうけど。)



そんなことを考えているといつの間にか確認が終わっていたようで、女官さんたちが恭しくお辞儀しながら会場へと繋がるドアを開けてくれる。何回か通路を通る必要があるが、もうすでに登場の準備が整っている、ってことなのだろう。



「……シ! やるだけやろうか。いこう、ルチヤ。」


「はいママ!」







 ◇◆◇◆◇






「………むにゅッ!!! なにかタイヘン! ママ取られる!」



王宮の中でそんなことが行われていたころ、ダチョウちゃんたちはいつものように王宮のお庭で遊び回っていました。


彼らが現在“おうち”として定義している拠点はプラークの城壁外。そのため普段とは違う場所であるこの王宮に少し警戒していた彼女たちでしたが……。すぐに何をしていたのか忘れ、遊び始めました。いつも通りただお昼寝したり、かけっこしたり、お婆ちゃんのアメリアさんに作ってもらった木の遊具で遊んだり、地下を延々と掘り始めて迷宮を作り上げたりと様々です。


そんな折、アメリアさんのお膝に座っていたデレちゃんが、急に飛び起き、そう叫びました。


この嫌な予感、間違いありません。あのルチヤとかいう雌猫がママを取ろうとしているのだと。デレちゃんは群れの中で一番年齢が高いわけではありませんが、ママに次ぐ賢さを持つ特別なダチョウちゃんです。故に何かと長女的な立ち位置に収まっていることが多いのですが……。いくら長女と言えど、末の妹がママを独占しようとしたらキレます。実力行使で雌猫を排除することも辞しません。



「うにゅ。めすねこ???」


「……え、デレ? い、今の言葉何?」


「ふぇ? ……わすれた!」



デレの口から出て来た非常に似つかわしくない単語、それに思わず声を掛けるアメリアさんでしたが、すでにデレちゃんの頭の中から消去されてしまいました。いくら賢くなったと言ってもダチョウちゃんですからね、忘却力には自信があります。


とまぁそんなことは置いておいて、大変なことは確かです。


デレちゃんはとても優しいので、ママが独り占めされていても少しは我慢できます。あまりルチヤのことは好きではないのですが、ママであるレイスが認めた以上自分たちの群れの一員です。それぐらいは許してあげる優しさがありました。しかもデレの方が何倍もお姉さんです。妹のワガママを許す優しさを見せつけるのも大事でしょう。



「そう! デレやさしい。ママみたいになる。」



でも、その優しさにも限度があります。みんなのママを独り占めにし、挙句の果てに取ろうとするのならば……。抵抗しなければならないでしょう。こぶし、じゃなかった。足と翼で。


そうと決まれば早速行動です。ママを取り返すためにも仲間を集めましょう、群れのみんな全員で押しかけてもいいですが、現在遊びに夢中だったり、深い眠りについているお昼寝さんもいます。たぶんママが呼べば一斉に帰ってくるでしょうが、地下迷宮を拡張しに行ってしまった仲間がいるためそれを連れて行くのも難しそうです。


ここは群れの中で特殊な才能を持つ精鋭部隊を集めるべきです。



「せーえーぶたい……!」



あ、ちなみにアメリアさんは他の子たちのお守りと、全力で地下を掘り進めている子たちの魔力探知&掘り進めた壁が落盤しないように魔法での固定を行っているので不参加となります。みんなが苦手なドMも席を外しているので連れていけませんね。



「そーなの?」


「ご、ごめんなさいデレ。何の話か全く解らないわ。というか誰かと話してるの……?」


「うん! これー!」


「な、何もないのだけど……?」



というわけでデレ隊長。参謀のナレーターさんはまず二人のメンバーを集めることを注進しますよ? 一人目は食欲ダチョウ、グルメちゃん。獣人さんもぐもぐ事件や、食糧庫襲撃事件などの難事件を引き起こしてきたトラブルメーカーです。ママたちが立食パーティーをしているため、そこには美味しい料理がたくさん並べられています。つまりグルメちゃんの“ごはんセンサー”が非常に役に立つと考えられます。


しかも彼女を仲間にすれば彼女と仲良しな腹ペコチーム、通称“グルメハンターズ”も仲間に出来ることでしょう。プラークの食糧庫を襲撃し、ご飯さんことアランさんを絶望のどん底に叩き落としたその手腕が期待されますね。……あ、この通称ですがさっき適当に決めました。



「おぉ! かちこい考え。」



次に魔法ちゃん。依然として本人は全く原理を理解していないのですが、以前適当にお絵描きしていた所、魔法陣を完成。その後何故か使えるようになっちゃった子です。よく失敗しておしりに火がついてしまい慌てているところをママに助けてもらってる子ですね。


ママが高原でデレちゃんたちに教えた通り、遠距離攻撃は非常に重要です。なにせ何も考えずに遠距離持ちから排除することが体に染み込んでいるのがダチョウちゃん。その重要さは強く理解……、してないかもしれませんが、とにかく大事です。


だからデレちゃん、遠距離攻撃しなくても普通に走ってキックした方が早いとか言わないでくださいね?



「やだ。……うにゅ、デレ自分でかんがえる。」



提案がお気に召さなかったのか、やっぱり連れていくメンバーは全部自分で決めることにしたデレちゃん。デレちゃんはとても賢いダチョウですが、今いる王宮に対して知っていることはとても少ないです。今自分たちがいる場所が“にわ”と呼ばれていること。そしてここから勝手に出て行ったらママに怒られるというぐらいです。


王宮、大きな建物の中にママの気配がなんとなく感じられることからそこにいることは理解できているのですが……。その道順が全く解りません。確かに壁を気にせず直線距離を突き進むこともできますが、なんか後でママに怒らそうな気がします。やめておいた方が良いでしょう。


うんうんと唸りながら、デレちゃんが考えていたころ……。少し離れた所の地面がぽこんと裂け、ダチョウたちの顔が出現します。



「あれ?」「そとでた。」「おぉ!」

「おみずのむ」「ごはん! ごはん!」


「はい、お疲れ様。こっちに色々と用意してもらってるから全員出てきなさい。」


「「「はーい!!!」」」


「さて、みんな外に出てる間に全部埋め直さないと……。レイスが帰ってくるまで魔力持つかしら?」



どうやらダチョウトンネル部隊が試行錯誤の内に何故か地上に出てしまったようでした。たくさん遊んだせいでドロドロ、しかもお腹もペコちゃんなご様子。即座にアメリアさんが彼女たちの思考が他に移る前に声を掛け、地下に潜っていた子たちを全員お外に出します。


始まるのは、埋め立て工事。何せダチョウトンネルは非常に複雑怪奇です。みんな適当に掘っているため確実に迷子になってしまいます。アメリアさんが良い感じに適宜埋め立てて調整してくれていますが、迷子になっちゃう可能性がないわけではありません。故にエルフの彼女は全力で体内の魔力を隆起させ、魔法による埋め立て作業を開始します。


それを見てデレちゃん、思いついちゃいます。



「? なにを?」



い、いやトンネルですよトンネル。ほ、ほら。ヒント出すのでお耳貸してください。ごにょごにょ……。



「……おぉ! いいかんがえ! さいよう!」






『ダチョウ獣人のはちゃめちゃ無双 ~アホかわいい最強種族のリーダーになりました~』

(https://kakuyomu.jp/official/info/entry/datyojyujin)

本日(8/9)発売です、どうかどうかよろしくお願い致します。




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