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【書籍化】ダチョウ獣人のはちゃめちゃ無双 ~アホかわいい最強種族のリーダーになりました~  作者: サイリウム


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11/103

11:ダチョウはこわい




「運が悪かった、ってことで。……突撃ィ!」



「「「わー!!!!!!」」」




私たちが走り出した瞬間、敵軍も弾かれたように動き始める。


距離が結構離れているせいで、指示出しのために叫ぶ兵士たちの声を正確に聞き取ることは出来ないが、幸いダチョウは目がとてもいい。誰がどんな指示を出しているのか、その指示を受けてどんな動きをするのか、手に取る様に解る。


もし私が、単に頭の良いだけのダチョウだったのであれば彼らが何をしているのか全く解らなかっただろう。だって高原には私たち以外の人はいない。もちろん武器を使って戦う軍隊もいない。けれど、前世の記憶のおかげで簡単な推測を立てることが出来る私ならば、対応など容易だ。


本能によって理解できる相手の強さ、肌で感じる危機感ってのは未だ反応がない。おそらくあちら側に私たちを傷つけることのできる存在はいないと思われるが、攻撃を喰らわないことに越したことはない。避けられる者は避けていこう。



(敵軍が中央と左右、三つに分かれてる。正面が鎧と大きな盾で固めた重装盾歩兵。左右の前衛は軽装だけど長い槍をもった槍兵たち。)



中央の奥に何が控えているのか、盾で視線が遮られているためよく見えないが、左右の後ろに控えている者たちの兵種は解る。おそらく通常の歩兵と、弓兵。各小隊、中隊の指揮官から指示を受けちょうどこちらに向けて矢を放とうとしている者たちだ。



(前に人がいるせいか直射じゃなくて曲射。一応速度上げるか。)


「スピード上げるよッ!」


「「「はーい!」」」



弓兵たちによって限界まで引かれた弦が解き放たれた瞬間、速度のギアを後続の子たちが付いて来られる限界まで上げて、走り始める。ある程度こっちの速度を考えて撃っているだろう。バラツキはあるだろうが、彼らの予測した地点を大幅に超えるために、走る。


通常の戦闘、人間同士の戦いならば確かに有用な戦略なのだろう。突撃してくる兵に対し弓兵によって数を減らし、到達されたとしても頑丈な盾兵で受け止める。そして速度を止められた敵に対し、左右に展開された槍兵で攻撃して殲滅する。見た感じ結構練度高そうだし、それ以外にも対応できるように訓練されているのだろう。



(なら、一番いいのは正面から突き破ることッ!)



人が一番動揺するのは、考えていた作戦がありえない方法で突破された時。つまり通常抜かれない前提で用意している重装歩兵を。ありえない速度で吹き飛ばし、内部へと進行して、この軍全体の指揮官を討ち取る。後は適当に敵軍の中を走り回って踏みつぶしていけば勝手に敗走してくれるはず。



(幸い、あれぐらいの鉄の塊。あんな重量じゃ、高原なら小石みたいに吹き飛ばされる軽さ……、ッ!)



最初に蹴飛ばす相手をしっかりと見定めた瞬間、先ほどまで隙間なく固められていた盾兵たちの間に、隙間ができる。そしてその隙間から見えるのは、100を優に超える杖らしき物の切先。



(ッ、まず!)



そう思った時にはもう遅く。杖の先端から一斉に黄色い物体が射出される。方向転換は可能、だけど弾き出されたあの魔法の速度を考えるに、今から進路を変えたとしても絶対に後続が被弾してしまう。私一人ならば避けられるが、全体での回避は不可能。



(前世の"常識"に囚われ過ぎてたッ! そりゃ魔法が存在するならそれ専属の兵科もあるよなァ!)



避けられないのならば、一番"固い"私が引き受けるのが"筋"ってものだ。速度をそのままに走る私たちと、群れに向かって直射された魔法たち。それがぶつかろうとした瞬間、翼を広げる。色と、バチバチと弾けながら進んできた性質から見て魔法はおそらく電気系で統一されてる。"ビクビク"こと雷竜の攻撃を耐えきれた私が、引き受けるべきだ。


全てを持って行くことは出来ないが、できるだけ被弾できるように翼を広げ、攻撃を受け止める…………。



が。





(…………え、今当たった?)





まったく、何も起こらない。いやこの眼で自分の体に魔法が当たったことは確認していたのだが、全く体に衝撃とか、ダメージとか、そういうのが全く来ない。あ、あれぇ? も、もしかして私の電気耐性が高すぎて……、ダメージにならなかった、ってコトぉ?


ふぅ、心配して損したぜ。そう思いながら息を整えようとした瞬間、違和感に気が付く。後ろから感じる圧が、普段よりひどく大きい。それでようやく気が付いた。少しだけ振り返って、ちょっと後悔する。うちの子たちの眼が、全員真っ赤に染まってしまっている。



ウチの子たちが一番ブチギレること、それは『私が攻撃される』ことに他ならない。



そして、私は今さっき。『効果がなかった』とはいえ、彼らを庇うために翼を広げ、攻撃を受け止めた。ウチの群れの子たちからすれば、群れの長である私が攻撃された上に、自分たちを守るために私が傷ついたように見えているだろう。無傷だしピンピンしているが、この子たちにとってはそんなことどうでもいい。


その上高原では、『こういう遠距離攻撃とかしてくる厄介な敵は、最初に倒しましょうねぇ?』と口酸っぱくこの子たちに授業してしまっている。忘れている個体の方が多そうだが、一体でも覚えていればソレに付いて行くため全員がもう突撃しちゃうだろう。


あ、あ~。うん。ほんとごめん。こうなったら止められないです、はい。



(な、ナガン王国さん。が、頑張って生きて♡)







「「「「「ギャビビビビビィィィィイイイイイ!!!!!!!!!!!!」」」」」






ウチの子たちが、なんかよくわからん鳴き声を上げながら対象に向かって突撃していく。普段は私の方が抑えないと付いて来れないぐらいの速さしか出せないのに、明らかに彼らの方が速くなっている。完全に怒りに呑まれているせいか、『容赦』というものが全くない。


本来背後に控えている魔法兵を守るために立つ盾兵たちが、一瞬にして"壊されていく"。ダチョウの脚力によって鉄の盾が砕け散り、両断され、それと同時に厚い鎧に守られた兵たちが文字通り吹き飛んでいく。いやそれぐらいならまだいいかもしれない。中には自分の歩みを邪魔されたとキレたダチョウによって、鎧ごと両断されている兵士や、頭部をぐちゃっと潰された者もいる。



悲鳴を上げる前に盾兵たちが全て踏みつぶされ、道が空けてしまう。ダチョウたちが、一番キレている相手への道だ。



魔法兵たちが呪文なのか、悲鳴なのかはわからないが何らかの声をあげながら先ほどと同じ電気の魔法を飛ばしてくる。しかしながら、私にくらべ耐性が弱いとしても、人の魔法程度でダメージを受けるほどダチョウは弱くなかったらしい。勢い衰えることなく前進し、踏みつぶしていく。それはもう、念入りに。


私が攻撃された、という事実に、自分も攻撃されているという要素が加わるわけだ。その限界を突破していた怒りはさらに膨れ上がり、彼らの攻撃の苛烈さに連動する。10秒も経たぬうちに全ての魔法兵らしき存在が肉片と血だまりへと変り果ててしまう。魔法兵、壊滅だ。



(………うわぁ。)



さらに。運の悪いことに、未だダチョウたちの怒りは収まらないらしい。魔法兵を助けるために攻撃を仕掛けた兵士でもいたのか、念入りに魔法を扱う兵士を殺したダチョウたちは、次に自分たちにちょっかいを掛けてきた敵を攻撃すべき、と判断したようだ。収まらぬ怒りをそのままに、それぞれが目の前の敵を排除するために動き始める。


未だ、怒りに染まった目はそのままだ。



(どうしよ、これ。)



私にとって運がいいのか悪いのかはわからないが、怒りに呑まれているせいか、ダチョウたちは目の前の兵士たちを"ごはん"、もしくは"狩るべき相手"ではなく、"敵"であり"排除しなければいけない相手"として見ているようだ。私が攻撃された上に、他の群れのメンバーも攻撃してきている。ならばコロコロしちゃわないとダメじゃん、みたいな感じだ。


幸い、見ている感じ、兵士たちの攻撃はまったくダチョウに通用していない。比較的若いダチョウにも切り傷一つ与えられていないように見える。彼らが本来の実力、訓練された通りの力を発揮していれば話は違ったかもしれないが、相手さんが魔法兵の惨状を見て完全に恐慌状態へと入っていらっしゃる。組織的な行動はもう無理だろう。



(こうなったらうちの子たちは気が済むまで止まらないしなぁ……。)



ほんと、どうしましょ。私がダメージを受けなかったとはいえ庇うような行動をしたのがダメだったということは解る。けれどそれ以外の選択肢がなかったのも確か。群れの誰かが傷つくぐらいなら私が受けるってのが道理。けどまぁ……、コレを見てるとナガン王国さんに憐れみを感じちゃうといいますか……。



「と、とりあえず作戦変更しよ。」



敵軍の指揮が壊滅しているのなら、さっき考えてた首狩り戦闘ってのはもう必要性が薄い。ならば相手の総指揮官を捕らえて、ナガン王国さんに賠償金とかそういうものを支払ってもらう作戦に変えた方がいいだろう。敵軍の指揮官と成ればそれ相応の位についているはず、そんな人となれば捕虜としての価値も高い。マティルデさんが属するヒード王国に対して大きな恩を売ることにしよう。



「そうと決まればあの偉そうな人を先に確保…………、あ。」



方針を纏め、動き始めようとした瞬間。私の目に映る光景。


キレたダチョウの集団が、相手の指揮官たちが集まってそうな場所へと突撃。私が総指揮官だとあたりを付けたお髭の立派なおっさん、その人がウチの子の一体に踏みつぶされていた。それはもう、ぐちゃっと。



「あ、あちゃぁ……。遅かったか。」



え、えっとぉ……。



み、みんなはダチョウを怒らせないようにね! レイスちゃんとの約束だよ!!!








 ◇◆◇◆◇







「す、凄まじいな…………。」



防壁の上に詰める兵士たちから絶え間なく歓声が上がる。指揮官としてまだ戦が終わっていない以上窘めるべきなのであろうが……、もうどうあがいてもナガンが態勢を立て直すことは出来ないだろう。5000という圧倒的な兵力差を見せられ、全員が防衛隊として死ぬ覚悟を決めていた時に、颯爽と彼女たちが敵を殲滅しているのだ。こんな状況を前に、胸の内から湧き上がる感情を抑えきれるわけがない。むしろ歓声程度で止めているのに賛辞を贈るべきかもしれない。



(今日ぐらい見逃してやってもいい、か。)



そんなことを考えながら、"遠見"の魔道具を片手に戦場をもう一度眺める。


最初こそレイス殿の命に従い、団体で行動していた彼女たちだったが……。彼女が雷魔法にて攻撃された瞬間、戦場の雰囲気が変わった。それまで従順だった"軍隊"が、怒り狂う"化け物"へと変化する様子。彼らにとって彼女、レイス殿を攻撃されるということは逆鱗に触れるのに等しいということだろう。


自身の知らぬナガンの魔法兵団。おそらく秘密部隊であろうソレを瞬く間に瞬殺した彼らをみた私の口は、自然と言葉を紡いでいた。



「……特記、戦力。」



各国が持つたった一人で戦場を変えてしまう存在。万の兵を用意したとしても勝てるかどうか怪しい存在。それが、"化け物"とも呼ばれる人物たちだ。その身一つで軍隊を殲滅する者、剣の一振りで山を切り裂く者、何をしようとも殺せない者、腕の一振りで軍を消し炭にできる者。……彼女たちは群れをもって、その一つに数えられるのかもしれない。



「ん? そう言えば……。」



そんなことを考えている時、ふと昨日のことを思い出す。レイス殿と、私の模擬戦……



「ッッッ!!!!!」



え、もしかしてアレ。なんかミスってたら私たちが"あぁ"なってた、ってコトぉ? あわ、あわわわわ。やば、やばい。やばすぎる。今更だけど全身の震えが止まらないぞ? え、私がレイス殿傷つけてたら終わってたってこと? あわわわわわ。


彼女の旗下の方々が暴走する様子を眺めながら、苦笑を浮かべ頬を翼でかく彼女の様子が、"遠見"の魔道具でしっかりと見える。つまりあぁなってしまった場合、彼女でも止めるのは不可能、と言うことなのだろう。自分の行いがこの町が滅ぶ瀬戸際でタップダンスをしていたということに気が付き、本当に血の気が引いた。



(融和の方針で指示出しといてよかったぁ……。)



と、とりあえず戦終わったら町全体で英雄として迎え入れるでしょ? 超絶仲良くするポーズ出すでしょ? 兵士たちは勿論民全員が理解するまで『絶対に危害を加えないで、切実に』って説得するでしょ? あとは戦勝のお祝いのためにごはん用意して……。


レイス殿がこの町に来るまでの道案内を務めたという冒険者の方々と、我が防衛隊の兵士が肩を組み合って喜ぶ姿を眺めながら、今後についての計画をまとめていく。戦の常ではあるが、こう人を率いる立場になると勝ったとしても戦後処理という激務を考えるとあんまり喜べないのは……、しんどいよね。



(っと、思考が仕官前に戻っているな。気を付けねば。)



それにしても、あの惨劇。町から十分離れていてよかったと言えよう。防衛隊の兵士たちはある程度訓練しているため、別に血の海を見ようが死体の山を見ようが、それを成した者への態度は変えない。しかしながら一般の民となって来ると話は違ってくる。この戦いがもし、防壁の傍で行われていた場合、民たちは恐怖を感じていたかもしれない。


もし、その場合。自然と民と彼らの距離は離れていくだろう。最初は戦勝による高揚で誤魔化せるかもしれないが、いずれ恐怖が勝る。為政者としても、ある程度離れた場所で戦ってくれたことは非常に喜ばしい。



(さて、彼らが殲滅、もしくは撤退を始めるまで時間の問題だろう。戦勝の宴のために、アラン殿に食材の発注を……、おや?)



考えを纏め、行動へと移そうと視線を彼へと向けた瞬間、違和感に気が付く。自身の信認厚い"御用商人"のアラン殿が、今すぐ死んでしまいそうなほどに顔色を悪くしている。この町を破壊せんとやってきた敵軍が、我らが友レイス殿たちによって殲滅されているのにもかかわらず、だ。彼の顔は青を通り越して白くなっており、全身から震えている。



(……あぁ、もしや戦場が初めてだったのか。それは悪いことをした。)



彼の『この危機を前に自身のできることは驚くほど少ない、しかしこの町の住人としてせめて前に。』という言葉を聞き入れ、この防壁の上に登らせていたが、そもそも彼は"商人"であり、"兵士"ではない。血を見ること、そして人の死を見るのは初めてだったのだろう。私自ら鍛え上げた兵士ならばアレを見ながらピクニックができるほど肝が据わっているが、彼はなんの訓練もしていない"一般人"。刺激が強すぎたのだろう。



「アラン殿! 申し訳ない、失念していた! 貴殿には刺激が強すぎたのだろう……、そこの者! 彼を後方にさげ、何か温かい物を。」


「は! かしこまり……、ってアランさんマジで大丈夫ですか? 肩貸しますぜ?」


「ど、どうも。申し訳ない……。」



最初はその顔の不気味さというか、何か企んでいそうな顔から警戒したものだが、言葉を交わし仕事を任せてみれば驚くほど有能で信頼できる人物である彼。あのようなものを『顔で損している人物』と言うのであろう。……しかし、彼がダウンしてしまった手前仕事を頼むのは難しい、か。彼には悪いが他の業者に頼むことにしよう。



「それにしても……。このまま戦勝の宴とくれば、二日酔いに迎え酒、となるわけか。明日は仕事になりそうにないが……、まぁいいだろう! せっかくの祭だ、彼らの後処理を手早く終わらせ、浴びるように飲むとするか!」









〇第一回ダチョウ被害者の会【感想戦編】



「デロタド将軍と!」

「ボブレの!」


「「ダチョウ被害者の会~!!!」」


「うむ、と言うことでナガンの将たる我々が今回の戦の反省点を述べていくぞ。」

「頭見て貰えばわかると思いますが、絶賛"天使の輪っか"が浮かんでいますねぇ。つまり死んでます。そのあたりはご安心くださいね~。」

「ま、我々ナガンにとっては全く笑えないがな!」

「ですね!」


「「へへへへへへへ!」」


「と言うわけで今回の戦、簡単に振り返って行こう。」



・プラーク防衛戦

ダチョウ突撃

ナガンが戦術に基づき行動、魔法兵団が攻撃開始

キレたダチョウが全部平らげた



「三行に纏めるとこんな感じですね~。」

「なんというか……、酷いな。」

「戦争前の準備も、戦闘中の戦略も頑張った方だと思うんですがねぇ?」

「この世界における一般的な騎兵に対する戦術を使用し、さらに魔法兵との連携。帝国の最高練度の騎兵に対しても負けぬと胸を張って言えるレベルだったのだが……。」

「ダチョウには敵いませんでしたねぇ……。」

「だな……。」


「ま、切り替えて話を戻しますが。デロタド将軍、どうやったら勝てたと思います?」

「死んでから得た情報になるのだが……、まず"ビクビク"レベルの魔法兵を用意すべきだったな。そうすれば勝てた。まぁそのレベルになって来るとそれこそ"特記戦力"レベルの化け物が必要になって来るのだが。」

「つまり生きてるころの私らじゃどうあがいても無理ってことですね!」

「そうなるな。もう笑うしかない。」


「「へへへへへへへ!!! ……はぁ。」」


「というわけで将軍! 今日の結論お願いします!」

「ウム、第一回ダチョウ被害者の会にて出た結論は……!」



『ダチョウに喧嘩を売るな。』



「だな。ほんともうこれに限る。流石に軍師殿がいるナガンは大丈夫だろうが……、他の国はどうだろうな。我の考え的に、この"被害者の会"。どんどん人数が増える気がする。」

「ですな。ではでは皆さん、新たな犠牲者が出るまで!」


「「さよ~なら~!」」










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― 新着の感想 ―
圧倒的じゃないか、我がダチョウ軍はww
「9:ダチョウに暗躍」は神の視点だったのかな。 誰か隠密に長けている人がいた可能性も考えてましたが、ほとんど酔い潰れて(潰されて)ましたからね...笑
マティルデさん このたびめでたく 愛すべきおバカさん達の仲間入りとなりましたー
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