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文)No.60「タイの新年」

日本では、そろそろ新年に備え、神社仏閣が破魔矢やお守りの「量産」に入る時期だろうか————。


 さて、タイは、12月に入ると、実質新年気分である。

亡くなられたプミポン国王の誕生日が12月5日であることも重なり、12月初旬は連休が続き、もはや仕事どころではないのだ(笑)


 加えて、タイ人労働者が待ち望む、ボーナスシーズンでもある。タイではローカル企業も外資企業も、この12月にボーナスを支給するところがほとんどである。日本のように、夏、冬二回支給ではない。

 従って、一回の支給額も大きい。


日系自動車メーカーは軒並み6ヶ月以上支給するところがほとんどで、調整額も含めて、【7ヶ月+20000バーツ】とか、大判振る舞いな会社もある。

 当然、この支給額を巡って、労使交渉も活発化する。一部メーカーでは3月度に決定している場合もあるが、多くは11月に入ってからの交渉である。


 そんなこんなで、12月はタイ人にとって、ボーナスをアテにして、気が大きくなる(ただでさえ、宵越しの金を持たないのにだw)。

 弊社でも、すでに12月は諦めている節がある。もう、気分は新年なんで仕事どころじゃないのだ。ましてや、日系企業なもんだから、年末年始の休みも一週間ほど与えているので、心はすでに田舎に飛んでいる(笑)


 タイの新年行事は簡素なもんである。ほとんどの諸外国と同じで、年末大晦日のカウントダウンと、元旦の1日だけが休みっていうのがタイローカル企業の年末年始休みだ。よって、日系企業に努めるタイ人以外はさほど長く新年休暇は取れない。


 12月に入ると、各社から「happy new year」のハガキが届き始める。

日本の年賀状みたいなもんだが、違うのは、クリスマスカードも兼ねている、ってことだろうか。

 そして、デパートやショッピングモールでは「お歳暮」が売り出され始める。つるで編まれた籠にお菓子や、酒、コーヒー、栄養ドリンクなどの詰め合わせセットで、中身により金額が違うってのは日本のそれと同じだ。


 慌ただしくなってくる、この時期であるが、いつもながら思うのは、


———あああぁ、今年も何とか年が越せそうだ


 という、小心な経営者の心の声です。


そして、タイ人達の浮かれっぷりをよそに

社員のボーナス査定に頭を悩ませているのだ(笑)———————。



 2017年 一年を漢字で表現すれば


【 忍 】 だったろうか。とにかく、あらゆることに「忍んだ」一年だった気がする。

 さて、日本の皆さんは、いかがでしたか?。


——————————————

タイを題材にした【新作を好評連載中です】

 併せて、ご愛読いただければ幸いです。


【古都水没】

“微笑みの国”——タイ王国で2011年に発生した巨大洪水と戦った日本人たちの100日の記録

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884330435 【外部サイトーカクヨム】

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