*94 書けるものと書けないもの
2月16日木曜日。昨日早く寝たから、5時前に目が覚めちゃった。起きるには早いけど、もうひと眠りするには時間がね。
今日も家族が出掛けたら、なろうに潜って月光の姫の続きを書き書き書き・・・。
無理だ。今日の投稿は間に合わなかった。仕方がないのでいったん書くのをやめて、感想やメッセに返事を書こう。
感想・・・桂まゆさん。バレンタイン企画の作品にコメントを・・・。ありがたや~、ありがたや~。3作品に書いてくれているの~。
それから・・・にゃんころもちさんが月光の姫と入院騒動記に感想をくれていたの。本当に、読んでくれる人がいるだけでうれしいよー。
月光の姫! 明日には投稿できるように頑張るから。だから・・・今日はごめんなさい。
メッセ・・・日下部さんと煉様に。
さて、一度一休みしないと。また怒られちゃう。
2時間ほど一休みして、入院騒動記の続きを書こう。12話まで書いたから13話ね。お見舞いに来てくれた人たちの話よね。名前の漢字・・・どれがいいかな~。変換、変換~。よし、美知留さんはこれ、登喜子さんもこの字にしよう。
それから、先生との会話は盛っておこう。・・・普通知り合いでも入院患者と先生でこんな会話はしないよね~。
おお~、進む~。この勢いで14話も看護師ののりちゃんも出てきたから、中学時代の話を少し入れよう~。ルン~。
いや~、ここら辺はサクサク進みますな~。
よし。これで、4話。予約しま~す。・・・って、先にキラの散歩と夕食を作らないと。
とりあえず作ったから予約~。そして活動報告。これで良し。
さあ、月光の姫の続き。一番書きたい話。
なのに・・・おかしい。なんで?
あと少しで御前会議が終わるのに。
違うの。この言葉じゃないの。
あの言葉・・・。
何で、逃げるかな。
やっぱり駄目なのかな。
もう、いいや。今日はもうやめる。
よし、少し早いけど、キラの散歩に行って気分転換してこよう。
いつものように浜辺を歩いていたら、携帯が鳴った。
珪からだ。そういえばしばらく話してなかったと思いながら通話ボタンを押した。
「はい」
『舞? ・・・もしかして散歩中か』
「わかったの?」
『なんか、風の音がするから』
「あー、海辺は海風があるもんね」
『そうだな』
「で、何か用」
『・・・少し冷たくないか』
「今日は振りまく愛想を持ち合わせてないから」
電話の向こうで溜め息を吐くのが聞こえてきた。
「珪?」
『おい、またなんかやらかしたのか』
「ちょっとやらかしたはないんじゃない?」
『不機嫌なのがダダ漏れてんだろ』
チッ こんなことなら気がつかないふりしときゃよかった。
『舞。舌打ちが聞こえたぞ。で、何があった』
「別に~」
『嘘つけ。詰まっているんだろう』
「詰まってないもん。活動報告にも書いたでしょ。入院騒動記のこと」
『ああ。最初に見せられたものよりコミカルでテンポがいいな。読みやすいしツッコみどころがいっぱいだよ。知らないやつが読んだら本当のことだと錯覚しそうだ。浩輝さんに読ませてみたらどうだ。自分と違い過ぎて笑ってくれると思うぞ』
「お褒めの言葉をありがとう。旦那が読むわけないじゃん。読書は趣味に無いと言い切る人よ」
『じゃあ、バレンタインのラブレター。読ませてないのか』
「読ませるわけないってば。読まれたら恥ずかしくて死ねる」
『死ねるって・・・じゃあ、何で書いたんだよ』
「相手がいた方が書きやすかったって言ったでしょ」
『お前って・・・。で、こっちが順調なら他の作品か。トラウマ女かカッコイイ女か。どっちなんだ』
「どっちでもない。というかその二つはまだ続きを書いてないの。そこまで精神的にも体調的にも余裕がないから」
『それじゃあ、月光の姫か。退院してから2話更新したよな』
「・・・相変わらず読んでいるのね」
『まあな。最初からの読者だから』
「えっ? まさか、最初のブクマ、3人の内の1人が珪?」
『あー、悪い。期待させたけど、俺が気がついたのは9人目だったから。あの時ももっと早く教えてくれてたら、1番目にブクマできたのに』
「言うわけないじゃん。キャンに気付かれなきゃ黙ってようと思っていたのに」
『じゃあ、キャンに感謝だな。あいつが自慢してこなきゃ気付けなかったからな』
「ウ~。キャンのバカ~」
『あー、そういや、あいつんち。インフルエンザが猛威を振るってんだってな』
「・・・ハア~?」
『訊いてないのか? 上の子から下2人にうつってなんかキャンも怪しいって聞いたけど』
「聞いてないよ。・・・こんなに近いのに水臭いじゃん」
『・・・おい、病み上がりだろ、お前は。うつさないように気を使ってんだろ』
「わかるけど、一言言ってくれればさぁー」
『言えば舞は押しかけるだろ。それで舞がインフルにかかったら、泣くぞあいつ』
「・・・珪のバカ」
『舞。分かっていると思うけど行くなよ』
「・・・分かってるってば」
ムスッと返事をしたら、電話の向こうで珪が声を出して笑った。
『少しは浮上したみたいだな。変に溜め込む前に吐き出せよ』
「大きなお世話だっつーの」
『じゃあ、またな。尚人くんに休めそうだと伝えてくれ』
そう言って電話は切れた。結局なんの用だったのだろう?




