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23 とりあえず聞いたことを纏めてみようか

病気の纏めの話です。


あと、もう1話で先生方との会話は終わるかな?

何となく病気の繋がりが判ってきたので、纏めてみようと思う。


まずは扁桃腺肥大症。これが多分いろいろな病気の大本になっていると思う。


季節の変わり目に引く風邪。注意はしているのだけど、寒暖の差に油断するとすぐにかかってしまうの。それで咳が出るんだけど、完治まで大体ひと月はかかるのね。でも、この咳!他の人にはうつらないのよね。家族も私が咳だけの症状になってから、風邪をひくことはないの。まだ、喉がいがらっぽいとか、鼻水鼻詰まりのころにうつる時にはうつるの。まあ、それは滅多にないんだけどね。私は自分が咳が出るようになると、家の中でもマスクを外さないから。外すのは食事の時かお風呂の時くらいなのよ。


それで、その治りかけの時に耳の聞こえが悪くなるのよね。最初は難聴になったかと焦ったのよ。でも、風邪が治ると自然と治っていったの。ううん、鼻水鼻詰まりが治るとかな?その症状は新幹線で移動中にトンネルの中で急に聞こえが悪くなるのと似ていたの。

だから、もう一つの可能性として鼻のかみ過ぎかなとも、思ったりもした時があったのね。でも、何回かなるうちにそれは違うとわかったの。鼻の症状が治った後にもなることがあったからなのね。多分、ウイルスが耳管に悪さしたのだと思うな。

けどね、これを実証する手がないと森山先生が言っていたの。長期間データを取っていくしかないって言ったのよ。


・・・つまり、戸塚先生が関わるのはこれか。森山先生も個人病院で研究するには普通の患者の対応だけで時間が無いって言っていたものね。


それで、脳梗塞。血圧高め(認めたくないけどさ)で血統的にも血栓が出来やすい体質の私。それで、どうもその風邪をひいて咳が出ている時がまずいとみた。

今回の1月10日の血栓発覚も、酷い咳のせいだった。咳が出続けると頭痛まで引き起こし、私はおっちゃん先生に泣きついたのさ。話しを聞いたおっちゃん先生がすぐに、総合病院に連絡してくれたのね。私はそこまではと言ったのだけど、念のためと押し切られたの。MRI検査をした結果、血栓が見つかったのね。でも、位置と私の様子から飲み薬を処方されたの。あっ、その前に点滴を受けて帰ったのよ。3日後に診察で様子を見て大丈夫そうだったから、様子を見ながら飲み薬を2週間飲むことが決まったのよ。


うん。これだから飯尾先生も関係してくるのね。


それから、眼科はあれですね。一応、今回は別だと思っていたんだよね。パソコンの使い過ぎで、目がおかしくなって・・・。遠近感が掴めない状態になったのよ。年末・・・イヤ、本当は12月中から時々おかしいな~とは、思っていたのよ。でも年が明けたらもう、限界だったみたいで1月5日にはパソコンを見るのが辛かったの。遠近感が掴めなくてグルグル回っているような感じで、気持ちが悪かったの。翌日の6日に川谷先生のところに行って、先生からパソコンの時間制限を言い渡されたのさ。


でも、おっちゃん先生が言った「繋がっているから」は、確かにそうだと思うの。この目の筋力低下は年明け早々にひいた風邪により、顕著に現れたんじゃないかと思うのよ。だってここまで目が酷くなったのは初だったのよ。風邪をひいたことによって免疫力の低下とか起こっていたのではないのかな。


だから、眼科の栗田先生も関わることになったのね。


それで、内科の・・・孝一先生。まあ、私がおっちゃん先生にかかっているのもあるけど、風邪をひくとまずは内科にかかるよね。それと纏め役かな?


・・・たぶんこれで合っているよね。うん。


あとは・・・。


先生方を見たら、私の纏めが合っていたのか頷いていた。というか孝一先生の眉間にしわがまた寄っているんですけど。


「本当にやな奴だな、池上は」

「何がよ」

「ちゃんと頭が働けばそこまで理解できるだろう。専門職の俺達より分かっていることがあるだろう」

「それはさあ~、いったい何年これらの症状とつき合ってきたと思っているのよ。自分なりにも調べたしさ。私は病院にかかるのは嫌いだけど、だからって状態を悪くして早死にしたい訳じゃないのよ。出来ればひ孫の顔を見るくらい長生きしたいもの」


そう言って軽く息を吐き出した。そしてもう一度気合を入れて孝一先生のことを睨みつけた。孝一先生は睨まれると思わなかったのか、少し体を後ろに引いた。


「あと、もう一つ。ねえ、私はめまいの副作用が入っている薬はダメだって言ったよね。なのになんでそれ入りの薬が処方されているわけ?」


孝一先生以外の先生方が孝一のことを見つめた。孝一先生は私の目を真直ぐに見てきた。


「池上は日本の人口って知っているか」

「大体1億2千万人超えでしょ」

「そうだ。じゃあ、めまいの副作用にあたる人間が少ないのも分かるよな」

「確かに訊いたわよ。100万人に一人とかって。・・・って、おい。まさか日本に120人しかいない症状だからって、試してみたなんていわないよな!」

「お前がその薬を使うことに了承したんだけどな」

「はあ~?どこに辛くなる症状を起こす薬を処方する許可出す馬鹿がいるのよ」

「お・・・」


孝一。いま、お前がって言いかけただろう!


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