状態異常
ブックマークが500件超えました。
読んでいただいて、ありがとうございます。
この作品は私の趣味を詰め込んだ作品なので、もしかしたら、何なんだこれは!と思うことがあるかもしれませんが、温かく見守ってください・・・。
あと作者が大変ずぼらで注意不足なため、たまに誤字があるかもしれません。
すみません。ぜひご報告ください。
「お姉ちゃん、ウィンディーネのことは内緒にしてね」
「いいけど・・・なんで?」
「なんか面倒なことになりそうだから」
「そっか」
私はネットゲームとかよく分からないからね。
ハナミズキがそういうなら、そうした方がいいってことなんだよね。
「あ、お姉ちゃんこれからどうする?」
「う~ん・・・。あ、確かエリアボス倒した時、南のエリアが解放されたとかアナウンスがなかった?」
「あったね」
「サウス湿原の先に行ってみない?」
「いいね!行ってみよう!」
サウス湿原の先のエリアか・・・
どんな場所なんだろう?
まさかもっとぐっちゃぐちゃのどろどろになるんだろうか。
私たちには関係ないけど・・・
「ここはもう次のエリアだね」
「そうなの?」
ずっと湿原だったから気づかなかった。
どこから変わったんだろう?
「ほら、あそこまでしか前までは行けなかったんだよね」
「へ~」
「でも、ここにいるってことはここはもう次のエリアだよ」
じゃあ、次のエリアも湿原だったのか。
なんだ。いろいろ考えた意味がなかったね。
「ケココ!」
敵が現れた!
カエル?サウス湿原にいたやつと同じかな?
「ケロロ!!」
うわっなんか飛んできた!
汚い・・・。
私にはかからなかったけど、ハナミズキにはかかってしまった。
すぐに水魔法で落としてたけど。
「わ、お姉ちゃん大変だよ」
「どうしたの?」
「こいつ、毒を使うよ」
「え!?」
今まで状態異常を扱う魔獣なんていなかったのに・・・
「お姉ちゃん、さっき飛ばしてきたのが毒の状態異常にかけるやつみたい!」
「え!じゃあ、今毒の状態異常にかかってるの?」
「うん、どんどんHPが減ってる・・・」
「ちょっと待って・・・えっと【ヒール】!」
「・・・HPは元に戻ったけど、状態異常は解除されてない!」
「もう一回、【ヒール】!」
「やっぱり状態異常は解除されないよ」
「【ヒール】は状態異常は解除されないのかも・・・」
「お姉ちゃん。僕に【ヒール】を掛け続けて!その間にカエルを倒すから!」
「分かった!」
・・・・・ハナミズキと協力してなんとかカエルを倒した。
毒の状態異常はヒスイが解毒ポーション作れたから、それで解除できた。
ヒスイはドヤ顔だったね。顔ないけど、何となく雰囲気がそんな感じだった。
良かったぁ。
でもまさか【ヒール】が状態異常を解除できないとは・・・。
「ねえ、お姉ちゃん」
「神聖魔法のアーツは【ヒール】だけなの?」
「回復系のアーツはそれしかないよ。まだレベル1だからね」
「じゃあ、レベルが上がったら状態異常を解除できるアーツが手に入るかもね!」
「そっか、ねえハナミズキ」
「何?」
「レベル上げ手伝ってくれる?」
「もちろん!」
じゃあ、状態異常を解除できるアーツを手に入れるまで頑張ろう!
読んでいただきありがとうございます。
これからものんびり更新で頑張りますので、温かく見守ってください。よろしくお願いします。




