二つの世界が行き来できたら、カレー編
これ多分、ミューちゃんがカレールウに感動して「釘宮くん!!!これ!!!売って!!!持って帰る!!あと、作り方教えて!」ってなるだけだなと思いました。
ミューちゃんはカレーを再現できていないので←
なお、悠利はのほほんと「お土産はあげるけど、作るのは無理じゃないかなぁ?錬金釜だしー」って言う。
「釘宮くん、一緒にあっちに行こう!」「えー、僕、ここでお仕事あるんだけどー」「やだー!美味しいご飯ー!カレー!!!」みたいなアホなやりとりすると思う。
悠利「何でそんなにカレーに食いついてるの?榎島さん、あっちで美味しいご飯いっぱいなんじゃないの?」
未結「違うの。ハヤシライスは再現して貰ったけど、カレーは再現できてないの」
悠利「え、そうなの?凄い記憶力あるって聞いたけど」
未結「カレールウの箱の裏面の成分とかなんて見てないもん……!それに、各社違うじゃん!」
悠利「それは確かに。複数社のを混ぜて作ると美味しいよね」
未結「美味しいから、釘宮くんがそれ全部再現して」
悠利「僕は【神の瞳】さんが教えてくれるやつしか解らないから……」
ちなみに悠利とミューちゃんは、お互いに自分のチートはちゃんと報告し合ってます。
その上で、「釘宮くんのそれ、隠した方が良いやつでは……?」ってなるミューちゃんと、「僕もそう思うし、アリーさんもそう言ってた」ってなる悠利です。
この性格にその最強チートとか、どんなバグなの……?ってなってるミューちゃんはいる。
しかし、そのバグのお陰でカレールウに出会えたので、細かいことは気にしなくなった。
残念ながら、お土産で貰ったカレールウを料理番に見せてもカレールウは再現出来ないと思う。
あまりにも使われているスパイスの数が多いので……。
それこそ、絶対的な味覚、神の舌みたいなのを持ってるやつを探さないと無理だよね。
なお、ミューちゃんが悠利に使ってるスパイスを見せて貰って覚えても、同じ名前でも味が違ったりするし、そもそも錬金釜がないので詰む。
錬金釜で作る場合、若干魔法道具補正みたいなのがかかるんですよね。
本来の調理で必要な分が省かれている可能性があるので……。
だからやっぱりミューちゃんはカレーを再現出来ないし、悲しいと思いながら悠利の所へカレールウを貰いに来る←




