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鑑定士×ヒトこの小咄置き場  作者: 港瀬つかさ


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10/10

ごちゃ混ぜホグワーツの場合

 ホグワーツで遭遇する悠利とミューちゃん、寮は違うものの珍しい日本出身で同級生ということで、とても仲良くなる。

 ちなみに悠利はハッフルパフで、魔法界の食材を使って色んなお料理をするのを楽しんでる。ミューちゃんはレイブンクローで、入学前にうっかり作った自分専用の翻訳魔法の汎用化を卒業までの研究課題にしつつ楽しく過ごしてる。

 そして仲良くなった結果、悠利の魔改造で誕生する魔法界食材の料理を美味しそうにもりもり食べるミューちゃんはいる。あの二人の味覚は近いので。


 明らかにゲテモノと思しき材料を毒抜きして食べてる二人に、周囲が「何でそれを食べようと思った!?」「毒有っただろ!?」とか言うんだけども、ケロッと「フグ毒と似た感じで無毒化出来たので」「食感もいい感じだよ?」とか言い放つので阿鼻叫喚になってる。

 何か美味しそうに見えたらしい。

「釘宮くん、これ、下味つけて竜田揚げにしたら美味しそう」「確かに!植物で食物繊維も豊富だし、カロリーも控えめになるね」「最高じゃん!」とうきうきする二人。

 そんな二人を周囲は、「いや、そもそもそれ、食ったら痺れと腹痛が起きる猛毒……」「何で食べてんの……」ってなってる。


 ちなみに二人が「これ美味しそう……」と思ったのは、ゴボウと長芋の間みたいな見た目の植物。日本人には食材に見えたけど、毒があるって言われたのでいろいろ調べて頑張った。食感はゴボウに近かったらしい。美味しく食べれて良かったですね☆

※その後、日本人への偏見が加速する


 他に日本からの留学生がいないものだから、極東の島国の奴らはゲテモノを食べるとか言われるんだけども、当人達は何も気にしていない。何故なら美味しいは正義だから。

 基本的にはハッフルパフの悠利が美味しそうな食材を発見して飛びつくんだけど、たまにレイブンクローのミューちゃんが仕入れた知識から美味しそうな食材を発見して悠利を巻き込むこともある。二人は仲良し。

 なお、どっちもあんまり戦闘は向いていないので、基本的にバックアップ担当として頑張ってる。楽しい学園生活は過ごしている。

 でもやっぱりこいつらのせいで日本人への偏見は加速すry

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― 新着の感想 ―
仮にサツマハンがあったら二人ともそっちに送られるんだろうか…価値観そ相違がヤバそうだけど女子供には優しいはずだから…多分……
知らない動植物を見たら、とりあえず食えるか食えないかを考える。 嗚呼、日本人w
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