表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

原色ではない色に

作者: 快丈凪
掲載日:2006/03/04


 私が無くしちゃったモノ。


 それは個性。




 髪をストレートにして、


 流行りの服を着て、


 化粧をし、



 皆の見ているドラマを見て、


 当たり前の様に携帯電話を持ち、


 目立たず、


 暗すぎず、


 適度に頷き、


 笑顔をしてみせ、


 友達について歩く。



 やってみたいと思っても、


 友達がしなければ出来なくなり、



 友達が嫌な事は、


 自分が好きでもやらない。



 そして、ふと、


 自分の事が分からなくなる。



 確かに、


 一人だけ違うのは、


 怖いし、


 恥ずかしいし、


 目立つし、


 大変だ。


 それよりは皆と同じなら、


 楽だし、


 平気だし、


 怖くない。



 でも……本当にそうだろうか?


 皆が同じ格好をして、


 同じ態度を取り、


 同じ考えをするなら、


 この地球上に、


 なぜ60億もの人たちが必要なのだろう?


 一人でいいのではないか?



 でもナゼか、


 私たちは気づいたらココに居た。


 考えてみれば理不尽な話だが、


 今、この世に存在しているなら、


 仕方ない。


 とりあえず生きてみる。


 沢山のモノに対して、


 一人はあまりに無力で、


 ちっぽけで、


 弱々しい。


 そんな世の中だから、


 人のマネをするのも、


 流されてしまうのも、


 しょうがないって思う。



 だったら、


 私だったら、


 流されながらも、


 自分を少し、


 ほんの少し、


 皆が分からないくらい少し、


 主張できたらと思う。



 皆初めは、


 眩しいくらいの白さを持っているとして、


 成長するにつれて、


 色々な色に染まっていく。


 その時例えば、


 沢山の人が、


 チューブから出した、


 原色の青になりたいと、


 自分の色を青に近づけ、


 中には完全に染まり、


 私もそれに巻き込まれたとしても、


 原色ではなく、


 それに少し水を加え薄くしたり、


 ちょっとだけ、



 黄色を足してみたりして、


 よく見比べなければ分からない様な、


 でも原色でない青になりたい。



 私が無くしちゃったモノ、


 それは私。


 真っ白な所に色を塗ろうとしていた、


 あの頃の私。


 私が手にいれたモノ、


 それは、


 周りと同じ様で違う自分になりたいと、


 気づいた私。


 そう気づけた心。





初めて詩を書きました。改行が多かった気もしますが、雰囲気を出す為に今回はこの形にしました。もし、私と同じ考えを持っている方に共感して頂ければ幸いです。ここまで読んで下さりありがとうございました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ