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『赤いランプの国で、私は黙らない』

目次

1. 祝杯と、最後の原稿

2. 赤いランプの転生

3. 王都放送局「灯火庁」

4. 黙る魔法と、言葉の税

5. 砂糖二回のコーヒー

6. 似顔絵の男

7. 旅する取材帳

8. 第一の真実:声を奪う仕組み

9. 第二の真実:黙る理由

10. 二度目の沈黙

11. 第三の真実:勇者の正体

12. 生放送の反乱

13. 夜明けの音



1. 祝杯と、最後の原稿


机の上に、白い紙が一枚だけ残っていた。

番組を降りて十年。ようやく書き上げた連載の最終回――その最後の一段落を、高槻 たかつき・ひろしは自分の声で確かめていた。


“読む声”で生きてきた。

ニュースも事件も戦争も、同じ温度で口に乗せる訓練を、若いころから身体に染みこませてきた。声は便利で、残酷だ。便利であるほど、残酷になる。


編集者から届いた祝杯のワインは、まだ開けていない。

開けた瞬間に、何かが終わってしまう気がした。


スマホが震えた。知らない番号。

出ると、機械みたいに整った声が短く言った。


「高槻さん。あなたが黙った夜の“続きを”持っています」


喉が冷たくなる。

十年前――生放送で、彼は黙った。数分。原稿を前に、声が出なかった。

世間は“演出”と言い、英雄にしたがった。高槻は何も言わなかった。言えなかった。


通話は切れ、代わりに音声が送られてくる。

白いノイズ。擦れるような音。

その奥に、自分の声。


『……ここから先は、言えない』


ペンが指から落ち、床に当たった音が妙に大きい。

窓の外、冬の夕暮れ。ビルの谷間に、細い橙色が沈む。


そのとき、机の端に置いてあった赤い置物――番組の記念品の“オンエアランプ”が、ひとりでに点いた。

赤が、呼吸するみたいに脈打った。


高槻は立ち上がろうとして、膝がひどく軽いことに気づく。

軽い、というより、身体が自分のものではないような――。


赤い光が、視界いっぱいに広がった。



2. 赤いランプの転生


次に目を開けたとき、空は紫に濁っていた。

空の高いところに二つ月があり、低い雲が煤を含んだように流れていく。


高槻は石畳に倒れていた。頬が冷たい。

鼻先に、鉄と油の匂い。遠くで鐘が鳴る。

街の中心に、巨大な塔が立っている。塔の頂には、赤いランプが灯っていた。


――あれは、オンエア灯だ。


胸の鼓動が速くなる。

立ち上がろうとして、自分の身体が軽いことに気づく。指が細い。膝も若い。

水たまりを覗くと、そこには三十代の男がいた。眼鏡。整えられた髪。だが目の奥に、使い古した疲れが沈んでいる。


背後で声がした。


「起きたか、語り手よ」


振り向くと、外套の少女が立っていた。年は十六、七。瞳が濃い。手には、革の手帳。端が擦れている。

彼女は笑わない顔で言う。


「あなたは“転生者”。この国に落ちた“声”の人。

名は――高槻 宏。ここでも同じ」


「……ここはどこだ」


「灯の国、ルーメン。

赤いランプが点くとき、真実は編集される」


高槻は、その言葉の硬さに喉が渇くのを感じた。

少女は続ける。


「私はミナ。記録官見習い。あなたに頼みがある。王都放送局――灯火庁に入って」


「放送局?」


「この国では、言葉は魔法なの。

言葉を流す者が、現実を“決める”。

そして今、誰かが“黙る魔法”で、国を支配してる」


赤い塔が、脈打つみたいに光る。

高槻の胸の奥で、古い痛みが目を覚ます。


――また、黙るのか。

それとも、今度は。



3. 王都放送局「灯火庁」


灯火庁の入口は、神殿みたいに重い扉だった。

中は白い光に満ち、壁には無数の巻物が並ぶ。巻物には、国中の出来事が“見出し”として刻まれている。


『北辺、飢饉は終わった』

『反乱は鎮圧された』

『消えた町は存在しない』


見出しの不自然な滑らかさに、背筋が冷える。

現実はこんなに整ってはいけない。現実はもっと、ざらざらしている。


案内役の男が現れた。

丸い輪郭。柔らかい笑み。声は丁寧で、安心させる温度をしている。


「新しい語り手だね。歓迎するよ。私はハロルド。編集局長」


笑顔が、どこか“描かれた笑顔”に見える。

輪郭が丸い。似顔絵の線。

高槻は喉の奥に金属の味を思い出した。


ハロルドは赤いランプのあるスタジオに通した。

中央の机。マイク。

机の隅に、小さな砂糖壺。


「君の役目は簡単だ。巻物に書かれた見出しを読み上げる。それだけ。

国民は君の声を信じる。信じたいんだ」


高槻は問う。


「書かれていることが嘘なら?」


ハロルドは微笑んだまま言った。


「嘘ではない。編集だ。危険な部分を削り、国が壊れないように整える。

君は優しい。だから分かってくれる」


――優しい。

その言葉が、刃物のように柔らかい。



4. 黙る魔法と、言葉の税


初めての放送。

赤いランプが点く。

高槻の喉の奥に冷たい指が触れる感触が戻る。


読み始めると、言葉が空気に溶けて光になった。

光は窓の外へ流れ、街へ、国へ、染み込んでいく。

放送――この世界では、本当に魔法だ。


途中、巻物の一行が目に刺さった。


『南区の火災、死者ゼロ』


高槻は昨日、南区の路地で焦げた匂いを嗅いでいた。泣く子を見た。黒い布で包まれた小さな形も見た。

死者ゼロのはずがない。


「……」


言葉が喉の手前で止まった。

声帯を押さえる見えない手。黙る魔法。


スタジオの隅で、ミナが拳を握りしめている。

唇だけが動く。


――言って。


高槻は息を吸い、机の砂糖壺を見た。

甘さを均一にする。苦さを残さない。

均一――それが編集だ。痛みの場所を消す。


彼は壺の蓋を開けずに言った。小さく、しかし確かに。


「南区の火災。死者、確認中。数字は、まだ出ていない」


赤いランプが一度だけ強く瞬いた。

スタジオの空気がほんの少しざらつく。現実が戻る匂いがした。


放送後、ハロルドが拍手した。乾いた拍手。


「素晴らしい。君は賢い。真実を言わずに、真実に触れた。

君は優しいから、国を壊さない」


褒められているのに背中が冷たい。

これは褒め言葉ではない。首輪だ。



5. 砂糖二回のコーヒー


夜、ミナが狭い部屋に高槻を呼んだ。

窓の外は雨。雨粒が硝子を叩く音が、心臓みたいに一定だ。


ミナは紙コップのコーヒーを差し出した。

砂糖を二回に分けて入れて、混ぜた。

その手つきが丁寧で、少し震えている。


「あなたの世界でも、こうやって入れる人がいた?」


高槻は指先の熱を感じながら受け取った。

熱い。

生きている熱さだ。


ミナは言う。


「灯火庁は“言葉の税”を取る。国民が口にする言葉から、少しずつ力を吸い上げるの。

吸い上げた力で、赤いランプを灯す。

ランプが点くたび、都合の悪い真実は削られる」


「なぜ誰も止めない」


「止めた人は声を奪われる。叫べなくなる。訴えられなくなる。存在しないことにされる」


ミナは手帳を開いた。

消された町の地図。消された人の名前。

そして、丸い輪郭の似顔絵。


「この男が中心。ハロルド。

でも本当は、ハロルド“個人”じゃない。仕組み。空気。

みんなの中に住んでる“丸い輪郭”」


高槻は頷けなかった。頷いた瞬間、自分の中にも丸い輪郭がいると認めることになる。


ミナが小さく言った。


「あなたは前の世界で黙った。

でも今は、黙らないで。私のためじゃなくて、あなたのために」


その言葉が、十年前の夜の湿った紙みたいに胸に貼りついた。



6. 似顔絵の男


翌朝、廊下でハロルドが待っていた。

笑顔は穏やかで、優しい。


「昨夜、眠れたかい。転生者は孤独だろう」


高槻は答えない。

ハロルドは続ける。


「君には才能がある。国民は君の声を必要としている。

君が“正しい編集”をすれば、誰も傷つかない」


「誰も傷つかない、は嘘だ」


ハロルドは一瞬だけ笑みを薄くした。

その瞬間、顔が紙みたいに見えた。描かれた笑顔。似顔絵。


「傷つく者が出るのは、未熟な真実のせいだよ。真実は時に暴力だ。

君はそれを知っている。だから十年前、君は黙った」


――なぜ知っている。

背中に汗が浮く。


ハロルドは優しい声のまま刃を入れる。


「君が黙ったから救われた人がいる。だから君は正しい。

君が黙ったから声を失った人もいる。それも君の責任だ」


責任。

重い石みたいに落ちる。


高槻は気づく。

この男は脅していない。救済で縛っている。

優しさで、動けなくしている。


高槻は拳を開いて閉じて、言った。


「……だから今度は、言う」


ハロルドは微笑んだ。

それが初めて“怖い笑顔”になった。


「言えるなら、言ってみなさい。赤いランプが点く場所で」



7. 旅する取材帳


ミナは高槻を連れて王都を出た。

灯火庁の影が届かない場所へ。

山を越え、川を渡り、消された町の跡へ。


途中の村で、老婆が囁いた。


「赤いランプが点くと、うちの孫の名前が消えるんだよ。

一日目、呼ばれても振り向かなくなって。

二日目、声が出なくなって。

三日目、誰も思い出せなくなる」


ミナの手帳にまた一つ名前が増える。

高槻は紙の匂いを嗅いだ。インクの奥に生活の匂いがある。パンの匂い。薪の匂い。涙の塩。


――ニュースは、この匂いを運ばなければならない。


旅の途中、彼らは“声を奪われた勇者”に会った。

剣を持ちながら声が出ない青年。

青年は指で地面に文字を書く。


《勇者は私じゃない》

《赤いランプが勇者を作る》

《真実を倒すために》


高槻の胸が痛む。

勇者という言葉が、編集された物語に見えてくる。



8. 第一の真実:声を奪う仕組み


消された町の中心に、赤いランプの小型版が埋め込まれていた。

石像の胸に赤い硝子がはめられ、脈打つように光っている。


ミナが言う。


「これが“言葉の税”の集積点。

人が日々こぼした言葉――愚痴も、祈りも、恋も、怒りも――全部、ここに吸われる」


高槻は硝子に触れた。冷たい。

冷たいのに奥に熱がある。

誰かの声が押し込められている熱だ。


耳の奥で、聞き取れないざわめきがした。

名前の欠片。怒りの欠片。助けて、の欠片。

“声”の残骸が、硝子の向こうで押し合っている。


――奪われた声は、ここにある。


第一の真実が骨のように現れた。

この国は、声を燃料にして回っている。



9. 第二の真実:黙る理由


夜、焚き火のそばでミナが手帳を閉じた。

火の匂いが髪に移り、煙が目に沁みる。


高槻は、十年前の夜を思い出していた。

黙ったのは守るためだと自分に言い聞かせた。

だが本当は、自分が傷つくのが怖かった。

間違える自分を見たくなかった。


高槻はミナに言った。


「黙るのは、楽だ。

言わなければ、間違えない。

でも、言わなければ、奪われた人は戻らない」


ミナの指が少し震える。それでも彼女は頷いた。


「だから、あなたが必要。

あなたは“黙ったことがある人”。

黙る痛みを知っている人だけが、黙らない選択をできる」


第二の真実。

黙る理由は恐怖だ。

恐怖を越えるには、恐怖を認めるしかない。


高槻は焚き火を見つめた。

火は均一に燃えない。強い場所と弱い場所がある。

それでも、火は火だ。



10. 二度目の沈黙


赤いランプは点かなかった。

だが、点かないときほど、この国は嘘をつく。


王都に戻った高槻は、臨時放送の原稿を手にしていた。

ミナが集めた証言。消された町の名前。声を失った人々の記録。

どれも重く、正しく、今度こそ言うべき言葉だった。


スタジオは静かだった。

誰も脅さない。誰も命じない。

ハロルドすら、今日は姿を見せなかった。


それが、いちばん怖かった。


「……始めます」


赤いランプが点く。

喉に、あの感触が戻る。冷たい指が、そっと触れる。


――今度こそ。


最初の見出しを読んだ。町の名前。日付。数字。

順調だった。


次の一行に差し掛かったとき、視界の端に、子どもが見えた気がした。

南区の路地で泣いていた子。煤の匂い。焦げた布。

あのとき、彼は見た。


高槻の声がわずかに揺れた。


「……この火災で——」


言葉が喉の奥で折れた。

折れた音が、自分にだけ聞こえた。


――もし、今ここで全部を言ったら。

――この国は、壊れるかもしれない。


頭の中でハロルドの声がする。

優しく、丁寧に。


《君は賢い。壊さなくていい。救える形で、救えばいい》


高槻は息を吸った。

そして――黙った。


ほんの一秒。

けれど確かに。


ミナがスタジオの端で目を見開いた。

彼女は何も言わない。言えない。


高槻は、続きを読んだ。

言葉を削った。角を落とした。

“安全な編集”をした。


放送は、何事もなく終わった。


拍手もなかった。

ただ赤いランプが静かに消えた。


夜。

ミナは何も言わなかった。責めなかった。

その沈黙が、いちばん痛かった。


高槻は一人、スタジオに残った。

机の上に砂糖壺がある。

蓋を開ける。甘い匂い。


彼は気づく。

自分はまだ怖かった。

国が壊れることより、

自分が“正しくない側”に立つことが。


十年前と同じだ。


高槻は砂糖壺を閉めた。

そして初めて声に出して言った。


「……私は、まだ逃げている」


誰も聞いていない。

だから、嘘じゃない。


その夜、高槻は眠れなかった。

逃げ切った満足もなかった。

残ったのは、はっきりした感覚だけだった。


――次は、もう黙れない。



11. 第三の真実:勇者の正体


翌朝、灯火庁の廊下はいつもより明るかった。

明るいほど影が薄くなる。影が薄いほど、何があるか分からない。


ハロルドが現れた。

昨日と同じ笑顔。だが今日は、笑顔の下に“勝ち”が見える。


「素晴らしい放送だったよ。君は賢い。

国を壊さずに、真実の匂いだけを流した」


高槻は何も言わない。

言葉を返すと、また均一にされる気がした。


ハロルドは続ける。


「君は理解しただろう。私を倒しても、赤いランプは消えない。

なぜなら、この国は“安心”を欲している。

怖い真実は聞きたくない。誰かに正しいと言ってほしい。

その願いが、私を作る」


高槻は息を吸った。

肺の中の空気が、ざらざらする。


第三の真実が、胸の奥で形になる。

ハロルドは個人ではない。

灯火庁の編集者たち、スポンサーたち、そして国民の願いの集合体。

似顔絵の男は、外ではなく、内にいる。


高槻は、静かに言った。


「……だから、難しい」


ハロルドは笑った。

「難しいから、編集が必要なんだ」


その瞬間、高槻の中の“丸い輪郭”が囁いた。

《やめろ。危ない。壊れる》

その声は、恐怖の声だった。


高槻は、その恐怖を否定しないで、手のひらに置いた。

冷たい石みたいに。

置いたまま、前を向いた。



12. 生放送の反乱


生放送の日。

高槻はスタジオに立つ。

赤いランプが点く。

喉が冷たい。指が震える。


机の上に巻物が置かれている。

そこには、こうある。


『反乱は存在しない』

『声を失った者はいない』

『消えた町は幻』


ハロルドが微笑む。


「君なら優しく編集できる」


高槻は巻物を見つめた。

白いノイズが耳の奥で鳴る。

十年前の自分が囁く。『ここから先は、言えない』


高槻は、心の中で答えた。


――言える。今度は。


彼は巻物を破った。

紙が裂ける音が雷みたいにスタジオに響く。

スタッフが凍りつく。

赤いランプが激しく点滅する。

黙る魔法が喉を締める。


高槻は、声を“喉”ではなく“身体”で押し出す。

腹の底から。骨の奥から。


「南区の火災で、人は死んだ。

消えた町は、ここにある。

声を失った人は、今も生きている――声だけ奪われて」


言葉が光になり、スタジオを突き抜け、街へ溢れる。

光は均一じゃない。ざらざらしている。痛い。

でも、その痛みが現実だ。


ハロルドの笑顔が崩れた。

丸い輪郭が滲む。似顔絵の線が水に溶けるみたいに。


「君は国を壊す!」


高槻は言った。


「壊しているのは編集のほうだ。

痛みを消して、声を奪って、安心を売っている」


ミナがスタジオの端で手帳を掲げた。

消された名前のページ。

そのページが放送に乗る。


国中で、誰かが自分の名前を思い出す。

振り向く。声を出す。泣く。怒る。笑う。

忘れていた痛みが戻る。

痛い。だが、戻ったということだ。


赤いランプが、初めて“冷たくない赤”になる。

燃料の赤ではなく、血の赤に近い。

生きている赤。


高槻は最後に、呼吸の速さを落として言った。


「私は昨日、黙った。

怖かった。壊れるのが。間違えるのが。

でも、黙ったら、あなたたちは消され続ける。

だから――私は、黙らない」


言葉が落ちる。

落ちて、残る。

残って、誰かの胸で鳴る。



13. 夜明けの音


放送のあと、王都の空は薄い青になった。

二つ月は白くなり、鐘が鳴る。

その音が、ただの音ではなく、時間の続きに聞こえた。


高槻は塔の下に立ち、赤いランプを見上げた。

ランプはまだ点いている。

だが、もう脈打っていない。

誰かの声を吸わなくても、灯れるようになったのかもしれない。


ミナが隣に来た。

彼女は何も言わない。

ただ、手帳を閉じた。


高槻はランプを見上げたまま言った。


「私は、正しくなかった」


それだけだった。

言い訳も、理屈もない。


ミナは少し考えてから答えた。


「……でも、黙らなかった」


高槻は頷いた。

それで十分だった。


遠くで、誰かが名前を呼ぶ声がした。

返事が返る。

また別の声が重なる。


夜明けは静かだった。

だが、無音ではない。


高槻は歩き出す。

どこへ、とは決めていない。

ただ、言葉が残る方へ。

言葉が、誰かを消さない方へ。


赤いランプは、もう彼を追いかけなかった。

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― 新着の感想 ―
言葉の力と責任を描いた寓話のような物語。高槻が過去の「沈黙」と向き合い、恐怖を認めながらも声を取り戻す姿に胸を打たれる。赤いランプの象徴的描写や、現実と魔法が交錯する世界観が鮮やかで、読むほどに「言葉…
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