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第362話 SSSランクがやってきた

「田島先輩!タクシーが来てます!」

「お、世羅さんありがとう」


後輩から声をかけられたので門まで行くとタクシーから4人の女性が降りてきてた。


「はー……熊本ステーションから遠いわねー……お尻痛くなっちゃった」

「まぁまぁ。日本らしさは感じられたからいいじゃないか」

「け、結構外の景色を見られたからた、楽しかった」

「そうそう。いいところじゃなーい?空気が美味しいし」


4人の女性、メキシコのSSSランクの探索者『四つの太陽』のメンバーにして神、ケツァルコアトル、テスカトリポカ、トラロック、チャリチウトリクエがそこに立っていた。


「おー、お疲れ様。熊本駅からここまで大変だったでしょ」

「やぁ、あーさん。最初はバスで行こうと思ったんだけどね。どのバス停から乗ればいいのか分からなくてね」

「英語表記出して欲しいわよ!あと本数が多すぎ!」

「さ、最初福岡行きに乗るところでした」

「あれはケッチャンが悪いわよ。大っきいバスならどーにかなるって言うから」


……本当にお疲れ様。

熊本駅、なんだかんだバス停複雑だもんね。

うちの家の前まで来るバスもあるけど確か1時間に2本ぐらいだもんなー。

というか、今ニュースにも出てるメキシコのSSSランクがバスに揺られて家までこられても困るんだけどね!

要らんところで目立っちゃう。


「とりあえず!ご飯を出しなさい!ジャパニーズご飯が食べたいの!」

「ケツァ……じゃなかった。ケルーさん、落ち着いて。とりあえず肉はありますけど日本食っぽいのは用意してないような……」

「と、とりあえず中にお邪魔します。に、荷物もあるので」

「そそー。今日は泊まって帰る予定だけど良かったよね?」

「熊本観光まだ出来てないからよろしくー」


……あ、そういえばそうだった!

ゆりに話してはいたけど俺が忘れてた。

多分部屋は余裕あるから大丈夫でしょう。

そういえばゴン太も保部も泊まって帰るって言ってたもんな。

……本当に部屋に余裕あるか?

後で数えておこう。






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