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第360話 中華が届いた!

「ちりちゃん!このやさいおいしいね!」

「でしょう?とーさんの友だちがとってくるやさいはおいしいの!」

「これならたべれるよ!パパ!」


子どもたちのテーブルはお肉と野菜。

カニアレルギーの子がいたのでしっかり分けて提供してます。

ちりちゃんの同級生の親御さんから感謝の一言をいただいたよ。

好き嫌いが激しい子も多いからねー。

人参とかトマトはないから大丈夫でしょう。


「あらたー。野菜カットお願いできる?」

「おっけー。あれ?もう野菜ないの?さっきキャベツと玉ねぎカットした気がしたけど」


ゆりからの呼び出しでキッチンに向かう。

キッチンにはゆりとミミ、リリの3人がいる。

ゴン太と保部もバーニングカツオの藁焼きを手伝ってくれている。


「……あーあ、ガッツリ肉食べたいなー」

「お前が道間違えるのが悪いんだよぉ。いつもの道を通れば余裕で着いたのにぃ」

「うるせー。あっちがショートカットになるんだよ!いつもは!」

「「男ども!さっさと手を動かす!!」」


……お疲れやで。

ゴン太達一家は保部の持ってるバスに乗り合わせできたらしい。

途中ゴン太のショートカットを使おうとしたらバスがつっかえて色々あって遅れてきたそう。

既にコンロは埋まってたので子どもたちはそのまま子ども用コンロに座らせて家の中で手伝いながら食べてる状況だ。

後で肉しこたま焼いてやるから頑張れ。


カットした野菜を持ってまた庭に。

すると入口から万福寺さんがでかい皿を持ってやって来た。


「お疲れ様ですー。ご注文の品、持ってきましたよー」

「万福寺さん!ありがとうございます!」

「いやはや、人が多いですな!こんなにみんなが食べているのは久しぶりですな」

「それもこれも万福寺さんのおかげですよ。あ、お皿はこっちに置いてください。お肉もありますので言ってもらえればすぐに焼きますよ」

「ありがとうございます。あ、子猫はバーベキューが終わってから連れてきますね。まだ火がついてるとやけどとか怖いですし」


ありがとうございます!

子猫に関しては子どもたちが喜びます。

ゆりも楽しみにしてたしね。


これで最初の参加予定者は全部かな?

あとは遅れてくるって言ってた4つの太陽メンバーかな?

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