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第354話 親戚がきた!

「おーい、あらたー。くるまどこおいたらええー?」


家の門の周りに飾りつけをしていたら車がやってきて窓から声をかけられた。

中にいたのは中年の女性。


「あ、文代おばさん!今日は来ないはずでは?」

「親父殿に連絡してたけどねー。高速乗る前にスイカ位は差し入れしようと思ってね」


とりあえず車を敷地に入れて貰う。

文代おばさんに聞いたら今から取引で鹿児島まで行くとの事。

差し入れのために家まで来てもらうなんて申し訳ないなー。

車の中からスイカが5玉出てきた。

ゆりと一緒に受け取ってキッチンへ。


「わーい!ありがとうございます!このスイカ、もしかして黄色いヤツですか?」

「そそー。金色羅王。ゆりさんは赤肉よりも黄肉の方が好きだもんねー」

「金色羅王って育ててました?いつも赤肉でしたよね?」


黄色い果肉のスイカは中々ない。

確か地元でも育ててる人少ない珍しい品種だ。

スイカと言えばやっぱ赤肉だもんねー。

道の駅とかで見るけど売れ方が違うもん。


「これは町秋が個別で育ててたんよ。あらた君がSSSランクに上がったって知ってから来年お祝いしようってね。ゆりさん、スイカ苦手だけど黄肉なら喜んで食べてたしって。だけんまだ甘くないかもしれんな!ハハハッ」

「まじっすか!兄貴にお礼言わないと!」

「そうだね!今度お礼の品持っていきますね!」


とりあえずスイカを冷やしてから簡単にお肉をおすそ分けを渡して文代おばさんを見送った。

メインディッシュは出せなかったから個人的に作ってたサンドイッチ。

オーク肉を焼いてカラシとケチャップ塗って挟んだだけ。

俺が作れるズボラ飯で1番手間かかってるやつだよ。

車の中で食べながら行くらしいので気をつけてー。






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