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第332話 実食!バーニングカツオの刺身

「ふぉー!この刺身!カツオの旨みが口の中で広がるっす!」

「ん!おいしい!」

「いやー旨いな。薄すぎず厚すぎない。保部、お前料理人なれるぞ!」

「いやいやぁーまだまだだよぉ」


照れるな照れるな。

けど、本当に美味しいよな。

ちょうどいい大きさだからしっかり噛み締められるし小骨もしっかり取ってある。

その辺は子どもが多い保部の心遣いかな。

ありがとうございます。


学生のみんなもバーニングカツオの刺身を堪能しているようで良かった。

学生の時ってなかなか魚食べれないからね。

料理するのも面倒だし、すぐ腐ってもったいないしで買わないんだよねー魚。


:かー!羨ましい!

:酒は?酒はまだ!?○芍薬巫女様なのじゃ!〈50000円〉

:昼時だから腹が減る

:学生裏山

:この配信見てるだけでもツマミになる

:酒は出てきませんよ!何配信垢でコメントしてるんですか!巫女様!○砲煙バクハですの!〈50000円〉

:まだ漬け残っててこの衝撃

:バクハ嬢も参戦かよwww

:これはねおばーちゃるとコラボ待ったナシ


「近見先輩!米出来ました!」

「おっけ!さ、田島さんも皆さんもどうぞっす!」

「おぉーありがとう!チャチャッとライスもこんなに早く出来るんだね」

「ん。炎魔法と雷魔法の応用。擬似的に電子レンジを作るだけ」

「サラッと言ってるけど箱無しでそれが出来るのはあーさんレベルだよぉ……この子も規格外だねぇ……」


失敬な!俺もここまで便利魔法は作ってないぞ!

サークル棟までの坂が急だから無理やりエスカレーターに作りかえただけだぞ!

後で怒られて元に戻したけどな!


チャチャッとライスが出来たので漬けを上に載せる。

漬けとご飯を一緒に口の中へ。

ホロホロっと溶けるように身が消えてご飯がさらに欲しくなる!

そもそもこのタレ!いいお酒を使っているせいかしっかりと風味があってバーニングカツオの脂と調味料が合わさって最強に見える。

タレだけでご飯3杯いけるな!


ほんと、保部ありがとう!



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