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第321話 次は粘液!

「酸素はこれでいいとして……あと何がいるんだっけか?」

「水中で移動しやすいように飛沫扇貝の粘液かグラビティストーンやな」

「どっちも中層にあるからぁ、今から採取しないとなぁ」


飛沫扇貝の粘液は空気を送ると風船のように膨らんで外に酸素が漏れなくなる液体。

これを身体にかけてさっき作った空気草の酸素を送ることで、人の体サイズの風船が出来て水中でも両手が使えるし喋ることも出来る。

最悪顔と上半身だけ包まれれば何とかなるので量はそれほど必要ない。


グラビティストーンはこぶし大でも5キロほどある石。

水中だとどうしても身体が浮いて潜ることが出来ないから腰に着けておくとスムーズに動けるようになる。

ちゃんと加工をすると水中でも地上と同じ動きが出来るようになるらしいけどそんなに活動する予定は無いのでポケットに詰めるだけにしておく。


「飛沫扇貝の粘液って粘り気がないから塗ってる気がしないのは俺だけか?」

「ゴン太はそもそもが塗る量が多いからなぁ。まぁバブルスーツになる時は最低限顔が覆われればいいしいいんじゃねぇかぁ?」

「そーかー?覆うなら腕まで覆いたいぜ……うっし、こんなもんかな」


サクッと中層でアイテムを集めながら中層を攻略。

ボスが飛沫扇貝のでかいヤツだったからラッキーだったよ。

合計でドラム缶1個分ぐらいの量になったんじゃない?

採れたての粘液を頭からかけていくゴン太と保部。

俺も粘液をかけてからペットボトルから酸素を送り出す。

最初は顔についていた粘液が離れていき、俺の身体の周りにドームが形成される。

ドームの厚さは数ミリだから攻撃とか受けるとすぐ割れるので注意が必要だけど今日は採取が目的だからヨシ。


「それじゃ、下層に行くかー」

「「おー!!」」






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