表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

148/391

第144話 アメリカで食事会

「食事会だ!」

「「「うぉー!」」」

「ゴングさん!田島さん!なにはしゃいでるんですか!」

「ケルー!お肉取りに行く前に手を洗って!」


はい、すみません……

食事会は『ランダムラッシュ』の前にある広場で開催されている。

ダンジョン前なので一般の人も参加できるそうで、出店も多く出店してる。

一応オークション参加者はVIP席が用意されているのでそっちで食べるようにアナウンスされてる。

まぁ俺とかは小市民ですので、一般的な料理が一番なんだけどね。


「ふぉー!タンカーヒラメに爆裂トマト、珍しいダンジョン食材ばかりだなー。あ!ワイバーンのTボーンステーキだ!これは旨いですよ田島さん!」


……前言撤回、美味しい料理が一番です。

ゴングさん、俺の分も残してね!


「ヘイ!日本人!楽しんでるか……って聞かなくても楽しんでるな!」

「あ、マローさん、お疲れ様です」


マローさんがテーブルにやってきた。

テーブルの上は各自が取ってきた料理が山のように積んでいる。

ケルーさんもそうだけど、ネクロさんがガッツリ食べる系だったのは以外だったな。

Tボーンステーキ、もう5枚目だよ。

あ、俺とゴングさんは8枚目の骨を咥えてますよ。


「私たちギルド職員がいたらお邪魔だと思いますので向こうに行ってますね」

「わたくしもお供しますわ」

「すまないね。お願いするよ。リリアがあっちでデザート食べてるから情報交換してくるといい」


立川さんと砲煙さんはリリアさんのいるテーブルに向かった。


「俺たちは可能であれば聞いていたいな」


クリーチャーズの面々は、残りたいとマローさんに伝える。


「まぁ秘密にしておくことでもないし、オッケーだ。じゃサクッと本題にはいるよ」


マローさんが真剣な顔をして俺を見る。


「アラタタジマ、君は人語を喋るモンスターにあったことがあるか?」



……うん、ありますね。

なんなら動画配信に載せてますな。

あと横にいる4人も亜人といえば亜人ですし。

たしかアーカイブの再生回数3億を突破してた気がする。

もしかして、マローさん配信とか見ない人かな?


「……えっと、マローさん。動画配信とか見ます?」

「ん?あーダンジョン攻略してるやつだろ?俺は自分の目で見たものしか信用してなくてね。その辺は詳しくないんだ」

「な、なるほど……」

「アラタ、君は配信とかしてるのかい?」

「……とりあえずこれを見ていただきたいです」


この前のトミーとの雑談配信を見せる。

動画を見ていたマローさんがだんだん険しくなる。


「わーぉ、これは本当かい?ガッツリ映ってるし会話もしてる……フェイクじゃないよね?」

「違いますよ。私の友人です。証拠ならこの時もらった鉄板……じゃなかった剣をお見せしますよ」

「……いや、剣の話はリリアから聞いていたから大丈夫だ。俺も人語を喋るモンスター、君が言う亜人とあったことがあってね。その話がしたかったのさ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ