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第143話 食事会にどうですか?

マローさんとの話が終わり、『四つの太陽』のメンバーもメキシコギルドの人に連絡するために一旦はなれるそう。

俺と立川さんはとりあえずロビーでくつろぐ。

後から砲煙バクハさんとネオンロードさんたちが合流するからだ。

アンバサダーの二人はオークション内ではなくロビーで取材するのがメインらしい。

生配信で取材してたそうだから後でアーカイブ見よう。


「ただいま戻りましたわ!取材って初めてでしたから中々大変でしたわ~!けどとてもたのしかったですわー!!!」

「俺も人に質問するって中々したことなかったから疲れたー……って田島さん?ぐったりしてません?」

「……ぁ?……あぁお二人とも。取材お疲れさまでした」


俺はか細い声で二人を労う。

……まさかロビーで他国の取材班に捕まって質問責めに会うとは。

立川さん、英語は分かるけど他の言語は分からないって俺に丸投げしてきたし。

喋ることだけなら出来るからね、共通言語魔法様々ですよ、はい。

プライベートの質問は全部無視して深淵の話だけを答える形で捌ききったよ……


「……もう取材はコリゴリ」

「……お疲れ様です、田島さん」

「……お疲れさまですわ~、コーヒー飲みます?」


……頂きます。

ネオンロードさんと砲煙バクハさんの取材は順調だったらしく各国の要人からSSランクの探索者に質問などバリバリ活動していたそう。


「フランスの『絶対聖女』と『不落城砦』の2人に話が聞けなかったのが心残りですわ~。オークションに興味がないとのことで要人警護ということで取材NGでしたわ」

「俺もー。イタリアの『深紅の仮面』『魔道王』にも聞けなかったよ。あの2人も要人警護だってさ」

「へー、オークション参加してなくてもSSSランクの人そんなに来てたんですね」

「そうそう、やっぱオークションって世界的なイベントだからね。SSSランクは殆ど集まるんじゃないかな」


ネオンロードさんがコーヒーを一口飲む。

やっぱオークションってすごいねー。

この後の食事会も楽しみですねー。


「あ、そういえばアメリカのマローさんから食事一緒にどう?って誘われたんですけどネオンロードさんも砲煙さんも参加されます?一緒にメキシコのSSSランクの4人も参加されるそうですが」

「え!あのアメリカ最速の男!?いくいく!絶対行く!」

「私も!SSSランクの方にお目にかかれる機会ってそうそうあるものではありませんから!ランクアップの秘訣とか伺いたいですわ!」

「了解です!じゃ皆で行きましょー」






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