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第135話 すみませんでした!!!

「まったく!勝手にダンジョンに入って、勝手にバケモノ倒したってどう言うことよ!」


はい、おっしゃる通りです。ごめんなさい。


現在、リリアさんから解放されてホテルまで帰ってきたら、サオリンに見つかってホテルのロビーで正座して怒られております。

お前オークションの取材中じゃなかったんか……


「オークションよりも重大事件でしょ!深淵のモンスター……いや、亜人?がダンジョンの中層で見つかったって。世界崩壊まで噂されてたんだからね」

「マジかー」

「しかも、なぜかソロであーさんが突っ込んだって聞いたし!奥さんと子どもがいるでしょ!なに考えてるの!」

「……本当にすみません」


もう土下座するしかありません。

ごもっともでございます。


「いい?無理はしないでよね!中学の時も色々やらかしてるんだから!(……あれは公になってないんだから!)」

「はい……(ってあれを記事にするなよ!地元が燃えるぞ!てか俺が黒歴史で死ぬ!!!)」

「(分かってるわよ!ニュースに出来るわけないでしょ!私も炎上するっての!!!)」


あの話はマジで公開できないからな。

本当にダメなやつだから、俺の黒歴史なんだよ……


「……ロビーで騒いでるときいて飛んできましたけどなにやってるんですか!」


あ、立川さん。

どうやらSSSランクの探索者を土下座させている記者がいると連絡があって慌てて飛んできたそう。

すみません、個人的なやつなのでおきになさらず。

立川さんにサオリンと二人で頭を下げてその場を後にする。




オークションについては、予定どおり開催されるそう。

ピエロ討伐でオークション参加しなくていいと言われてたけどあまりにも早く討伐してしまったからそのまま出るように連絡があった。

……こんなことならゆっくり行けばよかった。




あ、やっべ参加者リストの把握してなかった。

ネットで調べて顔と名前を把握しないと!

サオリン、なんか情報持ってないかな?

あとで聞いてみよう。





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― 新着の感想 ―
サオリンとかいう女は何の権利があってこんな理不尽なことをしているのだろう 主人公は個人的な〜といっているが、それでは済まないのが社会人 端から見たら、一地方局の新人記者がホテルの廊下という公共の場で注…
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