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コロシタノダレ ~黒幕の脅威と地下学園脱出~  作者: まつだんご
―エピソードⅦ― 「救世主と首領崩し」
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第六十五話 『 少女の覚悟と悪魔の暴走 』 2/3


 ハンドガンを振り回す悪女


 彼女のその右手には鎌倉雲人から盗み取っていたハンドガンが見える。1発の銃弾がセットされたハンドガンの銃口を無差別に向けてくる六条冬姫と名乗ってきた謎の女。その表情は、一線を越え暴走した女の悪の部分が強く浮かんでいるような狂顔。


 口から唾液がこぼれて視点がずれている。全ての生物は己の死を目前に、又は自分より一回り強い生物にこれから支配される場合において、それに対抗・反発しようと限界値とは異なる潜在能力が発揮され、何がどう変化し暴走へと繋がるのか分からない。


 これから起こる可能性として挙げられるのは六条と名乗る女の暴走について。その結末は他人を巻き添えに止められなくなった自身の暴走に耐え切れず自害をする可能性。


 次いで此処にいる他者の人質をとって脅しで逃亡を成功させ、最終的にはプレイヤー全員の脅威の存在へと成り下がってしまう可能性。又は逃亡に失敗して逃走経路を失い状況が硬直化される可能性。


 どちらにしてもこの状況で彼女を刺激させるのはあまり得策でない。しかしながら此処に居るプレイヤーが人質にとられる訳にもいかないので、ここは一旦彼女1人単独で退いてもらいたい。


 六条と名乗ってきた謎の女を処刑するにも投票が必要とされ、モレクの投票で裁くには彼女の本名を知る必要がある。何故なら彼女が名乗ってきた六条冬姫とは偽名であり、チュリぞうの本名であるからだ。


「御人形さんの処刑を確認してから人質を1人さらい貰う。そうねぇふふ、ジョーカー君には勝手に動き回られても何かと面倒そうだしあんたを人質に選ぶわ」


 謎の女が瞬時に思い描いた逃走方法は、チュリぞうこと六条冬姫の処刑を確認し次第にジョーカーである夏男を人質にこの場を去るという流れ。


 彼女の狙いはあくまでチュリぞうや黒幕サイドの首。黒幕サイドのチュリぞうがドン釈と約束した掟を破った為にこれからドン釈サイドの〝道化部隊〟が動いて処刑決行される手筈。


 天井にセットされた監視カメラを見つめるチュリぞう。


『ごめんなさいパパママ様。チュリはパパママ様の望んだ人形には成れないポンコツみたいだネ。でもねでもね、いつもパパママ様が遠くでチュリを見守ってくれたの知ってるんだ。どうしてだろうね。死ぬと分かったらドン釈なんて怖くなくなっちゃったよ。ねぇパパ様、ママ様?』


 監視カメラ越しに遠くで生放送を見ているだろうチュリぞうの両親に言葉を投げているようだ。小さな身体で自身の死を受け入れた彼女を支え、背中を押し続けてくれた〝パパママ様〟の存在。


 辺りが静まり返る。ハンドガンをプレイヤー達に向けながら入り口付近まで退いている悪魔の女。その脅威によって身動きがとれないでいるプレイヤー達は幼いチュリぞうを見ている。


 チュリぞうと悪魔の女を交互に見ている夏男に1つの条件が思い付いた。それはとても悲しい条件と残酷な判断である。


「待てよ六条。あんたはチュリぞうの処刑が、いや、最終的には黒幕サイドを完全に潰すのが目的なんだろう。それは俺も同じだ。俺だってこいつらをぶっ潰す手段さえ分かれば今直ぐにでも〝チュリぞうを含む全ての黒幕を殲滅させたい〟と思っている。俺の言っている意味が分かるな。何も俺らとお前が今此処で無駄な争いをする必要なんてないんだ」


 夏男の大胆な発言に対して舞園創が驚きを隠せないでいる。堪らず夏男に突っ掛かる。


「ちょっと神埼君。今の発言どういう意味だよ」


「ん、言葉通りの意味さ。黒幕サイドを全てぶっ潰せばこんな殺人ゲームから俺達全員で今直ぐ抜け出せる。こんなふざけたお遊びを人体実験だなんて括りで〝意味を持ったゲーム〟風に言い包められながら俺達は此処に閉じ込められているんだ。そんな勝手な都合は許せた話じゃない。何が人体実験だ」


「待てよ神埼く……神埼。君の目の前に居る女はお前を騙し続けていたんだぞ。ゲームが始まる前から六条冬姫に成済ましてプレイヤーの亀谷さんまで殺した嘘つき殺人者だ。亀谷さんは僕の通う学校の先輩でもある。亀谷さんはきっと、亀谷さんの命を狙ったあいつを守る最中に背後を襲われて殺されたんだ。自分の身に何が起きたのかも分からず倒れる身体に意識を向けて強制的に命を絶ったに違いない。そんな人間とは思えない罪を犯した殺人者と君が争う必要はないと言うのはどういう意味だと聞いている!」


「そんな事お前に言われなくても証拠を集めた俺が一番分かってる。だったら何だ。今から此処で拳銃を持った悪女と殺し合いを始めようと言いたいのか?」


「おいてめぇ答えになってないんだよ。お前の言い分から考えるに、お前が今発言した言葉の意味は〝俺達と目的が同じなのだから争うのではなく手を取り合おう〟と言ってるようなものじゃないか!」


「何を熱くなっているんだ舞園。何か間違っているのかい?」


 迫ってきた舞園創が至近距離まで近づいてきて神埼夏男の胸倉を掴む。歯をガタガタいわせて夏男を睨み付ける舞園に対し、冷たい目をして舞園を上から見下ろす夏男。人を見下したような冷たい目を至近距離で見た舞園が感覚的に抱いた感情は何故か、心全体押し潰されそうな程〝大きな恐怖〟だった。


「お前……」


「舞園。お前は何も分かっていないようだからハッキリ言ってやる。確かにお前の言う通り、其処にいる六条は怪物から身を守ってくれた亀谷の無防備になった背中を襲ってその手で殺めてしまった。そうだ。彼女は殺人者なんだ。そんな事は何日も前から物的証拠を元に疑ってきた。そして今回の事件は決して事実が覆る事のない罪深き行為に過ぎない」


「だったら何でその女を庇う言い方してるんだよ」


「逆の発想をで考えろ舞園。彼女が殺人者であるのは間違いない。その目的は、このゲームを裏で操る黒幕サイドを殲滅するというもの。やり方が間違っているにせよ結局は〝そうさせているのが黒幕〟だという事だ」


 上から舞園を見下ろす夏男の冷たい目線が更に冷たく尖らす。最初からこの殺人ゲームに参加させたのは黒幕であってゲーム中に「人を殺せ」と何度も煽ってきたのも黒幕。結果的に殺人が成功した一部の枠ミッションに対してゲーム脱出成功条件を満たして自由を許可する悪質なシステムを導入したのも黒幕。


「此処では殺人という行為そのものを、プレイヤーの〝正しい選択肢〟と仕向けた黒幕達の悪質な思惑が辺り一面泳いでいる。六条はそんな状況に耐えられずに亀谷を殺したんだ。それは黒幕サイドが殺しを行うよう仕向け続けた殺人ゲームに強制参加させられているからであって彼女の本意ではない。状況的に言ったらこの場は黒幕サイドの人間が処刑される結末になろうがそれは自業自得だ」


「じゃあ何だ。亀谷さん殺人事件は六条を殺人者に変化させたこの環境に強制送還させて閉じ込めた黒幕サイドの責任だと。だから黒幕サイドであるチュリぞうのこれから行われる処刑を止めるつもりがなければ此処で六条と争う必要もないと?」


「俺達が今敵視すべき人間は狂人の六条ではなく黒幕枠がほぼ確定しているそこの幼女だ」


 黙り込む舞園。夏男の話が納得出来た訳でもないが、力が抜けてから掴んでいた胸倉から手が離れる。絶望感とも少し違う。この状況に納得が出来ないでいる。


「状況を見る感じでは、人を騙し続けてきたペテン師女と騙された幼女が処刑にまで追い込まれて絶体絶命のピンチ、のようだ。が、見誤るな。そこにいる女の子は今まで殺人兵器チュリップぞうさんとして俺達プレイヤーの死を笑ってきた悪魔の正体だ。その悪を根絶やしにしようと立ち向かった方が狂人の六条。何も六条の正体が分からなくとも予定通り六条冬姫という名前のプレイヤーに投票する。その代わりにこの場は六条に見逃して貰いハンドガンをこちらに返す条件を要求。又は六条に最低限協力する。交換条件、この場に置いて最も安全な策とは思わないか」


 夏男の冷たい考え方を聞いて舞園創の怒りが再び溢れ返る。また夏男の胸倉を掴んでこちらに引っ張り込む。互いに睨み合って一言ずつ。


「この場は死にたくないからあの女が犯した殺人の罪を見なかった事にしろと言うのか神埼」

「こんな殺人ゲームで人の命をルール上裁くべきだと考えるお前の主張は度が過ぎるぞ舞園」


 初めて正義と正義が衝突した〝2人の主人公〟その内容はハンドガンを持つ六条に屈服してチュリぞうの処刑を続行させるか、犠牲者が出るリスクを引いても六条に反抗してチュリぞうの処刑を止めるべきかというもの。


「舞園、俺はゲーム開始初日からチュリぞうに警告をしてきたんだ。犠牲者が出た場合は俺がお前を殺すと。それが今此処で実行されるべき時であって俺には黒幕サイドを除くプレイヤーの皆を守る義務がある。それも議論が始まる前に約束している」


「だからって六条の罪を受け入れるだなんて、それこそ個々の信頼が崩壊する結末を招くだけで解決にはならないじゃないか。此処は僕が無理にでも彼女からハンドガンを奪って本名を聞き出すんだ。狂った人間が作ったモレクの裁きで処刑……結構! それでも絶対に彼女を野放しには出来ない!」


「この命知らずが。死にたいのか!?」


「殺人者と一緒に生活するなら誰かを守って死んだ方がマシだ!」


「お前1人の命で何とかなる事態じゃない。六条を刺激させるな」


「何でそんなに殺人者を庇うんだよお前は!」


 お互いに胸倉を掴み合って床に倒れてしまう。勝手に動くなと後ろで拳銃を構える六条が2人に警告をしてから一言だけ。


「そろそろね」


 道化仮面達の気配を感じたのか「そろそろ始まる」と微笑みながら発言した六条。次の瞬間、裁判室入り口の大きな扉が口を開いた。室内に入室して来たのはピエロ仮面を顔に被った道化部隊総勢17名。ピエロ達を確認した六条は勝ち誇った顔をしてチュリぞうを煽る。


「最後に何か言い残す事はあるかしら六条ちゃん?」


『死ぬのは怖くない。でも、何でオ前がジョーカーに見逃して貰っているの。何でチュリは〝亀谷さんを殺していないのに処刑〟されないといけないの?』


「ジョーカーは賢い探偵さんなのよーうふふ。パパーママーって泣いてるようなポンコツ幼女のあんたより、黒幕に立ち向かった勇敢な私の命の方が重いという事に気付いただけの話。ま、当然の結果だわ!」


 黒幕に手を貸したチュリぞうではあるが、冷静に考えると何で罪を犯した六条が生き残り罪を犯していないチュリぞうが処刑されるのだろうとも思える。夏男の言い分も分からなくはないが、犯人が発覚しておきながら処罰の対象を少数の意見で変えている残酷な状況。


 ピエロ仮面の集団がチュリぞうを囲むように走って来る。その迫力に圧倒されたプレイヤー達が一斉にチュリぞうの傍から離れる。不本意な死が確定したとはいえ、それを受け入れたチュリぞうが最期の覚悟で六条をモレクで裁こうとした計画が崩れる。


 今回の1件をきっかけに自身が犯した罪とその償いとされる死を受け入れた。いいや違う。チュリぞうはドン釈の実験計画に正式参加したあの日からずっと……ずっと死に逝く日が近いうちに訪れる事を知った上でそれを受け入れ続けて生活をしていた。


 わずか9歳にしてドン釈に認められた天才少女が死を受け入れた今でも悔いている事がある。それは彼女の実の両親であるパパ様とママ様を救えなかった事。元気な顔をして再会出来なかった事。離れていても親と子を繋ぐ向日葵の花が吹き飛ばされてしまう。


 ピエロ部隊の1人に顔面を思い切り殴られた衝撃で帽子が吹っ飛んでいた。床に倒れた彼女は、殴られた恐怖と痛みから本能的にピエロ仮面の立つ方向とは反対側へ走ろうと立ち上がる。


 しかし動きにくいサンダルが脱げてまた直ぐに床へ転んでしまう。と同時に反対側から彼女の行く手を阻もうと別のピエロ仮面が彼女の髪の毛を鷲掴みにして身動きを封じる。


『パパ様、ママ様!』


 死を受け入れているとはいえ彼女は小さな身体をした9歳の子供。これからこの人達にリンチされて殺されると思うと恐怖に支配されて涙が零れる。


 その様子を入り口付近で見ている偽者の六条の右唇が上向きに動いて微笑んでいる。この戦いを経て勝ち誇っているようだ。それにしても、9歳の幼女が17人の大人達に暴行を加えられるその光景は残酷そのもので見ていられるものではない。


 ダレもが黒幕のあのチュリップぞうさんだからと胸に言い聞かせては無理に納得しようとしているといったところか。しかし例外もある。舞園創だ。


 彼の怒りは頂点に達して後先考えずに17人のピエロ仮面がチュリぞうを囲っているその場所へ突っ込もうと走り出す。しかしそれを後ろから止めるのは神埼夏男だ。このまま舞園創を1人で行かせたら黒幕サイドに逆らった罪で処刑されてしまうかもしれない。


 夏男にとってどうしようもないこの状況からこれ以上犠牲者を出す訳にはいかない。しかし舞園にとってそんな夏男の一方的な正義感で身動きを封じられたところで納得出来る筈もない。神埼のやっている事は「大人達が9歳の女の子を囲って暴行を加えた殺人現場を見て見ぬフリをする」残酷な行為と考える。


『痛いやめて下ざい。ジョーガー助げで下ざい!』


 右手にピンク色の手紙のような物を握り締めて何故かジョーカーに助けを求めるチュリぞう。あの手紙は何だ?


 そうこうしている間にピエロ仮面による3発目の蹴りが繰り出される。それはチュリぞうのお腹を目掛けて放たれ接近してくる。見てはいられないと咄嗟に目を瞑るチュリぞう。次の瞬間、掘り出された過去の記憶が瞬時によみがえる。


 それはチュリぞう自身の両親が〝巨大な力〟に屈して黒い影で映るドン釈の手元に引きずり込まれる記憶の実写。2年程前、チュリぞうが7歳の頃の記憶だった。必死に大きな影に吸い込まれる両親に手を伸ばすが全然届かない。


 こんな状況なのにも関わらず夢は続く。いきなり場面が移動してから赤い川の景色を背景にドン釈の誘いを受けた〝運命の日〟の記憶が浮かぶ。当時7歳だったチュリぞうの両腕を優しく掴んだドン釈と〝約束〟を交わしたあの日の記憶。以下、黒い影として映る生ドン釈と7歳チュリぞうの会話。


「冬ちゃんのパパとママは今〝大きなお城〟で仲良く暮らしているんだ。だから安心してほしいな」


『パパ様とママ様の事知っているの。あなたはダレなの。どうしてフユはパパ様とママ様と一緒に暮らしちゃいけないの?』


「――寂しいのかい?」


『うん。だからお願い。パパ様とママ様に会わせて。フユ良い子にするからまた一緒に暮らしたい』


「我がままな子」


 赤い川が次第に黒く染まり、辺り一面に生きた人形と見分けがつかない程の良出来マネキンが何体も転がった部屋。黒い影として映るドン釈と7歳チュリぞうの2人の距離は変わることなく場所が移転された。目の前で何が起きているのか分からず、ポカーンとした表情で辺りをキョロキョロしているチュリぞう。次の瞬間、先程からドン釈に優しく掴まれていたチュリの両腕に違和感を感じてきた。


『痛い、痛いよ離して……痛い』


「こっちへおいで」


 恐る恐るドン釈に引っ張られるままその胸に近づいていくチュリぞう。気付けばドン釈に強く掴まれていた両腕に大きなあざができていた。黒い影として映るドン釈の口部だけハッキリ実写されて白い歯を見せ付けた。


『な、なに?』


「良いかい冬ちゃん。良い子にして大人達の言う事を聞いていたらきっとパパとママに会える筈だよ。だから約束の未来図に役立つ合言葉を教えてあげる」


『あいことば?』


「合言葉は〝カマガハエテル〟忘れちゃいけないよ」


 ドン釈と約束を交わした〝あの日〟の記憶が途切れる。次の瞬間ふと意識を取り戻して目を開けると同時に右頬から重みを感じる。状況は最悪、ピエロの1人に顔を踏ん付けられていた。


 涙を流して倒れ込んでいるチュリぞうの心に広がる思い出は、どれも両親パパ様ママ様やそれを連れ去ったドン釈のものばかり。後悔はしている。せめて、せめてもう一度パパ様とママ様に会いたい。今までの出来事を話したい、聞きたい。


 ママ様の胸で泣きたい。パパ様におんぶして貰いたい。出来る事ならまた一緒に暮らしたいと密かに夢を見ていた。それは彼女自身が苦しい状況下で生きる希望そのものだった。何でも良いから〝何処か遠くに連れて行ってほしい〟


 「その子から離れろクズ共」


 誰かの声が〝現実〟で響いて聞こえた気がした。生きるを諦めかけたその時だった。右頬の重みがなくなり、目線を右へ向けてみると自分の顔にピエロの足が乗っていないのに気付いた。次にピエロ仮面を被っていない1人の男がチュリぞうを背中に立っている。彼女を囲っていたピエロ達がその男の行動に驚いてそれぞれ1歩ずつ下がる。


「お前ら! そんな大きな身体で寄って集って9歳の女の子に暴行を加えるなんて一体どういう神経してんだ。同じ人間とは思えねぇ。覚悟は出来てるんだろうなピエロ勢」


 17人のピエロを相手に赤髪コック〝電田龍治〟立ち上がる! 3/3へ→


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